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盛岡懐かしの味
小さい時は家族とむら八ぐらいしか外食に行きませんでしたが、高校生になり、定期試験の週や土曜日など帰り道、あるいは、ちょっと街中に出て友人と外食するのが楽しみでした。外食のためにお小遣いを使っていました。
30年ぶりに、盛岡に戻り、今は仕事が終わるとまっすぐ実家に帰って、夕食を食べます。①どこか外で食べると、両親が羨ましがる。②早く家に帰ってゲームがしたい。③街中に行くのが億劫。④高い。などの理由です。
そんな私が、高校の時、生意気にも5回以上は行った店を紹介します。
白龍(パイロン)
言わずと知れた「元祖 じゃじゃ麺」のお店です。当時は大盛り・チータンで580円くらいだったでしょうか。最初は「?うまいの?」みたいな印象でしたが、友人に酢やラー油、塩などの使い方を教わり、相当ハマりました。当時から大行列でした。だから時間のない時はやむを得ず、向かいの白乾児(パイカル)に行ったのですが、それはそれで美味しかった記憶があります。今は便利な世の中で、じゃじゃ麺のレシピがネットにたくさんあります。10年くらい前から試行錯誤して作っています。くるみが入っていることに気づき、大分味は近づいた気がしますが、オリジナルをしばらく食べていないため、私独自の発展を遂げているかもしれません。その後、川徳や駅にも支店ができましたが、いつも大行列でなかなか行けません。是非、家族にもオリジナル食べさせたいのですが。
キッチン・アベ
高松の池の近くにある定食屋です。アルミの薄い皿に大量に盛られたカツカレーや、昔話盛りのチャーハンが有名だったと思います。当時から、食べると身動き取れないレベル。ご夫婦で経営されたと思いますが、男濃度高めの村西とおる。といった感じのご主人と、ソ連にいそうなおかみさんだったと思います。岩手大学の学生さん、そして、一高、三高生、ほぼ男性でしたが、時々、盛岡女子高のソフトボール部っぽい女の子が、カツカレーを平らげてびっくりしました。
とらさん
確か、岩手大学前のバス停、道路を挟んだところにあったラーメン屋さんです。よく焼肉ラーメンを食べました。濃い味付けでした。それ以上に、当時八木亜希子さんに似た美人で、元気のいい店員さんがいました。その店員さんに会いたくて言ってたかもしれません。
以上手短ですが、よく行ってたお店です。今も現役は白龍だけでしょうか。その他、肴町アーケードから、八幡神社方面に少し行ったところに、お手拭きがものすごい酸臭を放つかき氷屋さん、みんな大好き大通ミスド、高校近くの喫茶店アタック(高校の時は1、2回しか行かず、大学生で帰省の際、何回か行きました)、アネックスカワトクのシェーキーズ、松園生協のラーメン屋にはたびたび行きました。当時はバブルだったのかな。私の子供たちが、高校で食べ歩いたなんて聞きません。贅沢な時代でした。