6月18日発売!! 新世代怪談ホラー『カイタン 怪談師りん』のご紹介!!
6月18日(金)、『カイタン 怪談師りん』が集英社オレンジ文庫より発売されます! 日本ホラー小説大賞読者賞『夜葬』の実力派ホラー作家・最東対地による物語を、『いちご100%』でお馴染みの人気漫画家・河下水希の装画&キャラデザでお送りする、新世代怪談ホラーです。今回は、編集を務めたジャンプJブックス編集部員より、その中身をご紹介します!
◆女子高生×カリスマ怪談師⇒「決して他人に語ってはならない」怪異を巡る怪談ホラー!
高校生の戸鳴りんは、かつて「語ってはならない怪談」の禁忌を破ったことで消えてしまった妹・えつを探し続けていた。りんは、幼なじみで「スーパー霊感体質」の大学生・真加部丹葉とともに、えつの手掛かりを求めて怪談イベントに参加する。そこでカリスマ怪談師・馬代融に出会うが、馬代は怪談オタクの偏屈人間だった。
馬代はりんたちに、えつを探すための情報提供と引き換えに、自身の率いる怪談事務所「カイタン」へ加入するよう要求する。女子高生怪談師となったりんは、取材のために心霊スポットをめぐる羽目になってしまう。
怪異に遭遇し、怪異を語る。恐怖体験ができると同時に、知られざる「怪談業界」にも詳しくなれる、新時代の怪談ホラーです‼
◆怪異に挑む、個性的なキャラクター達! キャラデザは『いちご100%』などの河下水希!
戸鳴りん(となりりん)女子高校生。身長150センチを切るチビな上に瘦せぎすの体型、真っ黒な髪で常に片目が隠れ、服は黒しか持っていない。クラスでは「キタロー系女子」とからかわれる。格闘ゲームが得意。性格も非社交的だが、消えた妹を探し出すためであれば突っ走ってしまう危なっかしいところがある。馬代の誘いに乗って女子高校生怪談師(見習い)となる。
真加部丹葉(まかべたんば)大学生。りんの5歳上の幼なじみ。体育会系の空手男子。格闘ゲームでりんに勝つことができず、りんを「師匠」と呼んでいる。あらゆる霊を呼び寄せてしまう「スーパー霊感体質」で、普段は大量のお守りを身に着けて霊が近づくのを防いでいる。妹のために危険に飛び込んでいくりんのことが放っておけず、馬代をも警戒している。
馬代融(ましろとおる)「怪を極めし者」と称されるカリスマ怪談師。かつてはTVなどにも引っ張りだこだったが、皮肉屋な性格、歯に衣着せぬ物言いが祟って干され、現在は怪談事務所「カイタン」を一人で運営している。怪談に対する情熱は本物で、打算もありながら、りんの才能を見抜き、怪談師としてスカウトする。
病TAROH(やみたろう)怪談イベントなどを行う666(ルビ:ダミアン)カフェの店長にして馬代の友人。頭部のタトゥーと緑髪のモヒカン、顔中のピアスで強烈な外見とは裏腹に腰の低い紳士的な男。ただし大のホラー映画ファンで、ホラースポットでは興奮のあまりハッスルしてしまう。お勧めの品は666カフェ特製眼球クリームソーダ。
集英社オレンジ文庫刊 2021年6月18日発売予定、定価748円。
ジャンプJブックスの棚ではなく「集英社オレンジ文庫」の棚に並びます!
ぜひお買い求めください!