JUMP FESTIVAL in OSAKA 2021を振り返って
「秋に、跳躍競技会を開催したいです。コロナ禍で大会が中止になった選手に、公認記録を残す機会を何とか作れないでしょうか...。」大阪陸協さんに企画書を送って打診したのが8月29日。その後、9月5日に要項(案)を持って会いに行き、ここから本格的に準備がスタートしました。
開催への思いは ブログ をご覧ください
一つひとつ積み重ねた先に
とはいっても、私たちは大会づくりの初心者。何から始めたらよいかわかりませんでした。そこでまずは計画表を作り、準備物、手続き、ミーティングなどを書き込み、完了したら✓、予定は随時追加、という形で、進捗状況をメンバーで共有しながら進めました。途中からはこれを確認、修正する余裕もなくなっていましたが...笑。大会から逆算し、修正しながら進めていく感じが、なんだかトレーニングと似ているなぁと感じました。
要項を公開したら少し落ちつくかな、選手申し込みが終われば、エントリーリストを公開したら、入金が終われば、、、なんて思っていましたが、そんなに甘い話ではなく、やることはどんどん増えていきました。1つの大会を作るのはこんなに大変で、こんなにたくさんの人が動いてくれているんだ、ということを身をもって感じました。
そんな中でも、何としても開催したい、少しでも良い大会を作りたい、という熱い思いを持った仲間がどんどん集まり、それぞれが知恵を出し合って、得意分野を担当してくれました。こだわったポイントを挙げるとここには書き切れないですが、「一組何人編成、何時からだと記録を出しやすいかな?」「ビブスの生地は何が動きやすいかな?」「写真はどこから撮ろう?どう配布しよう?SNS投稿の際に気をつけることは?」「走高跳のバーの上げ方は?」など、ミーティングを重ねて1つずつ決めていきました。
ジャンプ好きによるジャンプ漬けの1日
ホームでもバックでもサイドでも跳んでいる。前に、上に、むしろ跳んでしかない。ちょっと不思議な光景でした。皆さんにとって、どんな大会だったでしょうか?私はたくさんの笑顔や、「ありがとう」の言葉が心に沁みた1日でした。むしろ皆さんに、「ありがとう」の気持ちで一杯です。やっぱり陸上、最高...!
無事に開催できてよかった、という安堵感とともに、もっともっと良いものを作っていきたい、という熱い気持ちで溢れています。大会運営や情報共有、会場の雰囲気作りなど、やってみて見つかった課題、大会後にいただいた意見を、今後のステップアップに繋げていきます。
NEXT CHALLENGE
次は11月14日(日)に、神戸市長田区にある鉄人28号モニュメント前の広場で、走高跳のイベントを予定しています。
「競技場に応援に来てください」の前に、まずは私たちがマットとバーを持って街に飛び出してみようと思います。走高跳のルールや応援の仕方などをお伝えしながら、音楽やMCともコラボして。地元の高校生と鈴木さん、衛藤くんの対決も楽しみです!
買い物帰りにフラッと、「なんか面白そうなことやってるなぁ~」と立ち寄ってもらえたら最高です。地域の方々と一緒に作り上げ、恒例イベントになり、将来的には走幅跳や棒高跳も…というビジョンの第一歩を踏み出してきます。
11月14日(日)、神戸でお待ちしています! イベント情報は こちら から。
Jump Festival 代表
中野 瞳