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21/22スキージャンプW杯 Willingen プレビュー
今週は私も試合です。
明日がTVh杯
明後日が雪印メグミルク杯です。
TVh杯は1本目のみをYoutubeでライブ配信し
16時からテレ東系で放送されます。
今年も放送時間が他局に比べて嬉しいです。
一方で雪印メグミルク杯はHBC杯に引き続き、ライブ配信と
北海道ローカルのみの放送を行います。
今季、テレビ放送が行われる試合は全て
Youtubeで配信されることになりました。
男女同時開催
Klingenthalに次ぐ男女同時開催となる
Willingenでのワールドカップ。
それぞれ、混合団体と個人戦を2試合行います。
特に混合団体は五輪の新種目、注目すべきところでした。
しかし、世界最大のラージヒルであるWillingen。
五輪では女子がノーマルヒルでしか競技を行わないため
わずか28人しかエントリーしていません。。。
フライングのための小手調なのに、五輪前によってこのエントリーの少なさ…https://t.co/TwtCALeFZo pic.twitter.com/de48c0zGbn
— G.Seekers内藤智文 −スキージャンプ選手- (@kcom14524751) January 28, 2022
フライングのテスト大会という位置付けもあったWillingen。
日程が悪いとはいえ
この感じでは、女子のフライング選手権は
もう少し時間がかかりそうな気がします。。。
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また、男子も五輪に向けて調整する選手がちらほらおり
今季初めて、というかルールが変わってから初めて?
エントリーが50人に届きませんでした。
しかし、フランスだけは混合団体にやる気が満ちているため
ワールドカップに参加資格のない選手を派遣し、混合団体に臨みます。
大荒れ予報
本当にできるのか?
世界最大のラージヒルですよ?
元々荒れる予報があった中で
好転することなく、この予報。。。
男女含めて5試合、中々タフな3日間となり
精神が削がれることは間違い無いでしょう。
それでも強い選手が勝つのがこのジャンプ台。
昨年はスーパーGranerudが2連勝しています。
男子は陵侑、Geiger、Lindvikが中心となって試合を展開していくでしょう。
個人的には、怪我から復帰後初の地元凱旋を果たす
Willingenの英雄であるLeiheに期待しています。
スロベニアチームにも注目です。
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女子はまあ、Kramerが勝つでしょう。
荒れても関係ない気がします。。。
スロベニアとノルウェーがどこまで食い下がれるか注目です。
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混合団体は
オーストリア、スロベニア、ノルウェーでの争いになりますが
とんでもない横風にさらされれば、ポイント的には転倒以上のダメージがきます。
油断できません。
怪我なく終えられるといいですね。
日本チーム
混合団体は岩淵、佐藤、伊藤、小林陵侑の4人。
上記した3国に割って入るのは、中々厳しい布陣です。。。
表彰台獲得にはチャンスを待つしかありません。
この中で唯一帰国し
英気を養った岩淵がどんなジャンプを見せてくるのか注目です。
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調子としては下降気味の日本チーム。
とにかく、向かい風要素を含む風を引き当てていきたいところ。
全体として、不可解な横風に抗える状態の選手はいないので
風を引き寄せるのが重要です。
運は五輪にとっておいても良い気はしますが。。。
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参加人数の少ない女子。
伊藤有希は昔から、
岩淵も今季は長距離飛行ができる選手。
訳のわからん風の中で、良質なものを引き当てれば
何かを起こせる可能性があります。
ただ、あまり良いバーン状態ではないはずなので
岩淵に関しては、膝が心配です、、、