【⚖️パワハラ物語 episode:11】
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【パワハラ物語 episode:10】
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くる代
「あたしが言い出した事だから!あたしも(会話に)入るわ!!!」
えぬ・和泉・石田
「・・・・・!!」
くる代
「席替えは絶対するから!!もうダメだわ、こんな雰囲気!あんたいつまでえぬちゃんにおんぶにだっこなの!もう席替えするからその様に準備する事!」
石田
「まぁ、まだ入社したばかりですし…」
くる代
「そんな事ない!!!」
えぬ
「先程もお伝えしましたが、現状だとまだ一人で作業をしてもらう事は難しいです。席替えされると私や和泉さんが書類を持って行き来する回数が増えてしまいますし…」
くる代
「そんなのその時に考えればいい!!!!」
和泉
「なるべくスムーズに仕事を覚えたいので…計画的に進めたいんですけど…」
くる代
「そんな事言ってたらいつまでなの?!いつになったら1人で仕事するの?!!いつまでも甘えてられると思わないで!!!!!」
えぬ・和泉・石田
「・・・・・・・・」
くる代
「そういう事だから!!社長にも言っておくわ!!2ヶ月後に席替え出来る様に準備しておく事!!!!」
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🚪 バーーーン!!!!!
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と勢いよくドアを開けて退室していった。
さんざんなことを言われ、あまりの話の通じなさに私たち3人は唖然としていた。
その後3人でなるべく平和に進める方法を打ち合わせしたが、先ほどの「くる代理論」が頭をよぎりいい解決策が浮かばない…。
いったい、くる代はどれだけ爪痕を残したら気が済むのか…。
そしてくる代は何がそんなに気に入らないのか。
何度も突撃され、噛み合わない会話を繰り返され私たちは疲弊していった。
そしてぼそっと和泉が呟いた。
和泉
「もう、社内で解決ができなさそうなので…外部機関に頼りたいです…。」
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