次を決めずに会社を辞めた話 | はじめてのnote
はじめてのnoteがこれってどうなのと思うのですが、せっかく時間ができたのと数年後には貴重な時間に感じるかもしれないので、いまを書き留めておきたく。
拙い文ですがお付き合いいただけると幸いです。
軽く自己紹介
都内でIT系企業の正社員として働いていました。
職種としてはプロジェクトマネージャーという、プロジェクト全体を管理したりたまにやらかしては怒られたりするポジションの人です。
肩書的にちゃんとしてそうに見えますが実際そんな大層なものではなく、大規模な会社でもなかったので割となんでもやっていました。
30代半ばですが、これまで転職は3回経験しています。
退職理由や実際どんなことをしていたか、その辺りもおいおい書けたらなと思います。
なぜ次を決めず先に辞めたのか
タイトルにしたこの点ですが、理由は大きく3つあります。
働きながら転職活動する時間が取れなかった
最新のトレンドや技術のキャッチアップ期間を設けたかった
身内の事情
ひとつひとつ見ていきますね。
1. 働きながら転職活動する時間が取れなかった
時間のやりくりが下手と言われたらそれまでなのですが、とてもじゃないけど日中面接できるような時間は業務中になかったです。
もともと辞める時は、後任への負荷を最小限にという思いがありました。
なので、当時抱えていたプロジェクトがリリースされ、保守の道筋がある程度落ち着いたタイミングを目安の退職時期として会社に伝えていました。
ただ、プロジェクトがそんなスムーズに進むこともなく、引き継ぐ後任もなかなか決まらず、退職直前の月はほぼ休日出勤状態。
フレックスはどこへやらという感じで、朝から晩まで社内外の対応&リリース進行&なぜか重なる別件のプロジェクトやトラブル対応……と、ご飯を食べる時間すらまともに取れず、なのに痩せもせず(なぜ)。
結果、転職サイトにいくつか登録はしたものの、プロフィールも初期登録状態のまま。転職エージェントからの面談打診にも応じられずで退職日を迎えました。
2.最新トレンドや技術のキャッチアップ期間を設けたかった
2つ目は個人的なわがままですが、どうしても日々の業務で触る機会のなかった技術やトレンドを一気に吸収する時間が欲しかったのです。
PMとして働くようになってからというものの、仕事でコードを書く機会もレビューする機会もほとんどなくなり(これは会社によると思います)、管理・折衝が日々の業務の大半を占めていました。
やりがいはあったのですが、AIや新しい技術がどんどん出てきている今、どこか置いていかれている感が自分の中でありました。
次の転職を最後にしたいという思いもあり、後悔しないよういろいろなものに触れてみるのもありなのではと。それこそIT以外の色々な、語学だったり別の分野のトレンドだったりもひっくるめて。
そうすることで業界や業務内容の選択肢を広げて、今後進みたい道を考える助けになったらいいなと今は思っています。
この判断が吉とでるかどうかは、今後の自分次第ですね。
3.身内の事情
1、2は私次第なところでありますが、現実的に空白期間が必要だった理由としてはこれです。
母が手術をすることになり、付き添いや術後の生活補助などで実家に戻ったりするには、日中まとまって動ける時間が必要でした。
いつまでも親が元気なわけじゃないんだなぁ…としんみり思ったりもしましたが、ひとまず手術は無事にすみました。よかった。
次が決まるかの不安は?
もちろんあります。まったく無いといえるほど強心臓ではありません。
いまはnote書いてますが、別タブではさっきまで職務経歴書をアップデートしてました。何度書いてもなんだか変に思える不思議。自分の十数年を短くまとめるのって難しいですよね。
一番の不安は、やはり収入が途絶えることです。
ある日急に倒れることもあれば、家賃が次の更新でめちゃくちゃ上げられる可能性もありますし。
離職中の健康保険は会社いた時の2倍はかかるし、大根も近所のスーパーでついに300円超えました。生きるってお金がかかります、辛い。
焦る気持ちもありますが、支えになっているのはやはり経験です。
実は過去の転職時にも一度空白期間を設けたことがありました。その時のモチベの保ち方や気の持ちようはなんとなく覚えています。
もちろん、当時より年齢は重ねている分、次の転職ではスキルや経験で求められる面も増えるだろうな、大丈夫かなみたいなものはあります。
とはいえ不安になりすぎてもご飯がおいしくなくなるので、今までやってきたことを信じて、新たにインプットしたことも糧にしながら進んでいくしかないですね。
これからどうする?
いよいよここからです。転職活動をします。
空白期間が必要だった3つの理由のうち、1・3はすでに済み。
2のインプットは3の合間に細切れではありますが、今後も続けつつそろそろ動き出すには十分なやる気と英気を養わせてもらいました。
転職活動がんばろうという思いで深夜3時過ぎにnoteを書いている私のような人間もいるので、同じように不安で眠れない方も一緒にがんばりましょう。身体第一でいきましょう。
今後も転職の進捗や日々のことをつらつら書いていきますので、気が向いた時に読んでいただけたら嬉しいです。