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ワーママが、妊娠32週で早期破水になったお話

これは、リアルタイム−3日前くらい
に起こっているお話しを、
日々の記録としてまとめたものです。
参考になる方がいれば嬉しいし
不快に思われる方がいたら申し訳ないです。



1.朝方3時


どろんどろんと織物を感じて起きる
なにこれ?
どろんどろん
止まらない
ずぼんもぬれる

これはやばい

トイレいく

多いおりものにしては
これは・・・はすい…?

ググる。
結論。見た目はわからない
自力で止められるかどうか

止まってはいる

匂いの違いがある、とも書いてある

匂う。
生臭い、いつもとは全然違う

あー…これは…やっぱり

リビングは夫が起きてる
状況報告。理解が追い付かない夫。
まずは病院に電話。私もめずらしくテンパっている
テンパっても意味はない。
とにかく受診しないと、判断できない
まだ32週
まだまだ赤ちゃんの機能は何もできていない

夫がスマホ充電器とお金を渡してくれる
素晴らしい。ありがとう
このまま入院かも。頭によぎる。
この時点では、半々。
何事もないことを祈るが
私では分からない。

娘に挨拶はできなかった
タクシーはすぐ来た
焦る
この週数の破水がどうなるかまで
考えたこともなかった

2.病院に着く 


優しそうな助産師のお姉さん
内診台に上りすぐに検査
羊水はまだ出ている
いろんなチェックをされる
医師が到着
助産師さんと会話
少しチェックしてから
「あー」
という言葉とともに電話で
nの病床確認の声が聞こえる

nの病床確認

このままこの病院で未熟児の
帝王切開→対応ができるか

ということ。

私も
あー
と小さくため息をつく
腕で目を覆う
1番なりたくなかった
お腹も張っている


その後助産師さんが
破水してるね
検査続けるね
入院になるからね
とテキパキ
入院患者のリストバンドを巻く
血液を採られる

このまま帝王切開の可能性もあるから
といろんな説明を医師にされる
大体のことは前回出産で分かっていたから
はいはいと聞いている

入念な経腹エコーの後
経膣エコー
経膣エコーの時はやっぱり羊水が
まだどどっと出る
不安になる

赤ちゃん発育1,700g
赤ちゃん元気
羊水量問題なし
経管長も問題なし

この言葉に救われる
よかった

まだ肺の機能が未熟だから
明日から2回ステロイドの筋肉注射を打つこと
卵膜が破れたことで外の世界と赤ちゃんが繋がっていて母体の感染が直接赤ちゃんに行ってしまうこと
抗生剤の点滴と服用が必要なこと
だだーっと説明を受ける

ステロイド…あんたほんま、何者なん
という疑問はのちにググることにする。

旦那さん来てもらえるかな?
と言われる
LINEをいれる

少ししてから肺のレントゲンをとる
点滴の針がいれられる
採血をされる
主人が到着する

昨日適当に作った入院バッグがもちこまれる

必要なものなんてタオルくらいしか纏められてない
また世話をかける

3.面会

諸々終わって、病室に行くすがら
到着した夫と娘との面会が許される
触ってもいいのか聞くと
いいですよと

自動ドア越しに3歳の娘が光る靴をパタパタさせて手持ち無沙汰で歩いているのが見える
スリーパーを着ている
不安そうな顔をしている

駆け寄って片手で抱きしめる

左手に刺さった点滴を見て
娘はギョッとしている
痛くないよと思わず隠す
何回も何回もパパをよろしくね
と伝える
ぎゅっとする

娘が
ママも帰るの?と夫にきく
ママは帰らないよという

泣かない娘

パパをよろしくねともう一回言う

助産師さんが迎えに来る

タッチしようと手を出すと
娘はタッチしてくれなかった

色々分かってるんだなと思う
あーもう。
つらい


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