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【病院あるある】シルバニア病院〜全部実話〜

①救急外来での直接来院患者への苛立ち


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 これが一番伝えたかったことです。病院によるけど、本当に救急外来は大変なんです。そんななかで「一週間前から具合悪くて、明日も仕事あるし診てください」とかいって深夜にふらっと歩いて来る人には困りました。時には病院職員や介護士といった医療関係者さえこれをやりますし、開業医も「発熱です」みたいな適当な紹介状で電話一つなく患者を送り込んでくることがあります。来るなと言っているわけじゃないんです。電話してから来てください。そうすれば他院の受診や明日朝の受診も勧められますし、受けるにしても心の準備ができます。出来ることなら昼間の外来を受診してください。当直帯で救急車が何台か来て立て込んでいるところに直接来院患者がくると本当に困るんです。


②このご時世に軽い風邪症状で病院にいくのはかえってリスクが高い

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 新型コロナウイルスの流行で軽症な人なら病院に行かないで家で寝てましょう、というのがようやく少し一般的になってきました。そもそも風邪というのはウイルスが鼻や口から入って上気道で感染を起こしている状態ですが、ウイルスに抗生剤は効かないですから家で寝てるしかないのです。病院では症状を抑える薬を処方されたりしますが、それは根本的に風邪を治すものではないです。症状が長い場合や重い場合は単なる風邪ではない可能性があるので病院に行くべきですが、そうでないなら家でしっかり水分をとってあたたかくして寝るのが一番いいと思います。病院にいくことはかえって感染を広げることがあります。しかし、多くの日本人は風邪ぐらいで仕事を休めないようです。風邪では休めない!そんなあなたに!みたいな栄養ドリンクのCMが流れている日本はおかしいです。医療関係者含めみんなが体調が悪いときは仕事を休めるような世の中になって欲しいです。


③ナースは裏で嫌な患者の悪口を言いまくっている

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 ナースというのは患者さんに本当に優しいです。時に患者さんに自分の子供に対するような慈愛をもって接します。それでも人間ですから好き嫌いはあります。ちゃんとした理由(なにかしら症状があるとかトイレのためとか)ではなく、小間使い代わりや寂しいとかでナースコール頻回の患者さんは嫌われます。そしてその情報はカルテを通じて医者含め病院全体で共有されますから、ナースに言ったことはみんなに伝わっていると考えた方がいいでしょう。


④生活保護の人は医療費無料で、ちゃんと保険料を払っている人は経済的理由で治療をあきらめるなんてことがあっていいの?

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 これもよくあることなのですが、オプジーボといった高価な薬が生活保護の患者さんにバンバン使われているのをみると本当に微妙な気持ちになります。日本は国民皆保険ですし、貧富の差によって受けられる医療の差があってはならないということになっていますから、こういったことは誰も公には言わないと思います。しかし、この高度化していく医療の世界において全員に最高の医療を提供していては、いつか日本政府は崩壊するのではないでしょうか。ベーシックな医療は全員受けられることにして、あまりに高価な医療はお金を払える人しか(少なくとも国保や社保など保険料を払っている人しか)受けられないということにしてもいいと思います。


⑤当直明けもそのまま日勤があるのが辛い

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 多くの当直医(夜間の救急患者をうける医者)は普通に日勤をこなしたあと当直業務をしてそのまま次の日の朝から日勤をこなすことになります。ナースはタイムシフトがしっかりしているので当直のあとは帰れますしその次の日も休みです。当直医だけ他の病院からのアルバイトを雇ったりだとか、なんとかこの状況を改善しようという動きはあるのですが、なかなか医者の少ない地域では難しいようです。


※ネタ切れなのでシルバニア病院は打ち切りです。ネタある人いたら下さい。

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