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まちを開拓する楽しさ

 2024年の夏、9月17日から19日にかけてゼミ合宿を行った。私にとって初めてのゼミ合宿!🔥そして初めて訪れる土地、静岡焼津!✨
今回の合宿では焼津駅前商店街をフィールドワークし、地元の方々にインタビューして感じたことをラジオという媒体を通して発信するという、「ラジオ・エスノグラフィー」に挑戦した。ラジオ番組のコンセプトは、「よそ者が見る」「まちとコミュニケーション」「まちに還す」の3つである。

スケジュールを立てずに自由気ままに、気の向くままに歩く私たち。
まず最初に訪れたのは「ターントクルこども館」だ。

秘密基地みたいな空間が素敵✨️

1階には多くの本が置いてあり、このように子供が楽しんで過ごせるような工夫がなされている。併設されているカフェでゆったり食事を楽しんでいる親子の姿が印象的だった。こども館だからこそ周りの理解のある食事空間が成り立っていて素敵だった。2階、3階には木で作られた遊具がある。

次に訪れたのは「喫茶アルハ」だ。

無添加手作りジャムの看板に引かれてふらっと立ち寄ってみた。店に入ると素敵なご夫婦が出迎えてくださった。15~20種類のジャムが置いてあり、聞いたこと無かった名前の「ルバーブ」ジャムを購入✅

最後に訪れたのはドローン専門店。
東京でもドローン専門店はあまり見かけない。ドローンが沢山ある空間に目を輝かせていると、店主さんがドローンを飛ばすところを見せてくださった。


フィールドワークは2時間という短い時間だったが、様々なところを訪れ、様々な人との出会いがあった。東京から来たよそものである私たちを、まちの方は暖かく出迎えて話しかけてくださった。
私は旅行が好きだ。もちろん観光地に訪れて、見たことの無い景色を見て楽しむ旅行も好きだが、訪れた先に住む現地の人と会話をする旅行が好きで、それが旅行の1番の醍醐味だと思っている。そんな後者の旅行は観光地ではなかなか体験できない。
実を言うと、今回焼津というまちを訪れるまで、焼津がどのようなまちなのか詳しく知らなかった。しかし事前情報が無かったからこそ、「自分でまちを開拓する楽しさ」を感じることが出来たのだ。計画を立てずに赴くままに歩く時間。とても楽しかったし普段立ち寄らない場所にも訪れた新鮮な時間だった。
今回は「旅行=観光地」という概念を払拭して新しい概念を知れたゼミ合宿だったのかもしれない。

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