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夢のお話

今日はいつもよりちょっと眠い。昨夜は、ポケモンスリープ一周年ということで、たくさんポケモンを出して早くパルデア御三家に会いたいと思って早めに寝たら、あまりよい睡眠ではなかったらしく、昼間でもちょっと眠気が残っている。
睡眠時間はいつもよりちょい多めだったのだけど、中途半端に多く眠ると逆に寝覚めが悪くなる。睡眠って、時間も大事だけどやっぱりリズムが大事なんだなと実感した。
毎日十分な睡眠時間をとってきちんと一定のリズムで寝る。忙し現代人にはかなり難しい問題だ。

眠りが浅いと夢を見るものだけれど、今日は何も見なかったように思う。
私は、割と夢をハッキリ覚えているタイプで、夢の途中で起きてしまってもすぐに寝ればちゃんと続きが見られたりもする。
夢の中でも、これは夢だと自覚することが多い。最初は普通に夢の中に意識があるのだけれど、だんだん展開とかが現実的ではないと気づき始めて、あ、これって夢っぽいと自覚し、そこからは第三者目線で夢の中の自分を観察するといった感じになる。
自分の出演するドラマを見ているみたいでちょっと面白い。

そして、夢にまつわる不思議なお話もある。
皆さんは、小さい頃から何回も見る夢はあるだろうか?
私には、ひとつ幼い頃から高校生になるまで定期的に見る夢があった。
夢の内容はいいたって単純。
画用紙みたいな真っ白な世界を棒人間がてくてく歩いている。歩いているうちに、やがて画用紙のような世界に背景が生まれる。こちらもペンで描いたような家や車、植物や鳥など。しばらくはずっと歩いている。そのうちにある一点、黒い点のようなものを棒人間が踏んでしまう。すると、その点からぐちゃぐちゃの真っ黒いものがドバっと噴き出してきて、棒人間を飲み込みそのまま世界までも飲み込んでしまう。最後の場面はいっぱいに広がる黒いぐちゃぐちゃしたもの。
という、ちょっと怖い夢を小さい頃から定期的に見ていた。

それが、高校生のある時期になってピタッと見なくなった。
なぜ見なくなったのか、それは、高校時代にこの夢と全く同じ夢を見る友達に出会ったからだ。
最初は何気なく、よく見る夢があるんだよって話をしたら、友人がそれって私も…って感じで照らし合わせてみると全く同じ夢だった。
その友人は、高校で初めて出会った子で、それまで全く面識もなく、家も離れた地区の子だったので、共通の経験をしているとかそういうのも全くなかった。
今まで会ったこともない、血のつながりもない赤の他人。
なんとも不思議な話だ。そして、友人とその夢の話をしてから、めっきりその夢は見なくなってしまった。友人も同じく見なくなったらしい。

その友人とは、高校を卒業してからさして会う機会もなく疎遠になってしまったが、不思議な縁もあるというものだ。
夢の中でつながっていたのか、はたまた前世からの知り合いだったのか。
いずれにしろ夢ということで、真相は分からずじまいである。

今日はどんな夢を見るのだろうか。何も覚えていないぐらいぐっすり眠れるのが一番いいのだが。
明日の朝はどんなポケモンがやってきてくれるのかを楽しみにしながら、今日も布団に入ることにしよう。

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