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【ハンガリーの“口頭試問”って日本の医学部にもあるの?】

「日本の医学部は主に筆記試験だけ」と思いきや…大学によっては口頭試問や実習の現場テストもあるらしい! ハンガリーならではの口頭試験は確かに有名だけど、日本の医学生も実は“似たような試験”を経験しているみたいです。今回はその違いや共通点をフランクに見ていきましょう。


1.ハンガリーの口頭試問はガチで多い

  • 解剖学をはじめ、生化学や生理学なども口頭で教授の前で説明させられる大学が多い。

  • 学期末に「くじを引いてトピックを決め、教授と1対1で質疑応答」みたいなスタイルが一般的。

  • 筆記試験もあるにはあるけど、**“口頭試験のウエイト”**が日本より高いという印象。


2.日本の医学部にも口頭試問は「あるところにはある」

「日本はほぼ筆記試験だけじゃないの?」と思う人も多いけど、実は大学によっては口頭試問や実習テストをしっかりやっている場合も。

  • 例:解剖学で複数の筆記試験を行った後、ご献体を前に“口頭”で説明し合う試験がある大学も。

  • 解剖実習中に突然教授から「この神経は何?」「これが走っている筋肉は?」と質問され、答えられなければその場で怒られる…など“口頭試験さながら”の評価をされることがある。

  • 大学によって授業形態や進め方が違うので、「日本は筆記only、海外は口頭only」というわけでもなく、形態は本当にバラバラ


3.試験の形態は大学次第

  • ハンガリー大特有: 確かに「毎セメスター当たり前に口頭試問がある」率が高い。しかも進級基準も厳しめ。

  • 日本でも部分的に似てる: 大学やカリキュラムによっては、実習内での口頭評価や解剖学の口頭テストなどが存在。

  • 本質は同じ: 「深い理解を求める試験」という点では、日本もハンガリーも大差ない。ただ、“筆記メイン”か“口頭メイン”かの配分が変わってくるイメージ。


4.実習での口頭試問はしんどいけど“得られるものが大きい”

  • 深い理解が身につく
    ご献体を使った口頭試問では、その場で臓器や神経を指し示しながら説明するので、「知識の使い方」や「空間イメージ」が自然と身につく。

  • 準備が大変
    形だけ暗記しても、現物(臓器・神経・血管)を前に質問されたら答えられない…。「口頭試験は苦手」と感じる人も多い。

  • モチベーションになる
    ご献体への感謝や、実際に触れて理解できる経験は「ここまで詳しくなりたい」という気持ちを高める。意外と“深い学びのきっかけ”になることも多い。


5.まとめ:日本もハンガリーも、一筋縄ではいかない

  • **「日本は筆記試験だけ、海外は口頭試験メイン」**というイメージは半分正解、半分違う。

  • ハンガリー医学部は特に口頭試問が多く厳しいと評判だけど、日本の大学でも実習や解剖学で口頭評価を取り入れている場合あり。

  • 大学やカリキュラム次第で試験形式はガラッと変わるし、結局はどこもそれなりにしんどい

  • ただ、「口頭試問+ご献体を前にした実習テスト」があるおかげで、臨床に向けての深い理解と、モチベーションを得られるのは大きいメリットかも?

最終的には、どの国の医学部であろうと“しんどさ”はつきもの。ただ、その“形態”が少し違うだけ。 しっかり勉強して実習に真剣に向き合うなら、どこでも価値のある医学生ライフが待ってるはずです。

「ハンガリー大特有=口頭試問メイン」の試験スタイルは確かに独特で厳しい
けれど、日本の医学部だって大学次第では実は似たような試験が存在すると覚えておくといいでしょう。


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