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目前のストーブ。 霜焼け🐾の入学試験は ジゴクだった件

朝の空気が冷たくなると思い出すこと。

忘れもしない 高校入試の日。

今ここに 当時の受験票があります。
見ると 検査(受験)の日付は2月25日 
開始時間は8時50分。

この日の朝の最低気温は 神奈川県横浜市で朝6時の時点で  -0.1℃   北北西3.3(m/s) 

傘はさしていなかった記憶があるので、曇りか晴れだったのでしょう。
とても冷え込んでいました。

そして私の両足の小指から中指は、『霜焼しもやけ』で 真っ赤にモコモコになっていたのです。



ご存知ですか?霜焼しもやけ。

(詳しくは⇧をご覧ください)


遺伝…。母親から受け継がれた この霜焼け体質。
母親は手。私は足の指。見えない場所だから 人から大変さ・辛さが分かりにくい。そもそも 霜焼けになったことがない人には この地獄の痛痒いたがゆさが伝わらないのです。




さて 高校入試です。

この高校入試で なにを一番心配したか。
ソレは

「試験中 霜焼けの🐾あしかゆくなったらどうしよう〜」でした。

今思えば 早く皮膚科に行って 塗り薬と内服薬と痒み止め等を処方してもらえばよかったのに 昭和末期のその頃は そんな発想は全く持ち合わせていませんでした。

神に祈るのみ です。
「神様 どうか試験中 霜焼けが痒くなりませんよ〜に…。」

祈られた 神様はビックリでしょう。
受験生から合格祈願ではなく 痒み止め願いです。
(すみません神様 今なら素直に謝れる気がします
妙なお願いごとで ごめんなさい。)

当日試験会場の教室に入ると 私の席は 廊下から数えて左側に 2列目の最前列。
目の前には巨大な石油ストーブが 既にガンガンと焚かれています。
(気分は昇天しそうです)

こんなにポカポカ・ホワホワに朝から温められたら 一気に🐾の霜焼け達が お祭り騒ぎをおっぱじめて 痒くなるじゃないですか ! どうしたの神様!  席が最悪な場所なんですけど 聞いてますか⁈

私の心の叫びも虚しく 淡々と試験は開始。
順調に血液は循環を良くしていき 痒みも 絶好調。
上履きの上から痒くなった🐾の指は かけません。
でも 回答用紙は 書かないと… 痒い〜 イライラ💢

ではどうするか。それは もう片方の足で踏みつけるのです。

皆さんも やってみましょう。

右🐾の小指〜中指辺りを左🐾のかかとでグリグリと踏む。暫くしたら 逆に左🐾の子指〜中指辺りを右🐾の踵でグリグリと踏む。暫くしたら右🐾の小指〜中指辺りを左🐾の踵でグリグリと踏む。

コレを試験中にずっとエンドレスです。腹筋が結構疲れます。試験中の不審な動きを抑えるため足先に集中しすぎて 何も考えられなくなっていきます。

更にコッチは顔まで真っ赤で、上着も脱いで腕まくりまでして暑いと言っているのに 窓側の受験生は   「 寒いので  もっとストーブ 強くしてもらえませんかぁ?」とか言ってて 速攻で席を代わって差し上げたかったけれど それは認められないそうで お弁当の時間を挟んで午後までかかった試験問題は殆ど覚えていなかったから 帰宅してからの自己採点なんて なんにもできなかった 高校入試当日でした。


結果は合格だし 霜焼けは急に20歳で綺麗にできなく
なったし でも結婚して強烈に寒いアパートに住んだ年に1度だけぶり返してビックリしたけど 今はもうできないから 人生の良い思い出ってことで   神様にはちゃんと合格の御礼をしにいかなくちゃ と思いました。