
Emacsの初期設定の備忘録:Python開発環境を整えたい!
久しぶりにPythonを勉強しなおしてみようかと思い、その開発環境を整えることにしました。
詳しいことは分からないので知識は不正確かと思います。
あくまで自分のPC(Windows11)ではうまくいったということなので悪しからず。
Pythonをインストール
まずは通常通りPythonをインストール。
公式サイト(https://www.python.org/)からダウンロードして最新版をインストール。
ここは特に変わったことをする必要はなく、通常通りインストールすれば大丈夫かと思います。
もちろんこの開発環境を使えばPython開発はできるのですが、
文章を書く時ならば特にこだわりはないのですが、
コードを書くときはどうもEmacsが使いやすいと感じてしまうんですよね。
学生時代からの慣れもあるかと思いますが、
一番のポイントは、カーソル移動に矢印キーを使わなくていいこと。
これが何気に面倒くさくて、ストレスになるんです。
いまどきEmacs使ってる人はいないんですかね?
Emacsをインストール
まずは公式サイト(https://www.gnu.org/software/emacs/)から最新版をダウンロード。
トップページから『Windows』と書かれたボタンを押して、
リンクになっている『nearby GNU mirror』あるいは『main GNU FTP server』をクリック。
『emacs-〇/』(〇は数字)の最新のフォルダをクリック。
その中の『emacs-〇-installer.exe』(〇は数字)の最新のものをクリックしてダウンロード。
ダウンロード完了したら実行して通常通りインストール。
外観の初期設定
Emacsは初期設定のままだと、
毎回同じ位置、同じサイズで起動します。
それで構わないならいいのですが、
色々と細かくいじれるのが良さでもあるので、
自分好みに設定したいと思います。
色設定
まずは色テーマを変えましょう。
自分で細かくいじることもできる(はず)ですが、
いくつか用意されたものがあるのでそちらを使用したいと思います。

『Option』→『Customize Emacs』→『Custom Themes』
をクリック。

このような画面になるので、
お好みのテーマにチェックをつけて『Save Theme Settings』を押す。
起動時の位置・サイズ
プログラマーズ雑記帳の記事(http://yohshiy.blog.fc2.com/blog-entry-174.html)を参考に設定しました。
まずは
M-x customize-option <RET> initial-frame-alist
と入力します(M-xはAltキーを押しながらXキーのこと)。
すると下のような画面になるかと思います。

『INS』ボタンを押します。

すると入力欄が2つ現れますので、
『Parameter:』の方には"width"と入力、
『Value:』には好みの数字(起動時の幅)を入力してください。

以下同様にして、"height"(起動時の高さ)、"top"(起動時の縦方向の位置)、"left"(起動時の横方向の位置)を入力。
最後に『Apply and Save』ボタンを押す。
Pythonの実行環境
こちらの記事(https://qiita.com/cress_cc/items/9f362d5e015806948f8c)を参考に、簡単なPythonコードを書いてみて実行してみる。
まずは
C-c C-p
でPythonを起動しておくとのことなのだけど、なぜかエラー。
Process Python exited abnormally with code 49
パスが通ってないのかなとか色々試してみたのですが、
最終的にとりあえずうまくいった方法をご紹介します。
M-x customize-option <RET> python-shell-interpreter
と入力する。すると、

という画面になります。
どうもこの"python3"となっている部分が、
私のパソコン環境ではうまくいっていないようです。
これを"python"に書き換えて『Apply and Save』ボタンをクリック。
再度Pythonコードに戻って、
C-c C-p
すると今度はうまく起動してくれました。

この状態になったらPythonコードから
C-c C-c
を入力すると、無事コードを実行してくれました。
最後に
再度申し上げますが、これはあくまで私のPC環境でうまくいった方法ですので、
皆さんの環境でうまくいくとは限りませんし、逆に余計な作業をしているかもしれません。
その辺の正確な知識があるわけではありませんので、ご了承ください。
ご意見・ご感想をお待ちしております。