ジャパンカップ2023
お世話になっております。
先週のマイルCSはソウルラッシュの複勝が的中しました。
3番人気で2.5倍もついたのは美味しかったです。
しかし、ガミってしまった為またも収支はマイナス。予想は当たるのですが、買い目がまだ下手くそです。
今週はガチガチ決着になりそうですが、しっかりと予想していきます。
それでは、予想の方に参りましょう。(イクイノックスは強すぎる為あまりコメントしません。)
◎1枠2番 イクイノックス
〇1枠1番 リバティアイランド
▲3枠5番 ドウデュース
△2枠3番 タイトルホルダー、8枠17番 スターズオンアース
☆5枠10番 ダノンベルーガ
本命は、1枠2番のイクイノックスです。
特に言うことはありませんが、前走GⅠ天皇賞(秋)でのレコード勝ちの反動が心配です。
最終追い切りも良さそうですが、映像の角度的にガシガシ押しているのか、それとも馬なりであるかがよく分からなかったので、前者であれば期待大ですが後者であれば調子があまり上がっていないのかな、と感じます。
木村調教師も笑顔の会見でしたから、間違いなく1着で駆け抜けることでしょう。良き引退レースになることを心から願っています。
対抗は、1枠1番のリバティアイランドです。
前走の秋華賞では、捲り展開が決まりスムーズに直線に入ることができたため、評価は可もなく不可もなくです。
今回と同舞台のオークスでは、ノーステッキでラスト2Fを加速ラップで刻み、スムーズに直線に入れることができたアドバンテージを考慮に入れても、非常に強い競馬をしていたと感じます。
オークス出走前に当初の目標は三冠ではなく、ジャパンカップである旨の取材記事を見たような気がしますが(調べても出てきませんでした><)、東京2400mはベストだと感じます。
最終追い切りは、ラスト1F11.0の異次元の脚を使っており、その他身体の使い方等も全馬の中で一番よく見えました。
パンサラッサとタイトルホルダーの両馬が、流れるペースを作ると考えられ、秋天と同じような競馬になることが予想されます。オークスでは6番手と比較的先行しましたが、無理をせずに、川田騎手にはこの馬らしさあふれる競馬をしていただきたいと思います。
単穴は、3枠5番のドウデュースです。
前走の秋天は、極端な差し有利の展開が、本来の競馬とは異なる4番手で先行策を取ったこの馬には向かず、8着に敗れはしたものの度外視が可能でしょう。
リバティアイランドのコメントでも同様に書きましたが、パンサラッサとタイトルホルダーの両馬が流れるペースを作ると考えられます。絶好の5番枠に入りましたが、何とか我慢をさせて、後方で脚を溜める競馬を戸崎騎手にはしていただきたいです。
「ドウデュースに2400mは長い。」、「マイル向きの馬体」などと言われていますが、友道調教師は「東京2400mもベスト」と話しており(※1)、逆襲の一撃を見せてくれることを大いに期待しています。
最終追い切りでは、末脚を使えるジュンブルースカイ(古馬2勝クラス)との併せ馬でも持ったまま楽々先着出来ており、ダービーや朝日杯、京都記念と同じポリトラックでの調教を行っています。陣営の本気度も伝わってきます。
しかし、秋天の方が状態は一段上のように見えること、目標はあくまで有馬記念であることを考慮して、3番手評価とさせていただきます。
連下は、2枠3番のタイトルホルダーと、8枠17番のスターズオンアースです。
タイトルホルダーについては、前走は復帰初戦のGⅡオールカマーでしたが、ルメール騎手騎乗の完璧な競馬をしたローシャムパークに対して僅差の2着と、内容は非常に良かったように感じます。
東京コースについて、皆様が懸念点を抱かれているように感じますが、私個人としてはそこまで問題がないように感じます。ダービーでは中団付近に構えていましたが、セントライト記念を挟んで菊花賞からは逃げ競馬を覚え、阪神の長い直線でも伸びていますから、パンサラッサの後ろにつけて2番手、もしくは自身で逃げる自分の競馬ができれば大丈夫でしょう。
1つ気になるのは、鞍上の横山和生騎手の最終追い切り後のコメントです。横山和騎手は「反応は鋭くなっていますが、もう一つはじけても、というのが正直なところあります」(※2)とコメントしており、おそらく本調子ではないと考えられます。
しっかりと当日を迎えて、最高のラストランを飾ってほしいところです。
スターズオンアースは、昨年のオークスを制覇したように、2400mはベストな距離だと思います。(前走がヴィクトリアマイルだったのはどうしてなのでしょうか…)
また、大外枠もこの馬にとっては非常にプラスでしょう。
秋天は残念ながら回避になってしまいましたが、本来はそこで狙うはずだった馬になります。
しかし、ここが落とし穴で、最終追い切りを見ても状態はあまり上がっていないように感じます。そもそも秋天→JC→有馬？というローテーションを組んでいたと考えられますから、いくら舞台適正◎でもぶっつけ本番で挑むのはなかなか厳しいかもしれません。
鞍上のビューイック騎手は英国の名手ですから、この馬の能力を最大限に引き出していただきたいところです。
穴は、5枠10番のダノンベルーガです。
非常に理想的な枠に入ったと思います。
前走の秋天では、あと一伸び足りず、4着に敗れてしまいました。
8月にGⅡ札幌記念(芝2000m)を使ったこともあり、おそらく秋天メイチでローテーションを組んでいたと考えられます。
しかし、調教も非常によく、堀調教師も「適性が2000メートルより長めの距離へスライドしているようなので、前走より条件は好転。うまく対応できれば」(※3)、「追い切りに乗ったモレイラ騎手も感触はよかった」(※4)とコメントしており、非常に期待できそうです。
昨年のダービー、JCと東京2400mでは着内に入ることができていませんが、GⅠ未勝利組の中では一番チャンスがある馬だと考えます。モレイラ騎手の継続騎乗となる点もプラスに働きそうですね。
買い目の発表です。
今回は、2,3着狙いでワイドを買おうと思います。
〇▲△☆の5頭から、資金配分して2000円、引退濃厚な馬の馬券を含めて2400円で勝負します！
おそらく今年一のレースであり、引退が濃厚な馬も数頭出走することが決まっています。
どうか全人馬無事に走り切りましょう！
〈参考文献〉
※1 日刊スポーツ『【ジャパンＣ】ドウデュース持ったまま66秒３「東京二四もベスト」ダービー馬の意地見せる』(2023年11月25日最終閲覧)
〈https://www.nikkansports.com/keiba/news/202311230000052.html〉
※2 中日スポーツ『【ジャパンC】タイトルホルダー、独特のパワフルな走りが戻ってきても主戦・横山和は貪欲「もう一つはじけてもというのが正直なところ」』(2023年11月25日最終閲覧)
〈https://www.chunichi.co.jp/article/811159?rct=horse〉
※3 日刊スポーツ『【ジャパンＣ】ダノンベルーガ距離延長で初G1だ、堀師「うまく対応できれば」』(2023年11月25日最終閲覧)
〈https://www.nikkansports.com/keiba/news/202311250001038.html〉
※4 日刊スポーツ『【ジャパンＣ】ダノンベルーガ上昇気配示す、堀師「ここへきて上がってきて力を出せる状態」』(2023年11月25日最終閲覧)
〈https://www.nikkansports.com/keiba/news/202311240000719.html〉