聲の形。
今日は初めて聲の形(こえのかたち)を見た。
映画のほとんどは泣いていた。
登場人物と共感できる想い、既視感のある場面、想像することで泣きたくなるような物語。
人は辛い記憶は色あせるように出来ているのだろうか。
「そういえば、、、」と思い出すことが多かった。
あの時泣けなかった分、この映画の肩を借りて泣いているのだろうか。
終盤に差し掛かった頃、そう感じた。
最後のシーン。
「よかったね。」とテレビに向かって鼻を詰まらせながら言った。
世界は本当は綺麗な場所なんだよ、と。
悪い人ばかりじゃ無いんだよ、と。
よかったね、って。
そう、本当は綺麗な場所なんだよ。ここは。
本当は優しさのかたまりなはず。
「聲の形」。
そのタイトルの意味深さを最後にぎゅっと感じた。
主人公のように、耳を押さえているのか、目を押さえているのか、足首なのか、首なのか。
人によって違うだろうけど、
いつか、その手を離すことが出来たら、その手をどかす事が出来たら。
この映画の最後のように、色鮮やかで、信じられないほど綺麗な景色が待っているんじゃ無いかな。
もし、まだ聲の形を見た事が無ければ、(心の準備が出来ていれば、)是非。
※ちなみに1人で見る方が、思いっきり泣けるかも笑
明日も心豊かに、生きようね。
ジュリア
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?