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断捨離は自分のため

ここ20数年、時代が平成から令和に変わり…デジタル化が一気に進み、様々な制度がなくなったり新設されたり…今までの当たり前はずぅ〜っと継続するわけではないということを40〜50代で実感しました。

そんな時代の流れのおかげか、ここ10数年で「わたしの脳内の昭和縛り」がうすらいだかな~?と思うのです。さらに引越しを契機に大胆な(笑)断捨離も実践したし…シンプルな暮らしを目指すよい波がきているような気がするんだよね。

私の中の昭和縛りの例
・お皿やコップは5個一組
・客用寝具を備える
・料理は手づくりが1番
・お茶は急須で入れる
・ねぎや三つ葉など彩りが必須

などなど…母の影響がかなりあるんだけど、そんなこんなで、ドンちゃん宅に嫁入りの時はお皿やお鍋、客用寝具などいろいろ揃えて持参したわたし^_^; 持ち込んだモノは断捨離をした結果、かなりコンパクトになりました。もちろん今は昭和には縛られていないです(笑)

2年前の引越しがわたしの「断捨離熱」に拍車をかけたことは間違いないのですが、最初のきっかけは二世帯住宅の1階の「義父母の居住空間の片づけ」でした。わたしがそこに住み始めた時、義母は既に施設に入所中で1階は義父の一人暮らし。かなり荷物に占有されているな…とは感じていたけど、最初の2年ぐらいは1階の空間のことはかまわず、義姉夫婦が来る時などに少し環境を整える手伝いをした程度でした。

義父がその後「軽度認知症」と診断され、介護サービスを利用し始めた頃から1階空間が徐々に変化してきました。それまでは荷物が多いなりに義父自身が簡単な掃除や整理をしていたのですが、何もしなくなり、部屋や物置が荷物でいっぱいになっていきました。

作り付けの引出しや棚がいっぱいになると、ホームセンターからプラケースやワゴンを購入し、モノの置き場を作る。当然元の引出しや棚は使えず、中のモノも出せなくなります。やがて追加購入したプラケースもモノであふれ、次は段ボール箱に入れたままうず高く積み上げていきます。

そんなこんなの連続で南側の日当たりが良い縁側は箱だらけになり、部屋の中は昼間でも薄暗く、風通しも悪くなっていました。

片付け始めて気づいたことですが、とにかく同じようなものがたくさん出てきます。おそらく、しまい込む→見当たらない→すぐに買う→またしまう…というループ。それからテレビ通販で便利そうなものを購入し買って満足して…箱も開けないまま放置。あとは…限定品のようなものを購入して「もったいない気持ち」がまさり飲食しない、利用しないまま放置…ドンちゃんと物置を片付けていたら、30年前のまぁまぁ高級そうなワインの瓶がいっぱい出てきました。その時においしく飲めば良かったのに…(T_T)廃棄の際フタを開けたらどろどろした黒い液体になっていました。

義父がいる時に整理すると、急に「もったいない!」「使う!」と言い始めます。あの年代の方々はとにかく「捨てるのが大嫌い」誰かに「あげるのは好き」ただねぇ…いらないモノもらっても…(*_*;

とにかくなんとかしなきゃ!とドンちゃんと二人で義父がショートステイ利用中などの時間に、必死に片付けました。市のクリーンセンターに何回行ったか…数えきれない…(・・;)

そんなこんなを経て、不用品の廃棄には「時間」「労力」「お金」がものすごくかかることを実感し、自分のモノは体力と判断力があるうちに自分で整理して、自身で把握できる範囲でモノを所有しなければと、少しづつモノの整理を始めたジュリうさぎなのです。

今は日々「プチ捨て」をして、月に1~2日ゴミの日の前日にしばらく使っていないモノを取捨選択し「やや多めの捨て活動」を実施。あとは「不用意にモノを持ち込まない」「購入する時は同じアイテムを一つ以上処分」など心がけています。意外なことにそういうこと意識しているとゴミの日の「ゴミが少ない」ってことにも気づいたよ。30リットルの袋で間に合う日も多くなりました★

引越して1年8か月、ジュリうさぎ断捨離継続中です。

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