24 戦うことじゃない、愛し合うことだった!
こんにちは、光の研修生Jumanです。
今回も前回に続いて、旧作ヤマトおよび劇場版さらば宇宙戦艦ヤマトの古代進について、2回目をスピリチャルに語っていきますよ。
いつもながらですが、あくまで一つの仮説としてお読みくださいね。
第24話 死闘!!神よガミラスのために泣け!!
強磁性フェライトの物質によってヤマトを引き込み、ガミラス本星の濃硫酸の海にヤマトを葬る作戦をとったデスラーに対し、古代はどうするべきか悩んだ挙句、沖田にアドバイスを求めます。
そして沖田のアドバイスは、ヤマトは濃硫酸の海にあえて潜り、鉱脈を波動砲でぶち抜いてガミラス星全体を火山活動による天変地異に巻き込んで勝機をうかがうというものでした。
しかし作戦は実施されたものの、想定の範囲を遥かに超えてしまい、ガミラス星は廃墟も廃墟、死の星となってしまいました。戦い終わって、艦の様子を見て歩く古代の前にすすり泣く雪の姿が目に入ります。
雪は事の重大さに耐えられなかったのです。
「わたしたちは何ということをしてしまったの、神様の姿が見えない」と。
さてここから旧作ヤマト、古代進最高の名セリフの全文を記載します。
このセリフは子供であった当時の私に大きな影響を与え、かつ私に正義感を植え付けてくれました。
「俺たちは小さいころから①人と争って勝つことを教えられて育ってきた。学校に入る時も社会に出てからも人と競争し、勝つことを要求される。しかし勝つ者もいれば負ける者もいるんだ。②負けた者はどうなる。負けた者は幸せになる権利はないというのか・・・
今まで俺はそれを考えたことがなかった。悲しい、それが悔しい・・
ガミラスの人々は地球に移住したがっていた。この星はいずれにしてもおしまいだったんだ。③地球の人もガミラスの人も幸せに生きたいという気持ちに変わりはない。なのに我々は戦ってしまった。
我々がしなければならなかったのは、④戦うことじゃない、愛し合うことだった・・勝利か!クソでも食らえ!」
太字①~④の部分に注目しながら参考に下記3枚の画像をご覧ください。
画像は「ワンネスへの帰還」様のHPより引用させていただきました。
ラインマーカーは私が施しました。
自己奉仕から他者奉仕への歩み
上3枚の画像は、地球やガミラスだけでなく、私たちの現実の世界も如実に表しているのを踏まえたうえで、古代のセリフの太字①~④を分析していきましょう。
①は、分離意識(自己奉仕派)の価値観にどっぷりつかってきた自分および社会に対する嘆きです。
②は分離意識(自己奉仕派)の愚かさを理解し始め、他者奉仕派へ舵を切り始めた心境の変化、つまり「気づき」を得ました。
③は、他者との協調、平和という意識が芽生え始めます。
④は、今まで敵として戦ってきたガミラスに愛を送るという「統合」へ向けた心境の大変化を見事に映し出しています。
とまあ、このような感じになりますね。
ただし、3次元世界は分離意識(自己奉仕派)が優勢であることに変わりはなく、第26話「地球よ、ヤマトは帰ってきた」では、ガミラスとの白兵戦の際に、古代は、コスモクリーナを作動させて酸欠死に至った雪を悲しみ、沖田に対して、「雪のいない地球で一人ぼっちで生きていくなんて・・・」と
苦しい胸を内を明かすことになります。
多分沖田は、古代のこれまでの心境の変化を感じ取っていたのでしょう。
①「君は今度の航海でより多くの人間を愛することを学んだはずだ。」
②「わしは今、一目地球を見るまでは死ねんと思っている。地球で待ってる
人と心が繋がっていると思うからだ。」
と、「統合」へ向かう古代に対して、金言とも言えるアドバイスを送っています。
①の多くの人間とは、地球で待ってる人はもちろん、ガミラス人、イスカンダルに残った兄古代守、スターシア、ヤマトの仲間たちであり、
②の心が繋がっているとは、「統合」へ向かうためには、他人であっても自分の家族と同様に思えるよう周波数を上げていけ、と説いているのです。
結果的に沖田の死とほぼ同時に雪は息を吹き返しますが、イスカンダルへ旅立つ前とは比べ物にならないくらい古代の周波数はアップしました。もちろん雪の蘇生で、さらにさらに周波数アップとなったことでしょう。
新作ヤマトへ引き継がれる旧作古代の意識
ところでこの古代のセリフの内容について、ヤマト2199,2202でもよく似た場面があることにお気づきでしょうか。
2199は、第25話「終わりなき戦い」で、白兵戦でデスラーがヤマトの装甲板を爆破して艦内に侵入した際、森雪と鉢合わせ、保護していたセレステラをデスラーが撃った後、雪が「地球もガミラスも戦う必要なんてなかった、お互いに相手を思いやって愛し合うことだってできたのに・・」と。
2202では、第23話「愛の戦士たち」で、デスラー救出のためデウスーラに突入した味方兵士がミルを撃ってしまい、ガトランティスとの話し合いの道が閉ざされたしまった後、デスラーは「なぜ戦った、なぜ愛し合おうとしなかったのだ!」と後悔の気持ちをあらわにしています。
どちらも根底にあるのは、分離意識(自己奉仕)でないことは確かであり、地球とガミラスが「メンタリティー」つまり周波数が同じとなった証であると言えます。
遥かなる他者奉仕への道
では、ガミラス星での戦いを終えて古代にとって、さらに必要なものとは何なのでしょうか・・・?
競争社会で生きてきた(自己奉仕)ことを認識し、戦うことじゃない、愛し合うことだった!(他者奉仕)と「気づき」を得ることはできました。
つまり古代の意識は、分離意識(自己奉仕)と「 」(他者奉仕)の2極性が存在することを認識したうえで、「 」(他者奉仕)へ歩み始めたことになります。
さて「 」にはあるワードが入りますが、これが古代にとってさらに必要なものとなります。
さらに言えば、私たちにとっても、自分という魂が誕生してから、最終的にどこへ向かうのかについても、「 」に入るワードがポイントとなります。
それは次回語りますが、答えは文中に書いてます。(笑)
それでは今日はこのへんで終わります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
なお文中の画像は、ファミリー劇場放送分より引用させていただきました。
今回のまとめ
仮説ヤー17
ガミラス本星の戦いで古代は、分離意識(自己奉仕)と「 」(他者奉仕)の2極性が存在することを認識したうえで、「 」(他者奉仕)へ歩み始めた。
次回予告:(仮題)25 「違う!断じて違う!」の叫び
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