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スト6に向けて旧パンテラに自分で穴を開けた話

どうも、Bです。今日は来る2023/6/2のスト6に向けて自分が5年近く使い続けてきたアーケードコントローラーのRazer Panthera(通称:旧パンテラ)に穴を開けた話。同じ境遇の人で穴を自分で開けることに対して迷っている人がいたら参考にしてほしいなという思いでこのnoteを書いてます。
※穴を開けること自体はリスク(天板が割れる、キズが付く、アケコンとしての機能が損なわれる)や危険(ケガなど)が伴いますので、そこは自己判断でお願いします!

穴あけに必要なアイテム

自分が穴開けるために買ったモノを紹介します

①電動ドリル

電動ドリルは4000~20000円くらいで幅があったんですが、一番安いヤツを買ってみました。とりあえず1回穴開けするだけなら安いヤツでも問題ないかなという感じです。数十回と穴あけするなら流石に高いヤツを買っておいた方が良さそう。後述しますが、こちらの電動ドリル、最初から穴を開けるためのドリルとかが付属してて、これがすごい大活躍しました。
あと、ドリルが回転している間はめちゃくちゃうるさいので集合住宅に住んでいる場合は防音対策ないし穴を開ける時間帯を選んだ上でやってください。マジで工場みたいな音がします

②ホールソー

今回スト6でドライブパリィのボタンが欲しかった&間違えて手が当たってしまって押してしまうというリスクを避けたかったので、24mmの穴あけのホールソーを購入しました。普通のアケコンのボタンは30mmなので、同じ大きさの穴を開けたい人は30mmの方を購入しましょう。

③軍手&マスク&目を守るモノ

一応手を怪我するリスクがあるのと(ゲーマーは手が命なので)、プラスチックが削れることによって粉塵が舞う可能性を加味して軍手とマスクは必ずするようにしましょう。あと目を守るモノがあっても良いなと思いました。自分はメガネをかけてるので気にしてなかったですが、ゴーグルとか用意しといた方が良かったなと終わった後で思いました。

④掃除機&汚れても良い服

粉塵がアケコン付近に散らばるのでそちらを吸える掃除機を必ずご用意ください。また、服も汚れる可能性があるので、汚れても良い服での作業を推奨します。

実作業の感想

旧パンテラがあまりにも頑丈すぎる

最初にホールソーだけを使って穴を開けようとしましたが、失敗しました。
理由としてはホールソーについてるドリルの太さでは旧パンテラの超頑丈なプラスチックに穴を開けることはできませんでした。そのため、電動ドリルに付属してたドリルを使ってまずは穴あけをし、その後でホールソーが入るための穴を作りました。ちなみに、この穴を開ける行為だけで1時間以上かかってます。本当に旧パンテラってば超頑丈。
根気よくドリルを当て続けてようやく穴が空いたのですが、位置が間違っていて左上の×ボタンの部分まで穴を開けてしまいそうになったため、位置をズラすためもう一度別の場所にも穴を開けたため、この段階で2時間以上かかっています。

一番上がホールソー
その下にあるのが電動ドリルに付属してた穴あけドリル


ホールソーが入るための穴をドリルで開けた様子
天板のプラスチックと、背面のプラスチックで2層構造になってるっぽい

付属のドリルがへし折れる

ホールソーを入れるための穴あけをする際、一番細いドリルで穴開けをして、空いたら次に細いドリル、またその次に~の繰り返しで穴あけをしていたんですが、一番細いドリルがへし折れました。原因は多分体重のかけ過ぎが原因かと思うのですが、普通に危ないのでもし真似をして穴を開けようと考えている方は気を付けてください。
幸い、へし折れたドリルの次のドリルでも穴があけられたので別のドリルを購入しなくてすみました。

ホールソー1代目がお亡くなりになる

↑に掲載している画像の時点でホールソーの1代目がお亡くなりになりました。
原因はドリルが回転してプラスチックを削っているときに発生している熱が原因で、ホールソーの部分を固定していたネジの部分が溶けて?しまい、ネジが閉まらなくなった結果ホールソーを固定することが出来なくなってしまいました。長時間稼働させ続けるとドリルの方がやられるみたいです。熱が出始めたら休ませる、常温に戻ったらもう一回回す。くらいの感じでやった方が良さそうでした。熱を確認するために触る時は注意して触ってください。普通にやけどするレベルの熱が出てます。

3時間以上かかってようやく穴が開く

2代目ホールソーを即購入した後、計3時間以上ドリルを回転させ続けた結果、ようやく穴が開きました。
本当に疲れました。終わった後に右手がしばらく回転の振動が影響で痺れていたので、先ほども書いた通り適宜休憩しつつやった方が良いと思います。

穴が開いた時の様子。←にあるのが削り取ったプラスチック部分。めちゃくちゃ熱いので触る時注意

完成!

綺麗に穴あけしようと思ったらヤスリとか使う必要がありそうですが、もうすでにボタンが上手くハマったため、特にヤスリなどは使わずに行けました。

ばっちり24mmのボタンがハマりました

DIY、なんじゃそら??レベルの図工1勢の私でもアケコンに穴を開けることが出来ました。調べながらとは言え参考にする資料や情報が無い状態でやったのでかなり不安でしたが、ばっちり動作確認も出来てるので満足です。

補足

今回は×ボタンと〇ボタンの間に穴を開けましたが、旧パンテラの場合ここにしか穴を開けれないかもしれません。
下記画像赤枠部分を見てほしいのですが、穴を開けようとした形跡があります。本当はここに穴あけをしたかったんですが、背面部分は実はプラスチックではなく金属があるため、現状の機材では削り取れないと思って諦めました。プラスチックですら開けるのにめちゃくちゃ苦労したので、金属となるとさらに良い素材を買わないとダメそうな気がします。

途中で全くドリルが通らなくなった


丁度赤枠の部分に被ってしまうっぽい。ここが金属なので穴あけが難しい&多分アケコンの機能的に問題が出てきそうだったので諦めた

おわりに

以上になります。図面とかそういうの無しに突貫でやってみましたが、終わってみればちゃんとそういうの準備してからやった方が確実&安全だなと思ったので、これからやってみようとしている方がいれば、図面を一度コピーして、穴開けるポイントをマークしてからやった方が良いと思います。
最後にも言いますが、穴あけはリスクあるので自己責任でお願いします。
質問などありましたら気軽にTwitterやDMで聞いてください(@jumper7b)
ありがとうございました。

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