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ようやくの勝利 〜21/22スキージャンプW杯 個人第14戦 Bischofshofen〜
私も2022年始動です。
明日は大倉山でHBC杯が開かれます。
スキージャンプファンの内藤智文ではなく
スキージャンプ選手である私の姿をお見せすることができそうです。
リアルタイムライブ配信は9時55分から上記のチャンネルで行われ
10時競技開始予定、私の登場は10時半過ぎというところでしょうか。
地上波放送はTBS系列で14時55分から放送です。
頑張ります。
ようやくの勝利
ジャンプ週間が始まる前から小林陵侑を止める本命に挙げていたLindvik(NOR)
Rukaの2戦目以降は全てトップ10入りを果たしています。ジャンプ週間で陵侑に対抗する本命はこの人かもしれません。
小林陵侑に第4戦まで、なんとか抵抗しましたが
第4戦目の1本目で力尽きました。
そんな彼が、ようやく今季初勝利を収めました。
あんまり的外れな予想を書いていると、信用に関わるので
勝ってくれて安堵しています 笑
2本目に悪条件の中、140m手前まで持ってきて勝利を掴み取りました。
ようやくの勝利、リーダーボードの前でにこやかなガッツポーズを決めました。
全体的にジャンプ週間の疲れが見えたように感じました。
そのためか、2本良いジャンプを揃えた選手が少ないような印象に。
そのため、そこそこのジャンプを2本揃えたGranerud(NOR)が2位に入りました。
ジャンプ週間の2位3位は流石に強いです。。。
2本目に会心のジャンプを決めたHoerlが3位表彰台を獲得し
トップ選手としての地位を確立させました。
条件に恵まれ、1本目トップに立ちHuberに続いての自国優勝を目指したAschenwald。
残念ながらゲートが下がった2本目の厳しい条件に飲み込まれ、初優勝はお預けに。。。
それでも、今季は若干精細さを欠いていたので、この順位はかなり良いと思います。
日本チーム
小林陵侑は4位。
1本目は悪条件の中、粘りましたが
珍しく2本目に明らかな失敗ジャンプをして順位を落としました。
ジャンプ週間でだいぶ精神を削がれたのでしょう。今夜は今季初の団体戦に参戦。日本チームを導いてほしいところです。
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佐藤幸椰が9位。
予選に勝利し、いよいよ本格的に優勝争いをしてくることを予感させましたが
ビッグジャンプとはならずに、うまくまとめたジャンプになりました。
トップ10が完全に板についているので、表彰台や優勝も時間の問題のはずです。
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佐藤慧一が26位。
Wisla以来、1カ月ぶりにポイントを獲得することができました。
五輪代表争いが終わり、重圧から少し解放されたのか
慧一らしいジャンプを垣間見ることができました。
この成績によって、団体戦メンバー入り。表彰台に上がりたいところでしょう。
小林潤志郎さん、伊藤大貴さん、中村直幹は37位、38位、39位と横並びで2本目に進めませんでした。
団体戦の展望
ワンミスが命取りになるこの地。
全く読めません。
ただ、団体戦に強いのが自国であるオーストリア。
1番事故率が低い布陣なので、優勝候補の筆頭といえます。
一方で、注目としては2枚看板擁する、ノルウェー、ドイツ、日本。
2枚看板がどれだけ強力なジャンプを繰り出せるのか
また、2枚看板以外の選手がどれだけ粘れるのかが注目です。
日本チームとしては先頭の佐藤幸椰がトップに立ち、どれだけノルウェードイツを離せるか
そして慧一と潤志郎さんが高ジャンプで踏みとどまれると、表彰台の真ん中が射程に入ります。
中々、面白くなりそうな団体戦ですが、私は見れません。。。