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まだ、やれる
「ようやく一歩踏み出せた。」
これが大会当日の率直な感想でした。
去年コロナで中止になって出れなかったパワーリフティングの大会。
1年の時を経てようやく参加できました。
しかも、1回も大会に出たことがない人限定の「新人戦」という形式で。
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その名の通り、参加資格は「これまで一度も公式戦に出たことがない人」。
体重別の階級は分かれていますが、この大会に限っては年齢区分がない、ガチンコ勝負です。(年齢区分がないのは後で知った)
そもそも、なんでパワーリフティングの大会に出ようと思ったのか。
そのきっかけは去年書いたnoteに書いたので見ていただくとして、2020年はコロナで大会自体が軒並み中止になり、代替試合として開催されたオンラインチャレンジに参加したことが、「やっぱり大会でてみたいな。大会目指して頑張ってみよう」と気持ちを前に向かせたのかもしれません。
エントリーが開始された3月15日。
寝る前に、ふと、「あ、申し込んでから寝るか」と思いたって申し込み。
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参加料を支払ったし、もう後戻りはできないぞ。
あとは大会に向けて頑張るだけだ。
そう思いながら就寝。翌朝届いたメールがこれ。
そこから9時間後。インスタ眺めていたらまさかの出来事に気づく。
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マジか…。
エントリー開始9時間で定員充足ってすごくない?
大会への熱量がやばい。自分も負けじとがんばろう。
その前に計量は間違いなくパスしないと。いつぐらいから絞ろうか。
そんなこと思いながら2ヶ月が過ぎ、いよいよ大会当日を迎えました。
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▲大会直前の計量。
パワーリフティングの大会は、体重別に階級が分かれています。
自分は93kg級に出場のため、93kgをオーバーしてはいけません。
減量とはちょっと違うけれど、1ヶ月近く食事の量や食事する時間に気をつけていたのは久しぶりのことでした。
そして大会当日。会場の品川グランドホールへ。
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受付を済ませたら、ネームプレートいただきました。
着替える場所や全体の流れを教えてもらって、計量とコスチュームチェックまでの間はひたすらストレッチ。
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会場ではすでに別の階級の試技が始まっていました。
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2020年のあの騒動から1年経過してもなお、世間的にはコロナ第4波と騒がれているさ中、感染症対策を徹底して大会を開いていただいたことに、ただただ感謝です。
バックヤードからもこんなふうに他の選手の試技がみれるのはよかったです。
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自分の出場する階級は15時くらいからの開始。
思っていた以上に順番がすぐ来た印象。
1試技を終える毎に、そこから3分以内(だったかな?)次の試技で挑戦する重量を申告しないといけないのですが、思った以上に時間がない…。
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それでも、3種目、3試技ずつ、合計9試技。
噛み締めるように挑戦しました。大会はあっという間に終わりました。
記録は満足の行く内容とはいきませんでした。
でも、次につながる手応えもありました。
知らなかったルールとか、大会進行中にも主審の方にアドバイスいただいて、心強かったし、みのりのある時間となりました。
当日、ニコ生での放送もされていたのですが、
アーカイブを後で見返しておもしろかったし、総じて楽しかった。
と同時に悔しさもありました。正直もっとできたよな。とか。
100%の力をいつもどおり出すことの難しさ。
気持ちの持っていきかた。
楽しさ半分、悔しさ半分の大会となりました。
大人になってもまだこういう感情がでることへの驚きもありましたが、「まだ、やれる」。そんな手応えと、また次の大会にでたいなとすぐに思えたのもよかった。この年になってこういう競技に出会えたことに感謝です。
@riceballrockets
#20210516
#東京パワーリフティング新人戦
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