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福岡と沖縄で活動する『LEAD ONE』という動画制作チームの組織形態について
合同会社LEAD ONE代表の伊東です。
今回の記事では弊社(合同会社LEAD ONE)の組織形態についてご説明します。
現在、LEAD ONEでは動画制作・映像制作をメインにチームで制作を行なっております。また、福岡と沖縄エリアではライブ配信事業もスタートしました。
弊社に興味を持ってくださった方は一度目を通していただければ、どんな形で弊社が仕事に取り組むかなどがイメージできるかと思います。
(LEAD ONE公式サイト:https://lead-one.info/)
社員数について
弊社の登記上の組織形態は代表を僕とする1人法人です。なので社員は僕を含む1人です。ですが仕事の案件は複数人で回しています。
先日も、とあるクライアントさんの撮影現場にカメラ部隊5人体制で現場に入りました。1つの動画コンテンツを作るのに6人ほどが絡むこともあります。社員1名なのにどういうことか。
社員として活動しているのは僕1人なのですが、レギュラーメンバーとして一緒に現場に行ったり、リモートで作業をして動いているのは現在は僕を含め12名います。(2021年時点)
これらは皆、フリーランスのクリエイターでそれぞれ異なる領域で活躍しています。スチール撮影、映像撮影、映像編集、楽曲制作、プロデューサーなどです。
活動エリアについて
主な活動エリアは、福岡と沖縄です。
創業は2017年に沖縄でスタートしました。そこから沖縄メインで数年活動しておりましたが、2021年に登記住所をを福岡に移転しました。
福岡に移しましたが、沖縄メンバーはそのまま沖縄に在住しているので、現在は福岡と沖縄がメインの拠点になっています。
ですが、クライアント様の中には東京や大阪、山形の会社などもあります。
撮影を伴わない依頼(編集や企画のみ)などは県外の企業様からの依頼にも対応しております。
(福岡・沖縄以外での撮影に関しては別途交通費を負担いただければ対応も可能です。)
余談ですが、沖縄の次なる拠点として福岡を選んだ理由はこちらの記事で書きました。
チームの年齢層について
メンバーは20代後半と30代前半が主な層になっています。
一番若いメンバーで20歳、上が37歳です。(2021年時点)
基本的には沖縄と福岡のメンバーが主ですが、それ以外の県外でリモート作業をしてくれているメンバーが2人います。
リモートワークがしやすくなった昨今、今後は沖縄と福岡以外の優秀なメンバーもどんどんチームに加えていきたいと思っております。
業務形態について
基本的にこの人たちとの提携の形態は『業務委託』という形で外注しています。固定で雇うわけではなくプロジェクトごとに外注費を支払い組織を組んでいます。
ここが社員との大きな違いになります。
なぜ、社員で雇わずに業務委託でチームを組んでいるのかという、僕はこの組織形態が今の映像業界、動画業界にぴったりだと思ってるからです。
なぜなら動画コンテンツは作る制作物によって求められる能力や素質が異なるからです。
「動画編集者」・「撮影カメラマン」といえど、それぞれ得意不得意な領域が必ず存在します。
例えば、映画風のシネマチックな動画が得意な人もいれば、YouTubeなどのバラエティ感あるテンポの良い動画を得意とする人もいます。
制作物に必要な素質を持ったメンバーをプロジェクトごとにアサインすることで、最も効果の上げられるコンテンツを作ることができます。
さらに、『提携パートナー』という形である程度決まったメンバーで取り組むことにより、お互いの連携が取りやすくなりスムーズに案件に望めますし、お互いの信頼関係もあるので大きなトラブルには発展しづらいというメリットもあります。
また動画制作をするといっても、制作の過程で
・営業
・企画
・コンテの作成
・撮影
・楽曲制作
・編集(複数の編集工程)
など、色んな肯定を踏むわけですが、これらをそれぞれの得意領域を組み合わせることによって1つの制作物を生み出すことができます。
さらに、『動画制作』といってもその中には色んな種類があって
・広告動画
・YouTube動画
・アニメーション動画
・Vlog風動画
・テレビ番組
などと言ったように、色んな種類の動画があって当然それぞれで得意な分野は異なります。
