DATA Saberで学んだことを振り返ってみる③ #8
こんにちはジュジュです。
備忘録として、自分の知らなかったことTableau操作を随時まとめている第3弾となります。
(違う箇所があったら指摘ください、、)
今回はフィルタについてです。
ある年の1カテゴリ単体で20万円以上購入している顧客について
(1カテゴリごとに切り替えて表示ができるよにする)
こちらは、[DATA Saber] 5. HandsOn - Intermediate IIのQ6を参にフィルタの考え方を学んでいきたいと思います。
さて実際に作っていきましょう
①列に売上、行に顧客名を挿入する
②フィルタで問題文の指定されてあるフィルタをかけていく
1.顧客フィルタをかけていく
今回はフィルタの条件を使用して、売上が20万円以上の指定をおこないます。
2.年のフィルタを使用していく
今回は2016年を選択します。
3.サブカテゴリのフィルタ表示をおこなう
③完成??
さてこちら完成しているように見えるのですが、実はできていないのです。
定数線をいれて確認してみましょう
定数線で確認してみようしてみよう
どうでしょうか
20万円以上でしぼったはずなのに、20万円以下の表示がされていますね。
なぜそうなっているのでしょうか、、
実はこれはフィルタに理由があります。
フィルタの適用順序とコンテキストフィルタについて
答えは、フィルタの適用順序というものがTableauに存在するからです。
今回はカテゴリ・年・顧客名がすべてディメンションフィルタとして扱われております。つまり、すべてのフィルタが同等のものとして扱われてしまっています。
本来だったら、
『年(2016年) AND 選択したカテゴリ』AND 売上20万円以上
→2016年のうち、選択したカテゴリに対して売上が20万円以上のもの
としたかった。
今のままだと同等のフィルターとして扱われているので
年(2016年) OR 選択したカテゴリ OR 売上20万円以上
→2016年または選択したカテゴリに対売上が20万円以上のもの
という状況になっています。
だから、20万円以下のものが表示されているということになります。
さてどのようにすれば解決できるのでしょうか。
解決策:コンテキストフィルタの使用をおこなう
コンテキストフィルタは先に条件をしぼり制限をかけることができるフィルター。
※今回は、年が2016年と選択したいカテゴリと条件をしぼったうえで、売上が20万円以上をみるといったような形になります。
では、さっそくおこなっていきましょう。
フィルタにあるディメンションを右クリックして、コンテキストに追加ボタンをクリックします。
コンテキストに追加をおこなうとグレーに色が変わります。
年とカテゴリにコンテキストに追加をおこなうと以下のようになりました。
家電でもみてみましょう。
いかがでしたでしょうか。
コンテキストフィルターの考え方を知っているだけでだいぶ考え方が変わるのではないかなと思います。
最後までみていただきありがとうございました。
※間違っている箇所があれば指摘のほどよろしくお願いいたします。
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