フィボナッチリトレースメントを使ってみよう<応用編>
基礎編では『フィボナッチリトレースメントとはどういう使い方をするのか?』を解説しました↓
本日は応用編で『フィボナッチリトレースメントの引き方』を解説します。
フィボナッチリトレースメントを引く際の注意点
実際に引き方をお伝えする前に非常に重要なことをお伝えしておきます。
左記の記事で、
①押しや戻しの目安として使う
②サポートやレジスタンスの目安として使う
とお伝えしました。
ここで大事なのは、トレンドが発生しているか否かです。
とりあえずフィボナッチリトレースメントを引いてみようとしても、意味がないことです。目的はあくまで、トレンド中の押し、戻しはどこまで落ちるのかの目安として使用します。
よって、フィボナッチを引く前に、最初にトレンドの有無を探す必要があります。
トレンドの有無の判断
このトレンドの有無の判断はひとそれぞれだと思うので、私の考えを強要するつもりはありません。私の場合で話をします。
トレンドの有無を判断するひとつの目安として、
上昇トレンドの場合は『高値、安値を切り上げているか』、
下降トレンドの場合は『高値、安値を切り下げているか』、
というポイントに注目します。
こちらはAUDUSDの週足チャートです。
高値安値を切り上げている上昇トレンドと判断します。
このトレンドの有無の判断に迷うようであれば、慣れるまでこのように矢印を引くといいと思います。
フィボナッチリトレースメントの引き方
それではようやく今日の本題。
フィボナッチリトレースメントの引き方について解説します。
上昇トレンドの場合、その上昇トレンド中の最安値と最高値に引きます。
それでは先ほどのAUDUSDにフィボナッチリトレースメントを引いてみます。
手順1:最安値の付近で左クリックを押したままにする
手順2:最高値までドラッグする
これでフィボナッチリトレースメントを引けます。
手順3:ダブルクリックして微調整する
これでフィボナッチリトレースメント完成です。簡単ですね^^
ただし、手順1と2の順番が逆にならないように注意してください。
最後にポイントまとめます。
【ポイント1】
最安値、最高値が明確であること
この場合、誰が見ても最高値はここ、最安値はここ、というのが明確になっていますので、OK。
【ポイント2】
水平線でサポレジが確認できること
(複数あればなおよし)
これはあくまで私の目線です。人によってレジサポの判断は異なるので、こちらも強要するつもりはありませんので、ご参考程度に。
61.8%、38.2%、23.6%は上昇トレンドの最中に一定の抵抗になっている。
50%は効いていない。
と判断します。
現在上昇トレンドは落ち着き、天井圏で三尊が形成されています。反転しそうな状況ですよね。
こういうときにフィボナッチを用いた戦略が有効です。
戦略1:反転示唆が出たので23.6%までショートエントリーする
戦略2:23.6%付近で反転示唆が出たら『押し目買いする』
戦略3:23.6%を割って下落トレンドが発生したら38.2%まで『戻り売りする』
といった感じです。
まとめ
私が仮想通貨で価格を予想していますが、このフィボナッチリトレースメントを使用しているケースが多いです。
それを自信を持ってnoteで公開しているのは、このテクニカル分析が有効であると確認を取れているからです。
ぜひこの記事を見たあなたも、このフィボナッチリトレースメントをマスターし、ご自身のトレードの厚みを増してみてください。
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