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ポケカ3月下旬 環境について (ダブルブレイズ)

はじめに


ご覧頂きありがとうございます。
ライティングは久しぶりなので至らぬ点があると思いますがご容赦下さい。また自分の為のメモ代わりにも利用すると思いますので参考程度にご覧頂けると幸いです。


本文はここから!↓

《現環境ランキング》

『Sランク』
(現時点でAAランクのデッキと同等以上で相性による有利も付いてる、使用率も高めで強い)
・ズガドーン単(非GX)
・デスカーン/ギラティナ

『AAランク』
(Sランクに劣るが高いデッキパワーを誇り使用率が高いデッキ、メタを張る事によってSランクのデッキと肩を並べることも可能。個人的に使用率だけだとSランクより多い気がする)
・ジラーチ/サンダー(ウルトラビースト)
・ウルトラネクロズマGX/カラマネロ
・ピカチュウ&ゼクロムGX

『Aランク』
(新カードの登場により有利不利が増え相対的に使用率が下がってしまったデッキ達が多々見受けられるが、まだデッキパワー、カードパワーが高く構築の幅が広く他のデッキに対してメタも貼りやすい場合がある)
・フェローチェ&マッシブーンGX単
・ゾロアークGX系統
・ズガドーンGX/アーゴヨン

『Bランク』
(カードパワー又はデッキパワーどちらかが高いがAランクに比べると低め、また上位デッキ達に相性的に不利な部分があるデッキ、まだ未知数ではあるがあまり活躍していない)
・レシラム&リザードンGX
・アンノーン(HAND)
・ドサイドンLO
・サーナイト&ニンフィアGX
・サーナイトGX
・エルフーンGX
・カメックス系統
・バルキーウィニー
・UBビート(非GX)
・カプ・コケコ/ナゲツケサル

《Sランク、AAランクの位置づけの理由》

まずSランクについてです、ダブルブレイズが発売されてしばらく経ったこの時期…最初のシティリーグにてジラーチ/サンダー(以降ジラサンと略称)、レシラム&リザードンGX/バクガメスが優勝しました。これにより巷ではレシラム&リザードン(以降レシリザと略称)が流行り相対的に他のデッキの使用率が下がりました。
現状の環境を見ればレシリザが減りつつSランクのデッキが流行り始めたのですが、自分はレシリザが優勝した要因は二つあると考えています。
まず一つですが、使用率の高さです。構築、プレイング云々の前に数字上ではレシリザの使用率が高いので勿論レシリザが優勝する確率は高いです。
そしてもう一つはダブルブレイズ発売前まで流行りに流行っていたピカチュウ&ゼクロムGXのデッキ(以降ピカゼクと略称)に対してレシリザは微有利という立ち位置に居たのです。これにより更に有利対面が多く存在している環境下でレシリザの優勝する確率は更に高くなります。
以上2つの理由によりレシリザは優勝するべくして優勝しました。
ですが研究が進むにつれてあまり注目されていなかったカード『ズガドーン(非GX)』が次のシティリーグで優勝しました。自分は発売前から「レシリザは大した事無い、ズガドーンが間違いなく強い」と騒いでいました、身内の人達にもあまり注目される事なく使い続けていましたが、シティリーグの結果を見て納得しました。
非GXで青天井の火力が出る、HPが120と低く無い。このスペックで弱いはずがない。ただ、技を撃つのが難点ではあったのが注目されていなかったのが一つの原因だと考えています。が同時期に新カードとして登場した『溶接工』、『炎の結晶』、この2枚が在れば容易に技を撃つ事が出来ます。
そして、強みはこれだけではありません。『ズガドーンはUB(ウルトラビースト)』なので『ビーストリング』、『ルザミーネ◇』、『ウルトラスペース』など恩恵が受けられるカードがあります。
この要因も含めデッキが完成すればデッキパワーはとてつもなく高い事が約束されていました。
シティリーグで優勝したデッキレシピを観てもらえればわかりますがデッキ構築が(ズガドーン単)なのでこのデッキを0から組むには時間が掛かるのは必然だったのではないかと考えられます。ダブルブレイズ発売後最初のシティリーグはダブルブレイズが発売されて時間があまりにも無かったので研究が進まなかったのも一つの原因であると考えられます。(自分は次の日にも完成させて新弾バトルで優勝しましたが…)
以上の理由でレシリザは実績を残しましたがズガドーンがそれに覆い被さるように結果を出しました。これからレシリザは数を減らしズガドーンが流行ると誰もが考えるでしょう。
ですがもう一つのSランクのデッキ、デスカーン/ギラティナ(以降デスカーンと略称)が存在する事によって簡単にはズガドーン環境にならないでしょう。
何故ならズガドーン単に対してデスカーンは有利が取れています。ズガドーン単の弱点は技を撃つ為に必要なカードが複数存在します。『火打ち石』、『炎の結晶』、『溶接工』、『ブルーの探索』、複数枚のエネルギー、などが在ります。デスカーンのデッキは相手の手札に干渉する『マーシャドー(やぶれかぶれ)』が無理なく毎ターン使用する事が可能でズガドーン単はこの手札干渉を毎ターンされると間違いなく攻撃が出来ないターン、又はデスカーン側のポケモンを倒す事が出来ないターンが生まれます。そして『デスカーン』のHPは120で炎エネルギーの要求枚数は3枚、『マーシャドー(やぶれかぶれ)』は引く枚数が4枚、返しのターン始めの1枚で合計5枚です。要求するカードは特定の物が多く5枚の中に目的のカードがある確率は低く毎ターン(やぶれかぶれ)をされるとどんなに引きが良くても転ぶターンが出来ます。そしてルザミーネ◇を使われてもデスカーン側はダメカンを乗せる事が出来、技を撃たなくても次のターンでサイドを2枚取りする事が容易です。
ですが、そんなデスカーンでも苦手なデッキが存在します。それは『TAG TEAM GX』の様なHPが高いポケモン+回復or回収する事が得意な部類のデッキです。最近だとフェローチェ&マッシブーンGX(以降フェロマッシと略称)、ゾロアーク系統のデッキ等です。デスカーンは『ギラティナ(やぶれたとびら)』を複数回使い回す事によって相手のベンチポケモンにダメカンを乗せてサイドを一気に複数枚取るデッキですが上記の2つのフェロマッシ、ゾロアーク系統は『アセロラ』、『まんたんのくすり』でダメカンを取り除く事が容易に出来てしまいます。フェロマッシに関しては『マーシャドー』を使っても技を撃つ為に必要なカードが少なく事故を誘発しづらく、ベンチにHPの低いポケモンが一切並ばないのでデスカーン側は苦戦を強いられる事でしょう。ゾロアーク系統は『アセロラ』でダメカンを取り除かれ、『マーシャドー』で手札干渉をしても『ゾロアークGX』の特性で手札を増やされます。ターンが経過する内にベンチにはHPの低いポケモンが見当たらなくなっていますし、『ゾロアークGX』本体は超タイプに抵抗力も持っている為、不利が付いてしまいます。
ですがゾロアーク系統は他の流行デッキには相性が悪く(GXポケモンを3匹倒されてあっさり負け、TAG TEAM GXの様な高いHPのポケモンを一撃で倒す事が出来ずサイドレースも厳しいので)使用率があまり高く在りません、またフェロマッシもレシリザ、ズガドーンなど弱点を突かれて一撃で倒されてしまうデッキが横行する中で使用する人が多いはずも無く、デスカーンの存在が許されている事が解ります。


