閃刀姫のキングレギュラスは本当に強い?
セリオンズ閃刀姫について自分の考えのアウトプットを書いていきます。
・まず閃刀姫というデッキは基本的に妨害が薄い。
墓地魔法が3枚溜まるまでは妨害は手札誘発や汎用カードとウィドウアンカー(シャークキャノン)で行います。
リソースが循環するギミックのあるテーマが殆どの環境で手札誘発などの1:1交換を続けるとリソース負けしてしまうため墓地魔法3枚を貯めるまでの妨害の打ち方が非常に繊細なデッキです。
なので1枚の妨害の当てどころが非常に重要でひとつミスが負けに繋がります。
また現環境で後攻を選択するのは非常に厳しいためテンポアドバンテージを得るために選択権があれば先攻を取りますがテーマとしては後攻のほうが得意なデッキタイプと言えます。
・キングレギュラスの採用について
今回はフィールド魔法に焦点をあてずキングレギュラスについてのみ書きます。
レギュラスは文句無しに閃刀姫と相性の良いカードだと思います。
が機械族が墓地にいないと仕事が出来ないカードのためフュージョンデステニーのようにそれ単体で引いて初動になる強いカードではありません。
なので事故らないように初動の枚数を多めに割きつつセリオンズカードの枠とさらに汎用の妨害カードの枠を作る構築力の試される出張構築だと思っています。
・増殖するGへの受けの悪さ
セリオンズのない閃刀姫なら閃刀姫モンスターからスタートすれば増殖するGを発動されてもドローは1枚以内に抑えることが可能です。
しかしキングレギュラスを出すためには閃刀リンクモンスターを墓地に置く必要があり
レイ召喚→ハヤテ→シズク→レギュラス。
と1度ハヤテを挟む必要があります。
しかしハヤテを出した時点でキングレギュラスの存在を警戒されGを発動されます。(これをブラフに使いレギュラスがないのにGを投げさせることで次の自分のターンを楽にする駆け引きも出来そうですね)
2枚ドローさせてシズク&レギュラスの盤面なら悪くないようにも思えますが最初に書いた通り妨害の薄いデッキのため1枚のアドバンテージ差が他テーマ以上に厳しいものになります。レギュラス以外の残った手札と相談してレギュラスぶんのドローはさせない選択肢も頭にいれておく必要があります。
・レイ初動ができる確率は低い。
レギュラスを出すためにはまず閃刀姫として動かないと行けません。
しかし増援とエンゲージを含めてもレイが手札にくる確率は57%しかありません。
リンケージ、ホーネットビット、エリアゼロも含めると90%程度まで確率を上げることが出来ますがそれぞれ墓地にレイを落とせない、墓地へ送るカードが必要など損をする可能性を秘めておりレイ初動より弱いです。
レイを引き込むため成金ゴブリンや強欲で貪欲な壺も採用したいですが誘発の枠も作る必要があり構築難易度が高いと感じる次第です(笑)
ホーネットビットに増殖するGを打たれた場合キングレギュラスの着地とシズクの着地で3枚のドローを許して自分の手札は残り3枚。
墓地にレイもいない。とても現環境のデッキ相手に立ち回れないでしょう。
このように強力なカードですが増殖するGが非常に重たいカードです。。。
本来であれば重たくない先攻時の増殖するGがクリーンヒットしてしまう可能性。
また初動が引けなかった時には妨害にすらならないリスク。
私はこれらを考慮しても余るほど強さがあると判断出来ないです。
(十分な手札誘発を引き込めていれば止まれば良いだけですが)
3枚しかない増殖するGに対して過剰に気にしすぎているだけでしょうか?
・抹殺の指名者まで採用を考えたほうが良いのか?
抹殺の指名者まで入れて増殖するGに対抗したいですがやはりデッキの枠が厳しいです。
抹殺であれば無効にしたカードを次の相手ターンに使えるので汎用カードで妨害をする閃刀姫的には抹殺の指名者のほうが墓穴の指名者より合っているように思います。
(環境的に墓穴が妨害にも働くため現時点で抜く選択はないですが)
・キングレギュラスを妨害として考えない選択肢
レギュラスを先攻で出すのは灰流うららがある時だけにして採用枚数も最低限に抑えて、打点とアクセスコードトーカーへの妨害を妨害する攻め手として運用する考え方もありますね。この運用なら増殖するGは重たくないです。
ただし先攻でレギュラスを引いて指名者も灰流うららも握ってない場合は相手に増殖するGが無いことをお祈りするかハンデス状態でターンを渡すかの選択になりそうですね、、、
自分で答えが出せないので今後のCSなどで結果を残した閃刀姫のレシピに注目しています。
また実際にセリオンズ閃刀姫を使われている方で私のnoteでセリオンズに対する解釈違いがあれば指摘頂けると助かります。
閃刀姫の強化が続いて嬉しい限りです☺️
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