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ロミジュリA日程ライブ配信観たよ

昨晩、星組ロミオとジュリエットA日程を観ました。

先週の同じ時間にB日程の千秋楽の配信も観ました。

その上での感想は「物語への説得力のA、人間の奥行きのB」、「各スターの売り出したい持ち味への正解としてのA、さらにこんなことも出来ちゃうんですよを提示しているB」だな、ということでした。とにかく今回の役替わりを考えた人と演じきった組子が優勝!!!!



3/30のnoteでBの配信と大劇場でのB公演、ムラ楽のA配信を観てぴーマキュに沼ったと書いたと思うのですが、その後さらに配信視聴を2回重ねた私の今の沼は

「21星ロミジュリ」と「天華えま」です!! 



ということでぴー死への言及多めに書きたいことを書く感想です。

ぴー死きれいすぎない??????横顔の美しさ、特にフェイスラインの美しさがすごい。

現代人として反ルッキズムを志しながらも宝塚という美の世界にズブズブな私の、3次元のきれいな女を推すときのスタンスは「美術品を愛でるように造形の美しさを愛でても、愛でること自体は罪ではない」です。個人の基準を押しつけて優劣つけたり、その優劣をとやかく言うのはだめ。ということで美しいものには美しい美しいとただただ言います。

ということでぴー死、美しすぎない?????

ムラ楽の配信より「死」よく映ってましたよね?

よく映っていたからなのかわかりませんが、映るたびに美しい……と思いました。少し女性的というか、とにかくきれい。その綺麗さに見るたびにハッとしました。

そして楽しそう。人々が憎しみに支配されている姿、ロミオが死の気配に気がついて怯えている姿を見て楽しそう。

無垢で美しい、この世の物ならざる「死」としての説得力を感じました。

関節って可動域そんなにあったっけ???となる滑らかな動き、ところどころ重力を感じなくて、身体表現の力をとても感じました。だって「死」セリフないもんね。セリフなしでも雄弁だから忘れがちだけど。


礼真琴さんのロミオ。今まで見た中で昨日が1番パワフルだと思いました!いつもいつも声量すごっ、ダンスすごっ、えっ声かっこいいとかわいいの使い分けがすごい!!となるけど毎回それをさらに超えてくるからすごい。パワフルだから今日こそロミオ死なないかもしれない、と思ってましたがパワフルでもやっぱりロミオは死んでしまった……

ピュアピュアロミオからのフィナーレの大人の全力と余裕のギャップもすごいけど、昨日はさらにそこからご挨拶での組子への愛とかわいさが全開で、人たらし力検定があったら1級だな……と思いました。すごい。

舞空さんジュリエット。3/7に初めて観てから昨日までの2ヶ月で一番成長を見て取れるのが舞空さんジュリエットだなと毎回思います。ジュリエットの感情を自分の表現に落とし込んでいっているのを感じます。そして何よりかわいい。ちょっとTWICEのツウィちゃんに似てるよねと昨日配信で思いました。

愛月さんティボルト。大人の色気!強そう。女の子はべらかしてるのがあんなに似合う人居る???愛月さんを見てると「ああ、私今宝塚観てる!」という気持ちになります。なんだろう、男役芸?を感じるのかな。フィナーレの歌手の銀橋渡りでのウィンク、「キャー!!!ウィンク飛んできた!!!!」と1人で騒ぎました。



A日程は本当にそれぞれのスターさんの持ち味と役がハマっていて、その調和から生まれる物語への説得力を感じます。

瀬央さんベンヴォーリオがロミオの理解者であること、極美さんマーキューシオの圧倒的陽キャ感とやんちゃさ、など。

ロミオとジュリエットの圧倒的正解!という物語への納得感。

Bは、正直瀬央さんはティボルトよりベンヴォーリオが似合う、と思います。それ以外の役替わりも多分持ち味ど真ん中ではないんだろうなと思います。だからこそ役を、役の人間を人間として深めていって立体として理解した上で表現していて、その表現が観客の胸を打っているのだと思います。だから沼ってる人が多いんだろうなと思いました。

そんな感じの2週続けてのロミジュリ配信でした。

おっ、ロミジュリ観たくなりました?(こんな文で??)

大丈夫、5/23(日)にもう1回東京千秋楽の配信とライビュがあります!!みんな観て!!


今回私はロミジュリでAB両方観たことによって「表現」について考えさせられました。

その上で天華えまさんの「死」と「マーキューシオ」で天華えまさんの表現力に惹かれました。この沼はきっと深い……むしろ深めていきたい……好きだ……

もうすぐA日程のBlu-rayが届いてしまう!!嬉しい!!楽しい!!

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