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新人PdMから見たキャディのプロダクトマネジメント

CADDi プロダクトチーム Advent Calendar 2024 20日目です。

こんにちは。
キャディでプロダクトマネージャー (PdM) をしています後藤です。

2022年4月のキャディ新卒入社後、Manufacturing事業のプロジェクトマネージャーを経て、2024年8月からDrawer事業のPdMを担当しています。

今日はそんな新人PdMの私から見た「キャディのプロダクトマネジメントの面白さと難しさ」について話します!以下の軸で整理しています。

「業界と会社」・「組織と個」の軸で整理

①製造業の変革に挑むキャディ

業界 x 組織

製造業の変革という、難しくも面白く、社会的意義のある挑戦

キャディは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、製造業の変革に挑んでいます。

キャディのミッション

製造業という歴史の深い重厚長大な産業において、変革を起こすことは容易ではありません。お客様へ価値提供をする、また目指す中で、日々製造業の奥深さを痛感しています。
価値提供のためには、教科書的な知識を得ることはもちろん、本やWebにも無い「現場の情報」を抑えることが極めて重要です。深い知識と、現場理解があってはじめて価値提供が可能になります。
まさにここにキャディのプロダクトマネジメントの面白さの一端があります。容易には理解できない領域で、深い知識と経験をもとに、お客様に価値あるプロダクトを作りあげる。難しいが知的に面白く、そして社会的意義のあるプロセスです
今私は新規領域のプロダクトを担当していますが、日々学びと発見の連続です。そしてその過程を経て、この領域のことは社内で一番詳しいという自負があります。

②心強すぎるキャディの人材

会社 x 組織

キャディ社内について、特にそこで働く「人」の観点から、プロダクトマネジメントの面白さを書いていきます。

経験豊富なPdM

今やキャディのPdMは20名ほどになり、厚みを増しています。皆様々なバックグラウンドを持っており、それぞれに強みがあるため、学びに事欠きません。一般的なプロダクトマネジメント論はもちろん、戦略立案や、開発組織とのコラボレーション方法など、学びの機会に溢れています。キャディには1on1の奨励文化があるので、前のめりの姿勢さえあれば、いつでも誰からでも学びを得ることができます。

弊社のPdMのイメージを持っていただくために、CPOの白井と、「反応しない」ことを教えてくれる荘司のnoteを付しておきます。

圧倒的に強いエンジニア

キャディのエンジニアはめちゃくちゃ優秀です。直近でもCTO経験者が次々と入社し、社内のCTO経験者は計5名となりました。詳しくは以下の記事を読んでみてください。

日本トップレベルのエンジニアが多数在籍しているからこそ、PdMは遠慮なく理想を追い続けられます。「難しそうだけど、多分なんとかしてくれるだろう」と信じてます。
逆に言うと、この環境で顧客に価値提供できなければ、そこが現代の技術的な限界点だったか、あるいはPdMがイケてなかったかの二択なので、PdM的にはプレッシャーがありますね笑

アツい思いを持った製造業出身者

キャディには「製造業をもっと良くしたい!」というアツい思いを持った製造業出身者が多数在籍しています。これは非常に大きな強みです。先にも述べたように、製造業における価値創出には深い知識と現場理解が必要ですが、キャディ社内には必ずといってよいほど、特定の分野に造詣が深い人がいます。彼らが各方面で活躍していることはもちろんですが、プロダクトマネジメントの観点では、初期インタビューやプロトタイプFBなど、日々コラボレーションをすることで、価値創出につながっています。

③私個人の強みも活かせる環境

業界 / 会社 x 個

最後に私個人の強みが活かせている環境であることも付しておきます。

製造業分野での研究の経験

私はキャディ入社前の大学院在籍時に、Digital Tripletという概念に関する研究をしていました。これは物理と情報から成るDigital Twinに対して、人の知識のレイヤーを明示的に追加した概念であり、製造業熟練者の知識を十分に生かすことを目指しています。研究内容自体が直接活きたことは少ないですが、研究の過程で得た製造業の背景知識が知らぬ間に活きていることはありそうです。また新たな価値を生み出すという点において、プロダクトマネジメントと研究活動が近しいこともあり、研究の基本動作が役に立っているなと感じてます。

Manufacturing事業で得た深い学び

2024年8月まで在籍したManufacturing事業の経験は、あまりにも強く活きています。詳細は代表の加藤の以下記事を確認いただければと思いますが、Manufacuturing事業で血肉として得た学びや、その過程で生まれたプロダクトがあることが、キャディのプロダクトマネジメントのベースになっています。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
製造業という深いドメインにおいて、変革を起こそうとしているキャディのプロダクトマネジメントは、とても難しく面白く、挑戦しがいがあると日々感じています。
もしこの挑戦に興味を持たれた方がいましたら、私含め、是非キャディのPdMとカジュアルにお話ししましょう!お待ちしています!


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