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「恋はみずいろ」— 17時の音楽が描く甘くせつない恋



「恋はみずいろ」を初めて知ったのは、
私が住んでいる街で流れる17時の防災無線放送がきっかけでした。
毎日、時間になると、決まって防災無線が流れ、その後に流れる音楽が何とも心地よく、
曲の題名を知らないながらも、気に入って耳を傾けていました。

ある日、その音楽がどうしても気になり、「自分の市の名前 17時の音楽」で検索し、「恋はみずいろ」であることを知ったのです。

「恋はみずいろ」とは


1969年にリリースされたこの曲は、ポール・モリアのインストゥルメンタル作品です。

優美な旋律は甘さを感じさせますが、
それだけではなく、どこか切なく、複雑な感情も含まれているように思えます。

恋愛の甘さと同時に、想いが届かないもどかしさや、静かな寂しさを感じさせるのです。

恋には、幸せな瞬間とともに、ふとした瞬間に感じる寂しさや葛藤もあります。
その微妙な感情をこの曲は見事に表現しているのではないでしょうか。

夕暮れ時、ふと感じるひとりの時間や、相手への思いを抱きながら聴くと、恋の多面性が浮かび上がります。

「恋はみずいろ」における「恋」とは、
ただ甘いだけでない。しかし決して悲しいだけではないことを表しています。

悲しみの青だけはなく、喜びと明るさの白を混ぜたら「みずいろ」になるのでしょうか。

世代ではないので、この曲についてまだまだ知らないことが多く、これからも調べていきたいです。
日本の方もカバーしていたり、当時とても人気があったのですね。

明日もまた、17時にこの音楽を聴けるのを楽しみにしております。

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