キョウコ先生の母現る(昭和の記録シリーズ)
みなさまごきげんよう。キョウコ先生です。
さて、今回はキョウコ先生の母親が登場。
何か書いてほしい、できれば昭和のことを書いてほしいとお願いしたら書いてくれました。
今回はキョウコ母の人生最善の生き方について書いてもらっています。
タイトルは「上善如水」です。
聞こえます、今回もこれを読んでいる生徒たちの声が!
「キョウコ先生ウエゼンジョミズって何ですか?」
みんなの声、キョウコに届いてるよ!
そして、みんな!読み方が違ってるよ!!
これは上善如水と書いて「じょうぜんみずのごとし」って読むんだぜ!
ああ、聞こえる。
納得した子供達の声と共に大人の読者の人たちの声が!
「わかります、キョウコ先生!これ、美味しいですよね!」って皆さんの声!
そう、この「上善如水」は日本酒の名前にもなっているんですよね。ですからお飲みになった方もいらっしゃることと思いますが、今回の母の随筆は日本酒のことではありません。
「上善如水」は水は他のものに利益を与えるが自らは低いところへ流れていき、決して高いところへ行かない。これこそ人間の最上の生き方だという訳です。
誰かに利益をもたらすとそれを返してもらおうと思ったり、いいことをしたと皆に評価されれば図にのってしまうこともしばしば。そんなふうに驕り高ぶらず、同じところで腐らず水のようにさらりと流れ、誰かを幸せにしても見返りを求めず流れていこうぜというような感じでしょう。
ではその内容が分かったところで早速キョウコ母の文章を読んでみましょう。
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人生の生き方で一番良き方法は、水のように低い方に流れる如くに行くことです。流れる水は濁らず、凍らず前へとサラサラ流れる。最善の生き方は、水の如しということは当たりて、然り。
私の家は信濃(長野県)の盆地でした。昔はどの家も山から水を引いていました。水は家庭に注がれ、夏は冷たく、冬は少し緩んで、山からやってきました。何もない、本当に何もない私の戦後は水が唯一宝物でした。
漫画家のサトウサンペイさんは、「人生には三つのものがあればよい、希望と勇気と、サム・マネー」そして、私はそれに加えて水です。これだけあればバンバンザイでした。
スマホだのマッチ・マネーなんてなくてもいいんです。
令和の時代はこれだけで十分かな?イヤー、特時に対処する心の準備、気構えさえあれば何だってやっていけるかもね!
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大人の方はこの内容、よく理解できると思います。
しかし、これをお子さんにどう説明しましょう?
今回は私の視点でどう説明するか?
以下にご説明します。
ではlet's go。
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