
INFJがミスタイプかどうか考えてみた
初投稿記事にも載せましたが、心理機能診断や各機能の働き・表出する行動、noteでの各タイプの人の考え方(特に公式セッション受検済みの方の記事)、等から自身のタイプはINFJではないかと推測しています
あ、ついでに。
考えるにあたって参考までにソシオニクスもとりまやってみました。2回やってみてEllとかLllと出ました。MBTIとの比較ではINFJ,INTJに多く該当する模様。
ただ、本当にそうなのか?
ミスタイプが多いとされるタイプで、他の機能との同時作用によってNi的に見えている、Fe的に見えているということはないのか?
他のタイプである可能性はないのか?(でないと、あれこれINFJであること前提に対人関係に役立てようとしていることの効果が半減してしまう)
ということが気になるので、考えていきたいと思います。
以下、あくまで、ネット上で調べたあらゆる情報と自身の考えに基づく内容になります。
MBTI認定ユーザーという訳ではありませんので、あくまで持ちうる知識と理解を持ってなんとか考えてみようという取り組みです。
※わりと思いついたままに考察してますので、観点は漏れまくりですのでよしなに。
本記事ではASHさんの各心理機能に対する考察が非常に納得・しっくり来ましたので、ASHさんの記事の内容を適宜引用させて頂き考えてみようと思います。
そもそもINFJの機能の順番としては、Ni-Fe-Ti-Seとなります。
今回は、自身をINFJと仮定した上で、INFJではない可能性を示唆する自身の特徴という観点から考察してみようと思います。
前提:E型ではない
私が外向型であるというのは、可能性が低いと考えているためここでは検討しません。(特に外向型の持つ影響力、外界への興味、これが私は低いのです。)
※余力があればいつかI/Eもちゃんと検討したいな〜と思ってます。
参考までに、私のストレングスファインダーの結果です。
特性論か類型論かで直接的に比較するのは難しいとは思いますが、ストレングスファインダーは無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターンを示していて、MBTIは「興味関心の方向」「ものの見方」「判断のしかた」「外界への接し方」の4指標で考えるものとされています。
よって、一定の出現傾向は認められるのではと思い参考までに。
残りの可能性タイプ:
ISFP,ISTP,ISFJ,ISTJ,INFP,INTP,INFJ,INTJ
TiユーザーかFiユーザーか
noteを見ていると、INFJはFiが弱い・自分がない、という主張見解を見かけます。
INFJの機能順で見たらその通りなのですが、一方でINFJ(というか全てのタイプ)が全くFiを持たない訳ではなく、人によって機能の強さはグラデーションかと思います。
上記を前提に、自身を内省した際に浮かび上がった疑問が、私がTiだと思っていたのは実はFiではないか?というものです。
というのもTiもFiも内向判断機能であり、一見すると我の強い機能に見えるためです。それに、私結構自分の価値観強めだと思うので…嫌いはさておき好きは割とわかると思うし…
また、比較として挙げるならば、Feの説明を読んだ際に感じたことの抜粋。
・人と一緒にいる時はよほどの考えがない限りはその場の空気に合わせた振る舞いをする≒自身の意見は優先順位を下げることが多い
→これだけみればFeぽく見えるものの、過去の友人からの評価(後述)からの推測、またFiが内省した結果上記のような行動をとることも大いにありうると考えるためです(特に社会性という観点で)。
・翻って、自分1人でいる時の判断基準は、好き・嫌いだから〜〜する、というものではありません。
今後の自身に対してどのような影響を与えるのか?今後の自分にとってより良い選択となるのはどちらか?その根拠は?という自問自答が繰り広げられます。
これはFiの価値観を深堀した結果、こうなっているのか?それともTiなのか?とグルグル悩んでいたのですが、ASHさんのこちらの記事を見て、全面的にしっくり来たのでTi>Fiだろうとここでは結論づけます。
上記内容に納得した他、例えば自身にデメリットのある意見であっても、理論的に納得するものであれば、割り切ってその意見に従うタイプのため、Ti>Fi(理論>自身の価値観)とします。
Ti>Fiのため、これらのタイプである可能性がなくなります。
ISFP、INFP、ISTJ、INTJ
※ついでに、Teの価値観には賛同・しっくりこないことが多い(その理由の言語化は面倒…)ため、ISTJ、INTJの可能性もないこととここでは結論づけます。
残りの可能性のあるタイプ:
ISTP,ISFJ,INTP,INFJ
Ti主機能の可能性
次に疑ったのが、実はNi主機能ではなくTi主機能ではないか?という点です。
ただ、Ti主機能はないだろうと思っています。Ti主機能ならもっと体系だってこの記事も書けてるだろう…という個人的見解もある🫨
とはいえ、それでは自分が納得できないので、Ti主機能である可能性とそれに対する考えを展開しようと思います。
Ti主機能である可能性
