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レギュGダブル 使用率から見る対策ポケモン 上位1~5位

1位 水ウーラオス

強み


言わずと知れた最強ポケモン。このポケモンがいるからパオジアンや雨パが強く、パオ採用ならザシザマなどのスタン、雨パならオーガ軸やペリ白馬が強くなる。こいつのスカーフ水テラ水流とかに常に怯えなければならない。

対策

・ゴリランダー
草タイプで水流を半減でき、ねこだましで止めることができる。その後、グラススライダーで縛ることができれば最高。

・モロバレル
いかりのこなで吸いつつ、ゴツゴツメットに触れさせることができる。その他テラパゴスを筆頭に積み伝説に強く、ゴリラライコなどにも出せるので出し得感はある。選出画面にいるだけで、先発に出さなくても圧力になる。

・オーガポン(特に水)
ちょすい+いかりのこなと、ウッドホーンの養分にされるかもしれないという圧力をかけられる。その他、ウーラオスの強くなる雨パに強い。水オーガポンはテラスを切れば草テラめいそうカイオーガにくそつよ。選出画面にいるだけで、先発に出さなくても圧力になる。

・タケルライコ
C特化にすればH252ウーラオスをほぼ確1にできる。HとBも高いので、A特価ハチマキインファイトも余裕で耐えられる。えらい。

対策の対策

タケルライコやゴリランダーが選出画面にいると出しづらいのは間違いないが…先発に出してきて伝説を1ターンで倒してそのままゲームセットまでできる圧力に対して対策を投げたくもあるので、ゴリラライコは出したくなってしまう。
また、タスキも51%(20250114現在)と多く、1ターン目ははねこだましを避けるために守る、そこからインファイト打ち分けなど、なんやかんや仕事をさせられがちになる。

以上を踏まえると、ペリウーラ白馬の並びはとても強い並びになっており、白馬+ウーラで先発出されると無理げーなのでは?とも感じてしまう。

つまり、構築段階でペリウーラ白馬に対しての対策を持っておかないと、この構築に当たった段階で負けイベントになる…つらいね。


2位 オーガポン


強み

まあそりゃ強いよねのポケモン。

水オーガポンに関しては前述したように、水ウーラ、雨パにくそつよのポケモンであり、なにより採用率1位の水ウーラに強いってだけで選出理由になりうる。

炎オーガポンに関しては環境に多い草テラス、モロバレル、白馬、ザシザマへの打点になり、A120S110で一致テラスA+1ツタこん棒で相手は死ぬ。また、特性のかたやぶりによってテラスシェルを貫通できる(ネクロズマはできない)。

岩オーガポンに関しては特性がんじょうのみと言っても過言ではない。と言いつつ、オーガポンやゴリラを筆頭に多い草タイプへの打点となるひこうタイプに強く出られるのはえらい。また、岩と草の打点によって鋼タイプ以外には等倍以上になるため、特性と合わせてASぶっぱの火力を出しやすい。

以上に加えて、S110と高いのにアンコールやニードルガードなどの技を使うことができ、かなり器用なポケモンと言える。

対策

基本的にはあまり対策しないで合っているのでは…?とすら思える。強みは明確にありながらも、構築単位で厳しい場合は対策するでいいと思っている。例えば黒馬やネクロズマを使うのであれば対策の必要が薄いので、構築に合わせて対策ポケモンを入れよう。


基本的に草タイプに対しての通りがいい環境のため、ひこう打点を持つポケモンは強くなる。例えば以下のポケモンたち

・トドロクツキ
ドラゴンによってオーガポンの炎水草打点を全て半減にでき、岩打点も等倍で受けられるのに、少しHPに振った程度のオーガポンならクオチャ発動アクロバットで確1にできる。Sもオーガポンより早く、いろいろなことができちゃう。強い。

・カイリュー
こいつのハチマキひこうテラステラバーストの強さは折り紙付き。一貫性が高すぎでとりあえずぶっぱでもいいや、の思考が通りそうで恐ろしい。


3位 ゴリランダー

強み

HA252チョッキからの一発耐えてGFウドハンとかで等倍のポケモンは倒されていく。この強みがありながら、ねこだまし、GFによる積みエースのサポートが可能で、とんぼがえりによるミライドン完封性能の高さ、ウーラパオなどの並びから出される先制技縛りなど、強みがありすぎる。最強すぎる。
正直なところ、ミライドンやイエッサンなど、別のフィールドを使わない限りは使わない理由はない。

対策

・ガオガエン
10まんばりきの採用が24%と少なくなってきている(20250114現在)ため、いかくを入れてしまえほぼ機能停止までいける。ゴリラよりもSが低く、上からねこだましを打たれるのには注意。

・むし、毒打点をいれる
化身ランドロス、モロバレル、とんぼがえりなどの打点を入れやすい。特に10まんばりきの無いゴリラにはモロバレルが強く出られる。

・そもそも…?
積み伝説のお供として採用されることが多いポケモンのため、火力を出していくのではなく、GFを張るためのサイクル要因として使われることが多い。とんぼがえりや素引きする優先順位が高まっているので、それ読みを決めやすい、かもしれない。
また、まもる採用が3.6%(20250114現在)と低く、テラスも炎水草が約9割となっているため、どのタイプでも等倍がとれるタイプで殴っておくと処理しやすい。
(追記)プレートやハチマキを持たせる厳つい型も多くなっているので、サイクルよりも火力を特化させている場合も多い。特にチョッキが多くなりがちな伝説が軸の時は注意。


4位 ハバタクカミ

強み

努力値振りと持ち物の自由さ、技範囲の広さによる型の豊富さが以上。耐久に振って、トリル張ったり、ちょうはつしたり、でんじはしたり…と思っていたら眼鏡でアグロしたり、Sブーストしてこごかぜしたり…など択ゲーをしかけられる。先発で出しても強いし、後発で出てきても止められないし、どうするん?

