『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』全話あらすじ紹介！！
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』大ヒット御礼！
この記事では映画を観た方にも、ぜひおすすめしたい『岸辺露伴は動かない』短編小説集シリーズ第3弾の全収録話のあらすじを紹介します！
なんと、「実写映画化」にまつわるエピソードも！ぜひご一読ください！
「黄金のメロディ」
T県坂持という田舎町にある「サカモチレコード」にレコードプレイヤーを買いに来た露伴。
店員・伊坂恭明はマニアックな客を知識でねじ伏せることが生き甲斐の男。露伴のことも追い返そうとしたが、彼の漫画に対する妥協のない姿勢に感動し、店員として、初めてプロの仕事を果たす。
そしてこの体験は恭明にとって人生の転機となった。
7年後、サカモチレコードから露伴宛に手紙が届く。それはある招待状だった。しかし、T県坂持は現在急速に過疎化が進み、消滅集落寸前だという。
俄然興味が湧いた露伴は取材旅行に行くことにするが…!?
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「原作者 岸辺露伴」
編集長・白原から打診された漫画「異人館の紳士」の実写映画化を断った露伴。
それは7年前、撮影現場の取材を目的として「異人館の紳士」テレビドラマ化を許諾したことから得た「教訓」だという。
撮影現場では当時「異人館の悲劇」と言われ、世間を騒がせた事故が起きてしまい、結果ドラマ化は中止となってしまった。
露伴の意図を察した白原は「あれは事故だった」のだから、もう一度実写化を目指すべきだと熱く語る。
だが露伴の見解は違った。
「――〈異人館の悲劇〉は〈事故〉じゃあない。〈祟り〉だ」
「5LDK○○つき」
知り合いの建築写真家・高島麗水が住む「奇妙な家」を取材することになった露伴。
駅から15分、四十坪、間取りは2階建て5LDKで、家賃は8,000円。
通常ではありえない、破格の家賃を聞かされ、露伴はいわくつきだと予想するが、麗水が不動産屋に聞いても理由は＜何もわからない＞らしい。
しかし独自の調査によって、この家に住んだ人間は、決まって六月、大雨が降った翌日に行方不明になっていることが判明した。 蒸発した1人が唯一残した遺書には「＜天国の扉＞を見つけた」と書かれていたという。
当然、その言葉は露伴が無視できるものではなく……。
いかがでしたでしょうか。
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シリーズ第１弾『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』、第２弾『岸辺露伴は戯れない 短編小説集』の全収録話のあらすじはこちらから↓↓