普通、『映像クリエイター』といえばこれらを全て1人で行うので不得意な領域もやらざるを得なくなるのですが、チームで活動しているとそれぞれが自分の得意な領域で力を発揮することができるというメリットもあります。
「社員」として仕事に取り組むのと、来月の生活も保証されていない『フリーランス』として仕事に取り組むのでは、意識がだいぶ違ってくると思います。
なぜなら、ちょっとやらかしたり信用を損なうことをしてしまうと、いきなり仕事がなくなるリスクがあるからです。
弊社は全員フリーランスと提携しているので、それぞれが主体性を持って働いてくれているので非常に仕事がしやすいです。
現在は基本的に僕がクライアントさまとのやりとりや企画・ディレクションなどをすることが多いですが、今後はこのレイヤーの仕事も任せていければと思っております。
そしてそれぞれのメンバーの収入アップ、キャリアアップのためにLEAD ONEという組織が役に立てるような仕組み作りができればと思って日々精進しております。
仕事の進め方について
では、具体的に仕事を受注してから制作までどのように動いていくのかを説明します。案件の規模や予算感によって若干の違いはありますが、大まかには次の通りです。
仕事の受注に関する活動は代表の伊東が担当します。アウトバウンドの営業はほとんどしていないので、基本的には来る依頼や問い合わせに対応する形です。
そしておおよその予算感から見積もり額を算出し、クライアント様に提案します。そこで了承が得られれば受注に至ります。
その後、プロジェクトマネージャー(PM)を決めます。今は基本的にはここも伊東が担当することが多いですが、他のメンバーが担うこともあります。
この責任者が制作物の企画構成、品質の担保やプロジェクトメンバーの管理やディレクション、クライアント様とのやりとりなどを行います。そしてプロジェクトマネージャー(PM)を中心に必要な人材を整えます。
撮影の有無、企画・台本作成の有無、などによって集めるメンバーは異なります。
PM自ら制作に当たることもあれば、クリエイターに制作業務を振りPMは方向性の修正やディレクションに徹することもあります。
経営上のメリット
ついでに、この組織形態を作っている合同会社LEAD ONEという会社としてのメリットにも少し触れておきます。
簡単にいえば、固定費を削るので変動費を大きく使った攻めの資金繰りができるところにあります。
会社の経営が傾きく大きな要因に『固定費を上げ過ぎてしまう』ということがありますが、弊社は社員が0人なので固定費はほとんどかかっていません。
その分、プロジェクトごとの外注費として変動費で大きな経費をかけています。固定で支払わない分、一回あたりの単価は少し高めに支払っています。
ですが、もし会社の売上が下がればこの変動費も下がるわけなので、経営は安定しやすくなります。そのため、固定費がかさむ会社のように現金のストックをたくさん抱える必要もなく、攻めた投資がしやすいということです。
(中には1日の作業で10万円近くを支払ってる人もいるので、月給に換算すれば200〜300万円くらいの労働単価で働いてることになります。固定給ならなかなかこれだけの金額を支払うのは難しいです。)
また、優秀なクリエイターほど会社に社員として就労せず、個人で活動する思考が強いというジレンマもあると思います。
なので業務委託という形式を取ることでそういった優秀なクリエイターにもプロジェクトに参画してもらいやすいというのもメリットの1つと捉えています。
今後の展開について
とはいえ、やはり社員が僕1人だけだとどうしても限界があるので、今後は少数精鋭で社員を増やしていきたいと思っています。
具合的にはプロジェクトリーダーとして案件を上流で進められる人材、細かいバックオフィス業務などを担ってくれる人材です。
この辺りの組織編成については、自社のその時々のステージや経済状況に応じて対応していこうと思っております。
メンバーも随時募集中
LEAD ONEは現在、沖縄と福岡を拠点に活動しております。
沖縄、福岡で一緒に活動できそうなメンバーはもちろん、リモートで働いてくれているメンバーもいるので、リモートでの参画も募集しております。
詳しくはLEAD ONEのWebサイトもしくは僕のSNSに直接連絡ください。
Twitter:
https://twitter.com/ldo_itoh
Instagram:
https://www.instagram.com/jumpei071
合同会社LEAD ONE
https://lead-one.info/