①新卒就活時代に異なるコミュニティに属する友人達に依頼した他己分析がTiかFi/Feか強めの行動に起因する評価があった(客観的評価)
→他人に興味無い、興味の幅が狭い、1対1ではなく数名程度の集団でいる時の協調姿勢が低い、等。(Ti/Fi)
→一方で、集団の中でギスギスした状況では矛先を自身に変えさせ話を終わらせるor冷静な第三者視点から話を終わらせる、という評価もあり(Fe+Tiぽい)
②常に考え事をしている(ストレングスファインダーにて内省5位)
→Ti,Ni,Fi,Siの内、特に思考を働かせている機能はTi,Niの可能性が高い。
特にFiについては、全項目でTi>Fiと結論づけてるためここでは除外。
(→Siの可能性はこの後議論)
まず、Ti主機能のタイプはISTPとINTPで、
ISTPはTi-Se-Ni-Fe
INTPはTi-Ne-Si-Fe
①の協調性の無さについては自身の内面の動きをハッキリ覚えてますが、守らなくてはならない集団の調和性は保ったまま、誰にもデメリットが起こらない状態と判断(Fe)した上で、独自行動をとっていました。
つまり、私も参加した方がいいが参加しなくても周囲との調和は乱れないので、こうする、という考えです。(Fi+Tiにも見えますが)
追記:①評価した友人に先日、いまはめちゃくちゃあるよね!と言われたので現在はより成長した模様
ただですね…そもそも私自身がISTPというのは考えづらいんですよね。
Se+Ti→見たもの聞いたもの(シンプル)を的確に知覚し、論理だてる働きかと思います。
自己評価はこれと真逆で複雑に考えて論理を捏ねてる、です。
むしろ憧れを持ってる感覚が強いので、使ってる機能が異なるように感じます。
そもそもSeの知覚したままに捉える、とかアドリブ・即興ということに対して苦手意識が強いのです。
他の側面では、
例)目の前にあるものに気付けない、手に握っていたものをよく落とす、咄嗟の視覚からの認識の精度が低い…等
もしかすると上記であげたのはSeが使えていないことの説明と外れている部分もあるかもしれませんがSeはとにかく使いこなせていない意識があります。
なので、できる限り先のことは予測して何事にも対処できるように準備計画しておくというのが基本になってます。
そのため、ISTPは除外しINTPの可能性は残しておきます。
残りの可能性タイプ:
ISFJ,INTP,INFJ
Si主機能の可能性
また、最も疑っていたのがISFJとのミスタイプではないか?というものです。
Si主機能はISFJとISTJです。
ISTJはSi-Te-Fi-Ne、ISFJはSi-Fe-Ti-Neで、一見するとINFJと表層の雰囲気は似ていると言われます。
ただ、Siは生物の生存戦略上、普遍的に意識にのぼりやすい機能でそれだけで優勢か否か判断するのは難しい気がしています。
(例:同じ轍は踏まないように同じ場面では別の選択をする、等のいわば学習能力の側面を持つ)
なので、Siはどういう機能か?という点で検討するよりも、Si優勢の人と劣勢の人はどう違うのか、反応の違いなどを比較した方が分かりやすいだろうということで、ここではこの比較を取り上げようと思います。
特に、不健全時のSi-Tiループ時のASHさんの考察が非常に参考になりました。
自身が誰の目から見ても不健全に陥ってしまった時、
・経験則による論理的な正当化
・「これは問題ない」という理屈づけ
・主観的な論理で自己完結
は起きませんでした。
どちらかというと、
・自身の中で渦巻く課題点を列挙し、他の自身の特徴とこじつけそれぞれに対してだからできないのだ、と論破していくスタイル。
・現状の根本的な課題点を考え、なぜそれが本質的な課題なのか…と理屈をこねた上で、解決策を考えるが前に進まない
このように説明するのが当時の状況に近いように思います。
また、Si主機能の場合Ne劣等となります。
その場合、
①従来の上手くいっていたやり方に固執し新しいやり方に抵抗を感じる、変える必要性に対して疑問を感じる
②新しいことを行う時には、過去の事例や経験を元にやり方を検討する
となります。
私の場合は明確に、
①従来の上手くいっていたやり方では不足する部分があったのだろう、従来のやり方との違いと新しいやり方による解決出来る課題はなんなのか、に意識が向きます。
②新しいことを行う時には、対象の状況と未来のゴールに対して壁となるものを予測して、オーダーメイド(必要あらば過去の事例も参照)でやり方を考える
となりますので、Si優勢の可能性は低いのではないかと思います。
残りの可能性タイプ:INTP,INFJ
Neが補助機能にあたる可能性
Neの説明にはしっくりくる部分があったり、明確に不得意とする働きの説明があります。
しっくりくる部分は、
・アイデアの連鎖的な展開
・文脈から派生する新しい視点
であり、直観機能としての共通項目なのかもしれません。
一方の不得意とする働きの説明で納得するのは
・その場での即時的な展開
というもの。
やはり、NeとNiではNiの方が自身が普段使いしていると感じる働きだと感じます。
し、ポンポンと次々にアイデアが出るほうかというと人並みだろうという所感です。
