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わたしが経験した「バブル期の接待飲み会」
ジュリうさぎは「バブル世代」らしい…
「バブル世代」
バブル世代は、1965年(昭和40年)から1970年(昭和45年)生まれの人たちを指し、2023年時点で53歳から58歳前後です。
バブル世代は、バブル景気の時代に社会人となった世代で、新卒採用時にバブル景気の恩恵を味わいました。
バブル世代の特徴としては、次のようなものがあります。
・貯蓄より消費を優先する
・ブランド志向や右肩上がり志向といった「万能感」が強い
・仕事を優先する傾向があり長時間労働をいとわない
・長時間労働や勤務時間外の接待などを当たり前に行ってきた
地方都市で仕事をしていたから、首都圏ほどのきらびやかな体験はないけど…上記の「AIによる概要」を見ると「ブランド志向の項目」以外は当たっていると思う…。
ここ1ヶ月ぐらい、ずぅーっと報道されている件を見聞きする度に「あぁ〜あの頃の接待飲み会でいろんなことあったなぁ…」と思い出し、ちょっと心の奥がザワつくので…
思い切ってnoteで記事にすることにしました。
【バブル期のわたしのお仕事環境】
・地方都市の大きめの地元企業関連子会社所属、親会社に出向していた。当初は所属先関連の仕事のみやっていた。が、1年経った頃から「男性正社員がやっている仕事」を担当するようになった。
・親会社は職場の建物では1,800〜2,000人働いていたけど、正社員は700人ぐらい。他は出向社員、委託、派遣、パートなど。
・男女比は3対7ぐらいかなぁ?圧倒的に女性が多い。だけど、管理職や担当のリーダーさえも全部男性。確か女性正社員のほとんどは「高卒・短大卒」
・「外向きの仕事」担当はほとんど男性社員
女性が多い職場なのに「めちゃくちゃ男性社会」という環境…1年経った頃、出向社員なのに「男性社員の仕事」をやることになった(前例がないこと)きっかけは「初めての女性課長誕生」。その女性課長は「部下なし課長」で、自分の仕事をサポートする人材を希望していて、わたしに白羽の矢がたったってこと。
それからはいろんな仕事をした。具体的な内容は別記事で詳しく書くけど…女性課長以外の上司とも仕事をした。出張も多かったし、東京での大きな会議にも同行した…
その会議での出来事…
わたしの男性上司は会議に先立ち、他社の管理職レベルの男性群にわたしを紹介した。10人ぐらい…
半数は「わたしの名刺を受け取るけど、名刺をくれない」
3人は「名刺さえ受け取らない」
通常の名刺交換できたのは2人
男性でこんな経験した人っているのかな?と思ったよ。
「名刺交換してくれた2人の会社」とはその後現場仕事がスムーズだった。それ以外の会社はわたしが電話すると、現場の細かい仕事内容さえ「課長を出せ!」と言ってきて、業務が滞る。
「女のわたしはバロメーターだな」って感じた。
…仕事環境の説明が長くなっちゃった…
バブル期の当時、わたしがいた会社では「接待飲み会」がかなりの頻度で実施されていた。管理職以上は男性ばかりなので、わたしは接待の度に同席必須。さらに「接待に関する段取り」はほぼわたしの仕事…
主賓の8割ぐらいは男性。主賓の隣に座ることが多かった。ほとんどの主賓は品格があり、特殊な技能や知識、経験があって、同席していてとても勉強になった。20代でそういう方々から学んだことは後々ためになることが多かった。
ただ…対処に困ったのは…
酒癖が悪い主賓
女性好きな主賓
飲み会の間、なんとかかわしながら対処していたけど…同席している役員や管理職は、そういう事態を見て見ぬフリ。
なんだ!コイツら!
って思ったけど、直接は言えなかったわ…
接待が終われば、主賓も役員も管理職もわたしが手配した車で帰宅(タクシー券使用)わたしは職場に戻って仕事…
後に「正社員で迎えたい」っていわれたけど、管理職も役員もそんな人たちだし…断った。
バブル期特有の経験なんだろうね…
ここからはジュリうさぎの個人的見解です。
わたしがいた会社の
管理職たちはその当時「アラフォー」
そして役員たちは「アラ還」
バブル期から30年…今 その人たちは…
「アラ70歳」と「80代後半」です
先日の10時間超の記者会見で壇上にいた人たちは…「アラ70歳」
会見に出席せずいろいろ言われてる人は…「80代後半」
バブル期に役員や管理職だった人たちが今も上層部を牛耳っているんだね…ズレた感覚の80代の人たちが決定権を持ち「イエスマンかつ上に逆らえない アラ70歳」が社長や会長職についている巨大企業グループ…
ズレに気づいて改める機会がいっぱいあったはずなのに…
そんなことを思う水曜日の朝…