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視点をかえて

釣って楽しい食べて美味しいシロギス。餌釣りが主流だが、視点をかえてみればワームやマイクロメタルで狙えるライトゲームの立派なターゲットになる。


砂地のシャローで狙うシロギスは、さながらボーンフィッシュのミニチュア版といったところだ。分類学的には全く異なる両者だが、なんとなくフォルムは似ている。口の構造なんかそっくりだ。おそらく海底の餌を吸い込むようにして食べるのだろう。

幼い頃、村田基氏がフロリダキーズのシャローフラットでボーンフィッシュを釣る映像を見て憧れたものだが、今の私には現地に行けるお金も行動力もない。ならばと、視点をかえて思いっきりライトなタックルでシロギスを同じように狙ってみた。

キス釣りに使うワームといえばパワーイソメやサンドワームなど、味付きのものが思い浮かぶが、それには頼らず一般的な1〜2インチのアジングワームをジグヘッドにセットして使うことにした。

結果から言うとバイトの数は味付きのワームと遜色ないが、バイトの時間が極端に短くなる。だが、このショートバイトを悶絶しながら掛けていくのが最高に楽しい。おそらくアシストフックを付ければもう少し乗りが良くなるのだが、見た目が悪いので使わないことにした。ジグ単はシンプルがいちばんだ。

ジグヘッドのフックはナローゲイプがいい


20尾ほど釣ったところで必要な分だけをキープし、天ぷらにしてありがたく頂いた。

この釣り流行らないかなと思ったが、流行らないだろうな...。


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