とはいえ、しっくりくるからという点だけでNiユーザーとするのはちょっと乱暴ですし、NiかNeか、特にNiを誰もがわかる客観的な説明から示すのは難易度が高そうなので、一旦保留とします。
Neを補助機能とするタイプは、
INTP、INFP
この内、Ti>Fiなので、残るはINTPです。
また出てきましたね。
また蛇足ですが、正解という感覚の知覚、これはとてもしっくりくる説明だと思いました。
⚠️私自身がNi優位者かどうかという議論は残りますので以下、かなり個人的な見解を含んだ話となります。
公式セッションでINFJと判断した方の説明を読んだ時に私も「わかるわかる!」と賛同した記事がありました。
その人が例として挙げた内容は閃きを「正解という感覚の知覚」に似た表現、そうとも解釈できる説明をされていました。
正解かどうかは事実として証明することはかなわないものの、自身の中では繋がっており、内側から湧き上がる興味のエネルギーを感じるようなものだと認識しています。
かつ、これはNiの一側面を説明したものだと思います。
個人的なNiの見解としては、
保存したあらゆるデータ(本質)やそのデータから生まれた独自理論をひとつの情報として保持していて、とある情報を知覚した瞬間に傍から見ると関係の無いような過去の複数の情報・論理と結びつけて、ひとつの結論を出すことだと思っています。
これがよく言われるパターン認識かなと。
その時本人の中では、「繋がった!」というスッキリ感・アハ体験を感じ、モチベーションが湧き上がる感覚を覚えます。
これが「閃き」と表現される所以かと考えています。
※ただ、上記はNiの知覚で稀に起こる特に確信度合いの強い出来事においてであり、通常のNiの知覚ではアハ体験感はそこまで強くも特別なものでもないと考えています。
情報ソースが至る所にあるだけの普通のパターン認識のようなものだと思ってます。
アハ体験とは、ドイツの心理学者カール・ビューラー(英語版)が提唱した心理学上の概念で、未知の物事に関する知覚関係を瞬間的に認識する事を指している。洞察を研究する心理学では、認知過程が完了した後に現れる特徴として、その体験がしばしば現れるとされる。
また、
Se→判断機能とNi→判断機能の比較においては、日常会話が差分が分かりやすいのではと考えています。
特に、ES型の多いコミュニティ特有のノリについて、日常的に感じてきたことがあります。
それは、ES型(Se)のノリの良さはIN型(Ni)と違いワンステップ挟まないので即興的なその場にあったリアクションを取れ、楽しい雰囲気の醸成に繋がっていると考えています。
ここではF型の会話(イメージは女子高生の会話)が想像しやすいと思います。
・Se→Fi
五感で現在の情報を的確に知覚⇒自身の楽しい面白いと思う気持ち・リアクションをノータイムで表現が可能
結果、押せ押せな雰囲気で楽しい雰囲気が生まれる
もはや脊髄反射のようなリアクション芸といってもいい気がします。
・Ni→Fe
五感で現在の情報を把握→その情報の本質「彼女はどの点が面白いと思ってその話をしているのか?」を知覚⇒話者が心地よいと思う反応を返す
結果、0.コンマ秒的な間が生まれやすく、軽い楽しいノリの要素が若干薄れる。
INTPかINFJか
改めて機能を整理すると、次のようになります。
INTP…Ti-Ne-Si-Fe
INFJ…Ni-Fe-Ti-Se
INTPの立場でINFJであるという仮説を自身の特徴と照らし合わせて否定するとこんな感じかと。
・Niだと思っているものは、他の機能の複合技でTiを駆使した結果である
・過去よりも未来に対してフォーカスしているのは補助Neの効力によるものである
・こんなにクドクド納得するまで考えるのはTi主機能だからである
よって、INTPの可能性の方が高い。
一方で、INFJの立場でINTPであるという仮説を自身の特徴と照らし合わせて否定するとこうなる。
・貴様のような自ら話しかけに行く社交性・人に合わせるタイプがFe劣等なわけが無い🫵
・日常行動にどちらかというと緊張があり規律高いのはTP型ではなくFJ型だからである
・周囲の目を気にしたり、異様に他者に対して申し訳なさを感じやすいのはNi-Feによるものだからである・思考型はもっと頭のいい文を書くでしょ!
よって、INFJの可能性の方が高い。
結論
やっぱり私がFe劣等は考えにくい、というのが一番の理由です。
日頃の振る舞い、ストレングスファインダーで共感性・親密性などが上位資質に位置する点からも考えにくいかなと。
よって、全タイプ検討の上消去法で暫定的にINFJの可能性が高いということになりました。
とはいえ、各タイプではないと否定した要素は限定されたシチュエーションを想定したから、というのも十分有り得ます。
どうやったって8つの機能が絡み合っている上で思考判断が決まってるので、やはり自称の域は超えませんが。
もしこうじゃない?という反対意見等あればぜひコメントください〜
慣れないことして途中から疲れました🤷♀️
いつか公式セッション受けてみたいな〜
あと、今回こうやって比較してみて思いましたが、INFJとINTPてミスタイプしようがないと思ってたのですが、意外にありうるのかも、、、、?