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2010年代、サンフランシスコ・ジャイアンツ王朝

2008年、MLB The Show、MLB2Kに出会い、MLBより好きになりました。2009年、MLB.TV、年間100ドルで契約(当時は1万円くらいでした)、日本人選手以外の試合も見るようになりました。強かったのはサンフランシスコ・ジャイアンツ(SF)。2010、2012、2014年と隔年でワールドシリーズを制覇しています。レギュラーシーズンは同地区のドジャースがいるのでそれほど強かった印象はありませんが、ポストシーズンはめっぽう強かったですね。まさにSFダイナスティ。当時の素晴らしい選手を何人か紹介します。

Tim Lincecum

どちらかというとSF王朝萌芽期にピークだった選手です。2008、2009年と連続サイ・ヤング賞獲得。向こうでは小柄ですが、ダイナミックな投球フォームで三振の山を築きました。MLB2K9のカバーアスリートです。

Aubrey Huff

加入1年目の2010年、SF打撃3冠王です。元々、タンパベイ・デビルレイズのスラッガーでしたが。2010年は闘志溢れるプレーでチームを盛り上げました。その後、家庭内問題で成績不振になりました。慣れないセカンドを守らされ、エラーして悲しい薄ら笑いをしていました。引退後は、Twitter(現X)で失言、女性蔑視発言を繰り返し、球団のセレモニーにも呼ばれない始末。好きな選手なのにガックリです。

Brian Wilson

2010年優勝時のクローザーです。3回のWS制覇で、1回しか活躍しませんでしたが、インパクトある顎髭、試合終了後のポーズはMLB2K11でもフューチャーされました。

Buster Posey

2010年、メジャーデビューするとすぐに正捕手になります。攻守ともに高レベル。通算打率は3割を超えます。2011年、フロリダー・マーリンズ戦で、本塁に突入したマーリンズ選手と衝突し、腓骨骨折、足関節靱帯断裂、選手生命の危機になりうる重傷を負いました。開放骨折だったようです。これが元でコリジョンルールができたと言っても過言ではありません。Poseyのいない2011年、SFは優勝を逃しましたが、復帰した2012年はPoseyも復活、SFもWS制覇します。2014年も貢献。2021年、打率3割を超えながらも引退します。怪我さえなければ、いや、この実績だけでも殿堂入りするのではないかと思います。そして、2025年シーズンはSFの編成本部長です。

Madison Bumgarner

SF dynastyを代表するエースピッチャーです。巨体、ややサイド気味からのスライダー、カーブはMLB The Showに出てくるとまず打てません。2009年に20歳でメジャーデビュー、WSでは3回とも出場し、活躍しています。投手ながらバッティングもパワフルで特大HRを打つため、時々代打で出場するほどです。リーグ、MLBを代表する選手でしたが、2017年シーズン中に、ダートバイクを運転中に転倒してからキャリアが暗転します。2019年シーズンを最後にFAになり、同地区のダイアモンドバックスに移籍するも活躍できず、The  Showでも簡単に打てる投手になってしまいました。2023年途中で解雇、半ば引退状態です。

Sergio Romo

2010年はBrian Wilsonを繋ぐセットアッパーでしたが、以降はクローザーに。試合終了後のパフォーマンスは、ゲームでも再現してほしかったです。2022年まで現役の息の長い選手で、レイズではオープナーを務めたりしました。

その他、Matt Cain、Pablo Sandoval、Brandon Crawford、Brandon Beltなど良い選手がいました。2020年代はドジャース王朝になりそうですね。

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