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陵侑復活 〜21/22スキージャンプW杯 Klingenthal 予選レビュー〜
まずはこちらをお読みください↓
そういえば、女子が試合をやっていて
ナイター開催ということを加味していませんでした。
ナイターなら落ち着いた試合になりそうな予感がします。
そう感じさせる予選となりました。
見るつもりはなかったのですが、目が覚めたついでに
途中から見ました。
見てる最中のこちらのニュースの方が驚きです
おかえり陵侑
荷物がギリギリ届き、なんとか予選に参戦できた陵侑。
ファンは隔離期間での調整不足を心配していましたが
小首を傾げながらも、予選トップを獲得し
ファンの心配を払拭していました。
ジャンプを見ていて、着地がやや乱れたり、細かいところでアジャストしてない中で
トップをもぎ取りました。
個人的には、2連勝すると思っています。
前半に飛んだ選手と後半に飛んだ選手で
風向きの差が若干あり
Amman(SUI)が上位にきました。この微妙な差が試合にどう影響を与えてくるか注目です。
個人的にやや心配していたGeiger(GER)ですが
スーパジャンプこそないものの
精密機械のように、ポンポンとビッグジャンプを繰り出してきて
乱れそうな気配がありません。
このままいけば、当然総合優勝っを獲得するのですが
そううまくいかないのが「スキージャンプ」。
どこで揺らぎが出るのか、逆に注目です。
未だ女子を見れず
ジャンプと複合はそこそこ見れているのですが
今季の女子ジャンプは
未だに数字でしか追えていません。
Kramer(AUT)が強さを見せてはいるものの
Klinec(SLO)やAlthaus(GER)が勝つなど
ジャンプ台によって、強い選手、勝つ選手がいて
結構面白い状況の女子ジャンプ
この日もKramer(AUT)が2本ともトップの得点を獲得しているものの
Opseth(NOR)が2.6ポイント差なので、食い下がってはいます。
ただ3位と4位で10点差。5位と6位で20点差近くあるので
ラージヒルでは競技力の差が如実に出ている印象はあります。
沙羅も飛型点の低さがあるものの
しっかりとテレマークを決めたとしても、表彰台は遠く
秋の切れ味あるジャンプからは、程遠い様子。
まだまだ時間がかかりそう、というか解決の糸口があるのかどうか。。。
日本チーム
高梨沙羅は常に上位にいるものの
やや、水を空けられて勝負に入っていけていません。
今日、ようやくジャンプが見れるのでどんな感じなのか
興味があります。
一方で、めっぽう良いのが岩淵香里が6位。
夏が良く、秋がイマイチだったので
どうなることかと思いましたが、冬にしっかりアジャストし
スタートダッシュに成功。
この日は、2016年に行われたワールドカップLahti大会6位以来の
最高順位を獲得しました。この調子をキープしていきたいところ。
徐々に順位を上げている伊藤有希が11位。
このまま、じわりじわりと順位を上げていきたいところ。
岩淵香里に次いで、この日充実したのが勢藤優花で16位。
先週のLillehammerでポイントゲットに成功し、この日は20位以内に入りました。
この順位とこの日のニュースによって
北京五輪代表をほぼ手中に収めた可能性があります。
ここからは、今までと違い
順位に振り回されず、自分のジャンプに集中できるので
もっと良くなっていくのではないでしょうか。