対策

・鋼タイプのポケモン
環境に多いザシザマ、鋼テラスなどには弱い。何もできずに倒せることもある…?

・物理技で殴り続ける
なんだかんだ1発は耐えちゃうくそつよポケモンだけれど、殴り続けてれば仕事しにくいまま倒せることも多い。先制物理技で縛れることも多い。

・対面初手守っちゃう
択ゲーになりやすいのは先発で出てきた時が多い。フェアテラ眼鏡とかで押されないように、初手は守ると強い。

・チョッキゴリランダー
GFウッドハンマーはほぼ倒せることができないのに対し、ハバタクカミからの打点も少ない。隣のポケモンにねこだましするだろう読みで動いても倒せることが多い(なおタスキ)。

対策の対策

鋼タイプへの打点がないように感じるけれども、炎テラスとの相性の良さとマジカルフレイムの組み合わせが強い。C4振りCブーストの炎テラマジカルフレイムでH252ザマゼンタを確1にできる。強い。

また、HBに少し振っちゃえば大体の攻撃を耐えられるので、A特化スカーフ水テラ水流とかなんだかんだで耐えちゃうし、EF眼鏡ミライドンのボルトチェンジくらいなら耐えちゃう。


5位 ガオガエン

強み

いかく+ねこ+とんぼorすてぜりふの鉄壁の布陣に加えて、白馬黒馬に強い、積み伝説に多いたべのこしをはたきおとせる、バークアウトやおにびが使えてエースを機能停止に近づけるなど、サポート最強ポケモン。と思わせておいて、A115から出される一致フレアドライブといりょく97.5はたきおとすが強い。じならしによる弱点保険発動とかちょうはつとかてだすけとか、やれること多すぎ問題。

対策


・水ウーラオス
すいりゅうれんだで倒せる!と思いたいが、オボン込みで大体耐えてくるのが強い。だからこそオボンガエンが多い。だからこそインファイトで1発で倒したいけど、いかく込みならほぼ倒せない…。が、ガオガエンが削られるだけで苦しいので、ウーラオスで削っておくが正解かも。

・岩・水オーガポン
はたきおとされず、ツタこん棒で急所威嚇貫通までわんちゃん狙える。ニードルガードがあるからねこだましもしにくい。

・テツノカイナ
クォークチャージ込みA特化けたぐりでHBガオガエンを確1。フレアドライブやはたきおとすなどにも余り削られず、ガオガエンの下からボルトチェンジも決めやすい。

・かくとう打点
ノーマルテラス白馬黒馬やテラパゴスに打点のある格闘打点を入れ得の環境なので、かくとうテラバーストやインファイトなどを入れておくと強い。

・クリアチャーム
いかくもすてぜりふも無効にできる。特にすてぜりふは相手に無駄ターンを作らせるだけではなく、かなりの痛手を負わせることができる。

対策の対策

初手のねこだましを通せるポケモンが少ないので、それ読みですてぜりふを打ったり、はたきおとす→すてぜりふなどで積み伝説を狩るなど色んな動きができる。強い人が使ってて強いポケモンなので、ポケモン強くなりたかったら使えるまで使いこなしたほうが良いのかも(投資的な意味で)。

ここまでをまとめての考察

・構築必須レベルのポケモンたち


水ウーラオスは考える余地もなくパーティに組み込んで、あとは何を入れるかを考えたほうが良い。特に、強い構築には炎水草の要素が入ることが多いので、草枠にゴリランダーかオーガポン、炎枠にガオガエンかオーガポン(イーユイは…?)などを入れれば良い。

・ハバタクカミについて


入れない理由は特に思いつかないくらいには強く、特にクローズドBO1形式のランクマでは強さを発揮する。でんじはで伝説を止めたり、ウーラオスにテラスを強要させたり、トリルですべて捲くったり、可能性を最後まで残しておけるのが強い。持ち物は構築の相談になるけど、クオチャで型がばれても強いし、型がばれなくても強い。

・対策について


レギュGダブルにおいては、伝説をどうするか、ではなくて伝説の取り巻きをどう対処するか、に重きを置くことが必要。炎水草に強いトドロクツキやドラゴンテラスの重要性が良くわかる。
構築を組むにあたって、伝説は最後に決めるとか、この上位のポケモンたちに強いからこの伝説使うとか、伝説軸という考え方は捨てたほうが勝っていけるのかもしれない。

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