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Perfect day 〜Lillehummer 個人19戦 21/22スキージャンプW杯〜
一度は言ってみたい言葉
Perfect day
インタビューでKraftはそう言い放ちました。
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本当に得意なんだと脱帽するしかない。
2本目の陵侑、1本目もそうですが、僅かに踏み切る方向が上すぎたように私には見えました。
それ以外は、完璧だったと言っていいでしょう。
特に2本目のジャンプは、もっと飛んで行っても良かったと思っています。
それほど良いジャンプだった陵侑。
そのジャンプを上回ってきたKraft、今季3勝目を挙げました。
まあ、予想通りだったので
特に驚きはありません。
一方で、踏ん張ってきたGeigerには驚きました。
勝利を積み重ねて一気に総合優勝を決めたい小林陵侑にとって
思うように勝利を積み重ねられない上に
ぴたりと背後につくGeigerは、総合優勝獲得においては嫌な存在でしょう。
残すワールドカップはOsloとOberstdorfのフライング、加えてPlanicaのフライングとなります。
Geigerにとって分は悪いですが、Planicaは得意なGeiger。
そこでの決戦に持ち込めればチャンスがあります。
今は我慢の時間。
そうした中で、最低限の得点差に抑えているのは
ある意味Geigerのペースだと私は考えています。
小林陵侑としては、このRaw air中かOberstdorfのフライングで点差を離しておきたいでしょう。
フライングは超一流といえども
風一つで順位を大きく落とします。
正直なところ、小林陵侑はこれから先も総合優勝のチャンスはありますが
Geigerにとっては千載一遇のチャンスだと思うので、ぎりぎりのバトルが見たいです 笑
霧や強風にさらされるOsloなので明後日の個人戦は見逃せません、注目です。
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一方で私。
札幌の風になす術がありません 笑
1本目の順位が13位で泣きそうになりましたが
2本目は今シーズンで1番良いジャンプを決めました。
優勝した時より良いジャンプお決めたはずでしたが
ラウンド順位は4位。
風には抗えません。
5番ゲート、無風で簡単にHSに迫る小林陵侑の背中は遥か彼方です 笑