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アナログ人間の命、ノートと筆記具について
先日の記事でも述べたとおり、わたしは根っからのアナログ人間だ。
これまで数々のノートを使ってきたが、
(あるあるだろうけど使いかけのノートがたくさんある)
いまは主に3つのノートを使い分けることで安定している。
しかしもしかしたら数年後には変わっているかもしれない。
そこで現在のわたしのノートの使い分けをまとめておこうと思う。
①雑記ノート
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こちらは先日の記事にも登場した、半分雑記帳、半分創作ノートとして使っているもの。
marumanのseptcouleurシリーズの、B6サイズを愛用している。
実は一度リニューアル時に品切れになっていたのがトラウマで、けっこうな冊数を買いだめしてある。色はその名の通り7色あるので、そのときの気分で選んでいる。
表紙にはステッカーを貼ったり、駅にあったスタンプを押したりして、ちょっとずつ装飾していっている。なので統一感はあまりない。
それとマイルールとして、表紙に通し番号とタイトルを付けている。表紙の裏には「J.Mikamo」の署名と使用期間を書いている。
現在使っているものは、2020年4月20日から使用開始した、「No.12 言葉遊び」だ。
このノートに書く内容については基本決まりはないが、表紙側からは小説やエッセイの下書き、裏表紙側からはメモと詩の下書きを書くようにしている。たまに人に見せると捲る向きが変わるのでややこしいと言われるが、もうずっとこの使い方をしているので慣れてしまった。
筆記具は基本的に、リング部分に挟んでいる「BIC クリックゴールド 0.5mm」を使用しているが、手近にあるもので適当に書くことも多い。
②インプットノート
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このノートは5年くらい前から使っている。
基本的にEDiTノートのB6サイズ、1日1頁タイプのものを使用している。手に入らなかった年は似たような1日1頁ノートを買ったが、やはりEDiTノートのほうが断然使いやすかった。
気に入っているポイントは、月ごとのまとめページがあること、日付があらかじめ印刷されていること、そして薄くて滑らかな紙質なのに万年筆が裏透けしないことだ。
わたしは毎月目標を設定しているので、その振り返りをするページがあることはありがたい。また、日付が印刷されていると、途中で書かなかった日があっても、空けておいて後から埋めることができる。
筆記具は無印良品の万年筆か貰い物のLAMY safariを使っているので、万年筆のインクが裏透けしないことは重要だ。紙が薄いので、書いたページを裏からなでるとぼこぼこしているのも好き。
この無印の万年筆は、EU規格のカートリッジ対応(ヨーロッパ在住としてはとても大事なポイント)で、細かい漢字を書くのにも最適な細字のペン先なので長年愛用している。
わたしが貰ったものは限定色なので、こちらとは若干色味が異なっている。こちらも比較的細字なのと、グリップがとても持ちやすいのがお気に入りポイント。
ちなみにコンバーターを使っていて、現在インクはパイロットの色彩雫の孔雀を愛用中。本当は合わせてLAMYのインクも貰ったのだが、うっかり日本に置いてきてしまった。
話を戻すが、このインプットノートには、読んだ本や観た映画の感想、旅行のまとめなどを書いている。要するに、いまnoteで毎月連載している「インプットまとめ」の大元になるノートだ。
このノートについて、詳しくは別記事にまとめようと思っている。
③日記帳
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右は今年のスケジュール帳兼日記帳。
もともとはスケジュール帳として雑記ノートと同じく中学入学時から使用している。
だが、ライフスタイルの変化に伴いスケジュール帳を用意する意味があまりなくなったのと、体調管理のための日記をつけることにしたので、今年から日記帳として使うことになった。
長年林朋子さんによるデザインのB6サイズのウィークリー手帳を愛用していたのだが、今年は手に入らなかったのでmini laboというところのハンディーサイズのものを使用している。適度に書くところが小さくていい感じだ。
スケジュール帳を選ぶ際に大切なことは、年間スケジュールのページ、マンスリーページ、そしてウィークリーページがそれぞれ別にあること。できればウィークリーページは左が予定表、右がフリースペースになっているものが理想だが、今年は小さいものなので、左に平日、右に土日が来てその下がフリースペースになっている。
マンスリーには日々の予定を、ウィークリーには3行日記をつけている。
ちなみに筆記具は主に上記のLAMY safariを使用している。
スケジュール帳を使用した日記の活用方法についても、詳しくは別記事にまとめようと思っている。
おわりに
こうやってまとめてみると、わたしがいかにB6サイズにとらわれすぎているかが明らかになって、興味深かった。思うにB6サイズは、文庫本よりちょっと大きいくらいの、本読みにとって非常に手に馴染みやすいサイズ感なんじゃないだろうか。
それから筆記具へのこだわりも自覚しているより強かったらしい。
わたしは何かにつけて、気に入ったものをずっと使い続けるタイプなので、あまり新しい文具を開拓したりはしないが、また気に入ったものがあったら紹介したい。
毎月頭に更新中の「インプットまとめ」はこちらから。
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