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KAMERAKRAFT LM11GRIP V1とIDSworks modular grip for Leica M11

フランスのKAMERAKRAFTから、M11用グリップKAMERAKRAFT LM11GRIP V1がようやく発売になりました。

これまで中国のIDSのIDSworks modular grip for Leica M11を使っていましたが、底板に厚みがあるため私のSDカード(SONY TOUGHシリーズ)が指先で取り出しにくかったのでKAMERAKRAFT製を買ってみました。

KAMERAGRIPはベースはブラック、シルバー、ブラックペインの3種類から、ハンドル部分はマットブラックメタルとウォールナットの2種類から選べます。私はプレートがブラックでハンドルがウォールナットを選びました。
価格 € 219、送料 € 39の合計 € 258(約41,550円)。それから受け取り時に税金が2,300円くらいかかりました。

IDSはベースはブラックとシルバー(ブラックペイントはなし)。ハンドル部分はFiber glass composite(US$ 377)、Solid Walnut with clear coat(US$ 391)、Desert Iron wood(US$ 385)、Solid African black wood with clear coat(US$ 385)、Anodized BLK aluminum(US$ 391)、Anodized GRAY aluminum(US$ 391)と6種類の選択肢があり、価格ha
US$ 377、US$ 385、US$ 391の種類です。

僕が2024年1月に買った時は、Solid African black wood with clear coatがUS$ 335でした。値上がりしていますね!

現在の価格で見ると 価格 US$ 377、送料 US$ 25で合計 US$ 402(約62,100円)になります。受け取り時の税金は忘れました💦

以下の写真で、ハンドグリップが明るい方がKAMERAGRIP製です。

KAMERAGRIPの方が底板が薄い

底板の厚さだけでなく、グリップ上部の形状も違います。

グリップ上部の形状の違い

確かにIDSのほうが厚みがありますが、写真で感じるほどの厚みの違いはありません。写真ではグリップ上部の形状の違いによる感覚的な差が大きいと思います。

グリップの指にかかる部分の形状の違い

KAMERAGRIPは指先の腹にかかる部分がえぐれた(ボディ右端方向に凹んでいる)形状をしています。そのため大きさ、厚さ以上にホールド感があります。

IDSは指にかかる部分の形状はフラットでレンズ側方向への傾斜が付いています。厚みがありる分こちらの方がグリップ感が安定していると感じる人が多いかも知れません。

内側(カメラと接する側)から見たところ

KAMERAGRIPはバッテリーとバッテリーを取り出すレバーのスペースを完全に空けてあります。
USB Type-Cポートを保護するゴムの保護キャップがあります。これは脱着式なので、そのうち紛失しそうです。しかし元々剥き出しのポートなので、保護キャップがなくても実用面では困らないと思います。

IDSはバッテリー部分に蓋があり、取り出しレバーを動かすノッチがあります。
どちらも予備のSDカードを1枚入れておくスペースがありますが、プレートを外さないと予備SDカードは取り出せません。

プレートを底から見たところ

KAMERAGRIPの取付けねじは指先でもかなり閉めることができます(しかしコインなどでしっかり閉めるべきでしょう)。ねじはこの位置に固定されていてなくす心配がありません。
この写真ではUSBポート保護キャップを外しています。
構造的にIDSより弱いでしょうが実用上大きな問題がないでしょう。仮にぶつけて細い部分が変形してバッテリーが取り出せなくなったら、プレートを外せばすみます。その後で変形を治せばよいでしょう。

IDSはコインなどねじを回転させるツールが必須です。また取付けねじは脱着しきなので取り外したときねじをなくさないように気をつける必要があります。IDSは蓋を開け、バッテリーを取り出す取っ手をスライドさせるギミックがとてもおもしろいです。しかしKAMERAGRIPより蓋を開ける一手間が必要です。

あとの大きな違いは重量です。
写真である程度分かると思いますが、KAMERAGRIPの方が軽いです。
両方の重量は後で計って載せます。

個人的に一番の関心事だったSDカードの取り出しは、プレートが浅い分、指先で変な方向にSDカードに力がかからず、垂直に取り出せるのでまったく問題ありませんでした。

しばらくは愛機M11 Monochromにこれを付けて写真ライフを楽しみたいと思います。

愛機にはいろんなものが付いてますw

今回は写真ではなくガジェットの話で失礼しました。

写真はどんなカメラでも撮れます。でも好きなカメラとレンズで撮ると楽しいです。そして好きなカメラを、より使いやすく楽しく使うためのアクセサリーを探すのは楽しいですね。

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