《ダブルブレイズ発売まではSランクだったデッキ達がAAランクに落ちた理由》


ダブルブレイズが発売する前までは現環境でSランクに位置するズガドーン単とデスカーンは殆どと言って良い程見掛ける事は在りませんでした。(ズガドーンに関しては発売されておらず、デスカーンもデデンネGXの登場により一瞬見掛ける様になりましたが、TAGTEAMGXの様な高いHPが多いポケモンが横行する環境ではあまり活躍出来ませんでした。)現在のAAランクのデッキを少し振り返ります。
・ウルトラネクロズマGX
高いHPのポケモンを一撃で倒せ、尚且つGX技によるダメカンのばら撒き、『ギラティナ』による非GXとの殴り合いが可能で「対応力」と言えばこのデッキでした。
・ジラーチ/サンダー
某チームが公表してから長い月日を重ねて進化を重ねて来たこのデッキ、弱い訳が無い。
後攻1ターン目から技を撃てる『サンダー』、ゲームメイクに欠かせない『ジラーチ』、どこからでも飛んで来る『カプ・コケコGX』と『ウルトラビースト』達、相手によってアタッカーを変えてサイドレースを有利に進めていく、どんなデッキ相手でも安定した立ち回りが可能。
・ピカチュウ&ゼクロムGX
HP240のたねポケモンなのに後攻1ターン目から150ダメージ出せてしかもエネルギーを3枚も加速出来る、何よりGX技が圧巻で平気でサイドを4枚一気に取れる。雷タイプなのも強みです。

上記の強いデッキ達が根こそぎ叩き落とされてSランクに君臨した2つのデッキ、何故一気に立場が変わったのか、単純に明確な不利がついてしまっている為です。
・ウルトラネクロズマGXの場合、まず『ウルトラネクロズマGX』は技を撃つ際に『カラマネロ』をベンチに複数用意します。デスカーンのデッキは『ギラティナ』の特性でダメカンを9回乗せるだけでカラマネロを2枚きぜつさせる事が出来ます、またジラーチなどHPが低いポケモンが居ると尚更サイドが取られやすく完全に勝ちの目がありません。
ズガドーンのデッキに対してはGXのポケモンが一枚でも場に出たらサイドレースで勝てませんし、『ルザミーネ◇』が在る事によって『ギラティナ』で殴り合いをしてもサイドレースで勝てません。あれ程「対応力」が高かったデッキが見る影も在りません。
・ジラーチ/サンダーの場合、デスカーンに対してはウルトラネクロズマGXのデッキ同様ジラーチが場に居るだけでサイドレースで勝てませんしデスカーンはHPが120ですので4回倒すのが無理です。(1回目の攻撃で『デスマス』、2回目以降どこかのタイミングで『デスマス』を攻撃出来ても4匹倒すのにHP480分の火力を用意するのは無理があります)
ズガドーンのデッキの場合も同様でHP120のズガドーンを5〜6回倒すのは無理ですし、『ルザミーネ◇』も待ち構えています。
・ピカチュウ&ゼクロムGXの場合、まずズガドーンと戦う場合、アタッカーである『ピカゼク』は一撃で倒されてしまいます。タッグボルドGXを撃つなんて無理です。サイドレースでも勝てません。
デスカーンと戦う場合は割と良い勝負をするかもしれません、がやはりサイドレースが厳しいです。単純にデスカーンのデッキは(デスカーン本体の攻撃+ギラティナ+のろいのおふだのダメージ)が最終的な火力になるのでサイドを3枚取られる『ピカゼク』は有利とは言えないでしょう。

Aランク、Bランクも書くと長くなってしまいますので今回は割愛させて頂きます。申し訳ありません。


以上の事を全て踏まえて環境の位置付けとさせて頂きました。

さいごに


読みづらく長い文章だったとは思いますがここまで読んで下さった方ありがとうございます。
次は自分がダブルブレイズ環境で使っているデッキの事でも書こうかと思いますのでそちらも読んで下さると幸いです。ではまた🤘





    

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