X100Fと街へ|早朝の街と緑を撮る
朝早く起きた日にセロ活も兼ねてお散歩してきた時の写真です。
⒈歩き始めた時から差し込む朝日
この日は、晴れていたのは知っていましたが、歩き始めた時から朝の光が綺麗に、街と道を照らしていて、気持ち良かったです。こんな日は、私はKodakGold200のフィルムシミュレーションレシピ一択です。
道の脇に、近所の方が植えていらっしゃったバラが朝日を受けて気持ち良さそうでした。kodakGold200レシピで撮ると、ピンクもかわいい感じです。これは、クラシッククロームのフィルムシミュレーション、ホワイトバランス晴れの日からの+4Redと−5Blue設定、カラー+3の組み合わせで生み出されるのかなと思います。特に、+4Redと−5Blueとカラー+3が効いているのかもしれません。
一般的に、クラシックロームって彩度が落ちている印象ですが、実はカメラ内では色はしっかり記録されていて(それでもPROVIAやVELVIAとは違いがありそうですが)、その色をカスタムで調整してあげると、違った色味や雰囲気が撮れるのかなと思ったりします。これは自分好みの色を作る上でも応用できそうです。
道端の小さなお花も朝日を受けてその色がかわいい感じなのを撮ろうとした時、おじさんが道を横切っていました。朝の交通も少ない、少し余裕のある道路の様子。
朝日が照らす街をランニングされている姿と、その影が大きく出て、影のラインと横断歩道の横一列なラインが対照的な構図になりました。X100Fで街を撮り始めていた時にはよく人を追ってしまったりしましたが、ここでもあくまでハイライトとシャドウを追って、人はシルエット程度に入ればいいや、ぐらいで撮ると構図が安定します。
⒉いつものお気に入りの公園へ
街を少し歩いてから、松山市の市街地の中心にある、城山公園にきました。
この公園は全体が広くて、中央に芝生の広場があったり、運動するスペースがあったり、市民の方々の憩いの場です。私の特に好きなエリアは、公園をぐるっと囲う松山城のお堀に沿った遊歩道です(理由は人が少ないからw)。
その遊歩道の内、北から南に進むエリアでは、朝日が東から綺麗に差し込みます。この日もどんな様子かなと思ってきたら、こんな感じでした↓。
朝日が緑のバックライトになって、黄色から黄金色の輝きを見せてくれました。背の高い木々の影も印象的で好きな具合です。くっきり出た影に、お日さまの力を感じます。
↑ここはがらんとした、イベントなどに使われるスペースですが、誰もいない朝などは、光が注がれれば影が印象的に出て、余白が好きな私にとっては気持ちのいいエリアです。
朝日がしっかり出ていて、手前の緑を照らしていました。少し、手前の緑が暖かい朝日を浴びて黄色に見えます↑。
↑遊歩道に植えてある大きな木の枝が大きく東側にせり出しているところ。朝日が東側から注ぐからこっちに枝葉が伸びたのかもしれないです。広がった枝葉が自然なフレームになっています。
↑朝日を浴びた葉っぱの一枚一枚に生命力を感じるような瞬間でした。葉っぱの部分と公園の空きスペースのハイライト部分が対角線で別れるような構図で収まりがいいです。きっと葉っぱでは光合成真っ最中なんでしょうねw
↑手前の大きな木が、なんの木なのか不明ですが、先っぽで花が咲いていました。少しいい香りがしました。朝日が手前の枝とその先にある細いお花を照らしながら、公園のスペースはハイライト部分とシャドウ部分がはっきり分かれていました。そこに散歩されている方の姿がシルエットになって味付けに。
⒊今回のレシピの紹介
写真が多くなってきたので、続きは⑵に書きたいと思います。
最後に、今回のKodakGOld200のレシピは、以下のようなカメラ内設定で撮影しています。ソースはFujixweekluy.comです。
こういう設定だとこういう画になるんだ、と参考に。この設定でカフェを撮ったらこんな感じ、というのはこちらの記事↓にあります。