その1 学校にもある『100』か『0』の世界(373文字)
1 警察的考え方
『100』か『0』の世界。
これは警察組織における考え方です。
特に天皇陛下や総理大臣にかかる警衛警護で言われる考え方です。
何か事が起こってしまえば、犯人が捕まったとしても、対象の身辺が安全だったとしても『0』のようです。
その視点で、学校の安全、危機管理について考えました。
2 学校現場
毎年のように侵入事案が発生します。
侵入事案で、学校はひっくり返ります。
例え、人的被害がなかったとしても『侵入 イコール 0』です。
侵入された事実が刻まれることで、子どものメンタルに大ダメージを与えます。
コトが起きると『0』なのです。
ですから、訓練をして、対策を打って、思考を巡らせて、未然防止を実現するのです。
やったらやった分だけ無駄になれば、成功です。
何も起こらないのが『100』です。
それが危機管理です。
そこに学校の安全があると思うのです。