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抜群の安定感 〜個人第16戦 21/22スキージャンプW杯 Titisee-Neustadt〜
苦手という情報を聞いて、わざわざ優勝候補から外したGeiger(GER)
やはり今季は得意不得意、関係なく
正確なジャンプを2本決めて、優勝を射止めました。
まさかのこのタイミングで
小林陵侑からイエロービブの奪取に成功。
これをWillingenまで守り切れると総合優勝の芽が出ると
私は考えています。
ちなみに、現段階でWillingenは大荒れ予報
Willingenさんの臨戦態勢は整っています、、、
— G.Seekers内藤智文 −スキージャンプ選手- (@kcom14524751) January 22, 2022
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思いやられます。。。
スロベニアの猛威
例の如く追い風基調、落ち着いた試合展開となりました。
一応、前日よりもゲートを上げ
2本目にようやくGeigerがHS付近まで飛距離をのばしました
渋いといえば、渋い試合展開だったと思います。
今日、自分で飛んでても思いましたが
穏やかだからといってフラットな試合になるわけではありません。
WFの得点も改めて当てにならんな、というのを象徴した試合。
この試合は地味に1本目と2本目の順位に大きく乖離が見られます。
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久々に元気に飛んできたLanisek
優勝して以降、調子は下降の一途を辿っていましたが
先週のZakopaneで復活、この日は1本目にトップに立ち優勝を予感させました。
2本とも良いジャンプを見せたものの、2本目に好条件を味方にしたGeigerには後塵を拝しました。
何はともあれ、優勝以来の表彰台を獲得しました。
そしてこの日の1本目、悪条件のノルウェーばりに
7位以内に5人を送り込んだスロベニア。
大倉山にかかわらず、五輪前にはこう言ったことを起こすらしいです 笑
スロベニア人が五輪で爆発するイメージはないですが
オール20代の脂が乗ったチームには目を見張るものがあります。
勝つかもと思ったKosは7位に転落したものの
この勢いで、今季どこかで勝つでしょう。
1本目は上位を独占したものの、2本目はバラけたスロベニア
良くも悪くも、訳がわかりません。
日本チーム
小林陵侑は5位。
1本目こそ、踏ん張った感がありますが
2本目は陵侑らしくない普通のジャンプでした。
ここ何試合かで、何かやってくれる感が少々薄れましたが
レベルが高いことには変わりありません。
イエロービブは奪われましたが、特に問題ないでしょう。
面白い総合争いを見たいところです。
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13位に佐藤幸椰。
失敗が誤魔化しきれないのが歯痒そうですが、レベルは高いなと思います。
心身ともにバランスが整えば凄い力が出てきそうです。
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中村直幹が26位。
1本目は良さそうなジャンプを見せましたが、2本目は元気がなかったです。
向かえば飛んで行きそうな雰囲気はあるので、ヨーロッパの追い風に惑わされている感じ
来週以降、風を当てれば気持ち良く飛べそうな気がします。
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小林潤志郎さんが32位、伊東大貴さんが45位。
2本目に進めませんでした。
全員2本目に進む姿を五輪前に見たいな
という気持ちはあります。