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英語学習の重要性
スポーツ留学アドバイザーの純平です!
前回のnoteではスポーツ留学の概要とスポーツ留学するために必要なものについてお話ししました。
今日は前回の最後にお話しした、なぜ私が英語学習に力を入れているのかについてお話ししていきたいと思います!
避けては通れない英語テスト
大学への入学条件としてTOEFL等の英語テストが設定されているという話をしましたが、これは日本人のみならず英語を母国語としない国の学生全てに要求される条件です。
またスポーツ留学だからと言って、これらの点数が免除されるということは残念ながらほとんどありません。なかには、これらの点数を不要とし入学を許可している学校もありますが、不要になっている理由はちゃんとあります!
TOEFL無しで入れる学校の仕組みとその盲点
入学条件として、TOEFL等の英語テストのスコアを設けていない学校はアメリカの中でもある一定数あります。
もちろんメリットは "英語の点数なしで大学に入れる" というところでしょう!留学を目指す学生全員が最初から英語が堪能なわけでなないので、こういった制度を設けている学校は留学生とってはありがたいですよね。では反対にデメリットはどう言ったことがあるのでしょうか。
卒業までにかかる年数の増加
1つ目は2年制大学の場合、卒業までに2年以上を要してしまう可能性があるという点です。
英語のテストのスコア無しで入れる大学は、基本的にESL(English as A Second Language)のクラスを用意しています。ESLとは英語を第2言語として学習する人のためのクラスで、留学生専用の英語のクラスになります。多くの場合はESLは大学の卒業単位としてカウントされず、大学のクラスを取り始めるまでの足踏みをするような状態になってしまいます。またESLはレベル別でクラスが設けられており、(例;初級、中級、上級など)入学時にレベル分けテストを受験し、学生のレベルに合ったクラスに配属されます。配属されたレベルのクラスをPassすることにより次のレベルのクラスへと進んでいくことができます。
仮にA君がTOEFL無しで入学できる大学へ留学することを決めたとします。説明した通り、A君は大学入学前にレベル分けテストを受けることになります。テストの結果A君が配属されたレベルはBeginning(Lower)でした。そしてこの大学はESLのクラスのレベルは3つ(Beginning, Intermediate, Advanced)あったとすると、A君は1学期目にBeginning、2学期目にIntermediate、そして3学期目にAdvancedのクラスを取ることになります。アメリカの大学はセメスター制(2学期制)の学校が多いので、この場合はESLのクラスを終えるまでに1年半を要することになります。そしてここからようやく大学のクラスを取り始めることができるというわけです。これでは2年制大学を卒業するまでに3年以上かかってしまう可能性もありますね。
中にはESLのクラスだけではなく同時に大学のクラス(数学や歴史等)を取ることもできる学校もありますが、最終的には大学の英語クラス(English Composition)を取らなければ2年制大学を卒業/4年制大学への編入は不可能です。少しややこしい話ですが、単純に卒業までに人より時間がかかってしまう可能性があると覚えておいてもらえると良いと思います。
このように英語ができないがゆえに出てくる弊害があるのです。
また卒業までの年数が増えるだけではなく、実はスポーツ(部活)にも影響が出てくる可能性もあるのです!
次の投稿では留学生ならではの "ESLとスポーツ"の関係性についてお話ししたいと思います。
最後に
スポーツ留学は、スポーツを頑張っている皆さんにとって、夢を叶えるための一つの選択肢です。どんなレベルであっても、努力と準備次第で可能性は無限に広がります。ぜひ、一歩踏み出してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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