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逆光写真が好き

私の趣味に写真撮影があります。
高校生の頃からやっているので
けっこう長く続いていますが、現像するたび、プリントするたび
「あれっ、こんなんやったっけ」と言葉がこぼれます
 
そして、可もなく不可もない
まぁ、アマチュアの写真が出来上がります
趣味と言ってしまえば許される範囲ですが
プロの方の写真を拝見しては
溜息ばっかりついています。

1、写真のこだわり
2、順光の写真
3、逆光の写真
4、逆光写真(映像)で影響を受けたもの
5、まとめ

 1、  写真のこだわり
そんな私でも結構こだわりがあって
「写真はなるべく逆光で撮る」というところにこだわっています。
何故か???
私の考えでは
「順光」…画面の中にすべてを表現できる
「逆光」…ある部分を強調して表現できる
という特徴があると思います
その中でどんな写真を撮るかということですが
私は「ある部分を強調して撮る」
ということが好きで
逆光の写真をよく撮ります。
 
2、順光の写真

青葉山と海と空

順光の写真もそれなりに好きなのですが
いろんな情報(色)が入りすぎて
私には、何処をポイントにしているのか
何を表現しているのかがなかなか理解できません
上の写真は「若狭富士」と言われ
京都府と福井県の県境にそびえる
青葉山とその前に広がる海の写真です
たしかに美しい山と海と空が
いい感じに撮れていると思いますが
あくまでも私の能力不足だと思うのですが
ちょっと平面的に見えてしまいます
 
3、逆光の写真

暮色に染まる青葉山

上の写真も夕闇にそびえる青葉山のシルエット写真です
私は「朝間暮れ」「夕間暮れ」の時間帯が好きです
カッコ良く行ってしまえば
トワィライトゾーンでしょうか
特に夕間暮れの「暮色」の「グラデーション」が好きで
ずっとこんな風景を撮っています。
見ようによっては「暗い」となりそうですが
何となく「淋しさ」の中に
「優しさ」や「明日へつながる何か」がありそうで好きです。

4、逆光写真(映像)で影響を受けたもの
私が「逆光」の虜になったのは2つの出会いがあったからです。
一つはテレビドラマの「必殺シリーズ」です
このドラマ・シリーズのクライマックスで
「中村主水」が暗闇にシルエットで
浮かびあがるシーンがあります。
トランペットの音色も相まって
めっちゃカッコいいシーンでして
この時、「あ、こんな表現方法があるんや」
とびっくりさせられました。
 
もう一つは私の職業上の写真撮影でのことです。
現役時代、私は学芸員をしており
仏像等をよく撮影していました。
若い頃、その撮影に仏像撮影の大家ともいわれる
奈良国立博物館の技官さんが参加されておられ
「仏像を撮影するときは、見せたいポイントに逆光で光を当ててカメラ側からはレフ版でカバーすれば面白い写真が撮れるよ」と
アドバイスをいただいたことでした。
で、その時撮った写真を現像・プリントしてみると
暗闇の中に仏像が立体的に浮かんでいました。
しかも、その仏像は眼を水晶で表現していたので
その瞳に光が入っていて、もう感激です。
まさかこんな写真を自分が撮れるとは思ってもみませんでした。
 
あ、でも私がやったことはライトの位置を変えることと
シャッターを押すことだけだったので
99.9%は大先生の写真でした。

5、まとめ
写真の撮影は自由なので
「順光」「逆光」どちらでもいいと思います。
趣味の範囲ですので、自分の好きな方法で
好きなものを撮ればいいと思います
今回は私の好みの撮り方を説明しましたので
あくまでも参考としてしてみて下さい。
 
もう少ししたら食欲と観光の秋です
みなさんあちこちへ行かれて
たくさん写真を撮ることがあると思いますが
一枚くらい逆光で写真を撮ってみてください
新しい写真の世界が開けるかもしれませんよ。
 
特に彼女がおられる方、もしくは出来そうな方は
秋の柔らかな太陽を背にした彼女に
カメラ側からフラッシュをたいた写真を撮れば
新しい彼女の魅力に気づくかもしれませんよ。
 
ここまで読んでくださって
      ありがとうございます。
またこのブログを訪ねてみてください
      ありがとうございました。

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