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若手と言われなくなった日

98年、男性。
人に言われた事あんま聞いてない人間だけど、
「もう若手じゃないんだから」
って言われたのが
なんか最近ずっと引いてて、
確かにそうだよなって思った。
バンドやり始め、ギター触りたてにしか味わえなかった感動とかが、今はもうないし。
いや、今も新しい出会いとか刺激とかいっぱいあるけど、
今がヤダとかじゃなくて、

新鮮味がなくなった。
それが近い。

始めたての頃は
どうすれば売れるか
どうすればみんなに観てもらえるか
それだけに必死だった。

今は、
どう上手くなるか
観てる人にどう上手く聴かせるか
どう楽しくしてもらえるか
それが近い。

会社のように新人・中堅・管理
だとすれば、新人ではない。

目まぐるしく時代が入れ替わる音楽の世界の中、
人が辞めたり、人が始めたりを繰り返してる中にいる。
(さん付けになってく人も増えたりね)
(呼び捨てでもいいよ。ほんと。)




11月の多忙期がひとまず終わった。
本当に色々な事があった。
企画に向けて気合い入れたり、
ライブハウスへの愛を知れたり、
バンドさんを呼んで精一杯やってもらったり、
サポートしたバンドで企画を組んでたり、
惜しくも企画に出れなくなって苦い思いを間近で見たり、
夜通しライブをやってアーティストがライブハウスの為に全力を尽くしたり。

一言じゃ絶対にまとめられないけど、
やっぱり音楽は素晴らしい。
ライブは素晴らしい。

みんな何かを求めてライブハウスに来てる。
それが何なのかは、一人一人違うけど、

ライブを見て満足するならそれでいいじゃない。

前から思ってるけど
活動において、満足したら終わりだと思ってます。
満足出来ないから活動してるし、続けてる。
他人からみたら
まだまだそんな歳じゃん、焦んなや。
とか思われるけど、
気づいたら30代。とかって、方々でよく聞くので
焦ります、生き急ぎます。

もうすぐ2024年が終わろうとしてます。
この文章、たぶん2025年の俺は恥ずかしくて見れないけど
とりあえず今は、一言だけ。

ありがとう、さようなら。若手のおれ。
まだまだ突っ走るぜ。

un1coってバンド。知ってる?

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