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最高のリーダーへ、あーりーがとう。
最後まであーりーらしかった。
みんなで、楽しんで、笑顔で。
そんな気遣いが随所にちりばめられていた。
以下、「Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル」ライブビューイングを見た記録。
1.新たな伝説をつくったスピーチ
タイトな純白のドレスで現れ、ソロ曲を披露するあーりー。
女神だ、と自然と思うほどに美しかった。
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ソロ曲を終えた後、マイクスタンドの前に立って、
「順番間違えた。卒業に不慣れなもので。」
と会場を笑わせる。
「らしくないけど、手紙を書いてきました」と笑って、
2枚の便箋を読み始めた。
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大坂の研修生から東京に通うことになり、よく迷子になったこと。
迷ったときにたくさんの人が導いてくれたこと。
つんく♂さんが作った曲のおかげで強くなれたこと。
同期のお姉さん4人に囲まれてのびのび育ったこと。
頼もしい後輩たちのこと。
コンプレックスだった笑顔が武器になったこと。
ツアータイトルに込めた思い。
Juice=Juiceのグループ名、「あかり」の名前の由来から湧き上がる思い。
時に涙が頬を伝いながら、時に言葉に詰まったり噛んだりしながら、
最後は「あーりーがとう」と笑顔を見せた。
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笑顔と共に裏返された便箋に書かれていたのは、
でかでかと「あーりーがとう♡」の文字だけ。
2枚目は白紙だった。
どこかぽやぽやしていた最年少。
それが、こんなにも立派にリーダー、アイドルとして有終の美を飾った。
こんなにも1つ1つの言葉を大切にする人だったのかと少し驚いたくらい、
愛に溢れたスピーチだった。
スピーチの後、「緊張した、ありがとうございましたっ!」とおどけた声で去っていくのまで、なんだかあーりーらしいなと思う。
ステージにいるときは、明るく、楽しく。しんみりしないように。
型にはまらず、自由で。
卒コンだけれど、メンバーカラーではなくみんなと同じ白い衣装で終えるところも、
アンコールと挨拶の後みんな出てきて撮影会が始まるところまで、
あーりーの率いるJuice=Juiceだった。
2.運命、必然の出会い
人は、必要な時に必要な人と出会う。運命のようで素敵だ。
と話していたあーりー。
私もそう思う。
私がJuice=Juiceを知ったのはちょうど1年前の今頃だ。
数多のアーティストの中でJuice=Juiceに出会えた。
あーりーに会いたかったから、人生初めてコンサートに行った。
あーりーの卒業を見届けたかったから、卒コンのライブビューイングに行った。
オリメンが大好きで今のJuice=Juiceが好きになれるか、
あーりーが卒業したらどうしたらいいか、不安だった私。
そんな私に、今のJuice=Juiceも、これからのJuice=Juiceも最高だと見せてくれたメンバーたち。
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あーりーがここに連れてきてくれた。
あーりーがこんなに愛しているグループだからきっと大丈夫だと思えた。
あーりーのたっぷりの愛情を受け取った後輩たちはのびのびとしていて、
かつとても頼もしかった。
3.あーりーの愛
あーりーの愛は、メンバーに対してだけではなかった。
今日公演を見にくるまで、仕事を抱え込んでいたり嫌なことがあったり。
でも帰り道、無性に「もっと自分を大切にしよう」という気持ちでいっぱいになった。
きっと、あーりーが愛をくれたから。
あーりーの、
伸びやかな歌声が好き。
洗練された、しなやかなダンスが好き。
Juice=Juice Familyが楽しめるようなユーモアに溢れたトークが好き。
メンバーがのびのびとできるような気遣い、包み込むような愛情が好き。
衣装も、
セットリストも、
パフォーマンスも、
メンバーとのアイコンタクトも、
1つ1つの言葉も、
サプライズでメンバーへ渡されたあーりー手作りの指輪も。
全てが「植村あかり」という人の大きな愛に包まれた空間だった。
最後にスクリーンに映し出されたのは、
手書きの「キラキラの明日からも応援しています」の文字。
応援してください、ではなく、
応援しています。
どこまでも、最後の最後まで、あーりーらしかった。
私からも、精一杯の愛を込めて。
あーりーがとう!
2024年6月15日
みっくすじゅーす
♡本記事を読んでくれた皆さまへ、こちらも読んでくれると嬉しい。
あーりーの人となり、グループへの思いが伝わると思う。
タイトル画像出典
:スポニチ写真映像部(https://x.com/Sponichi_Photo/status/1801610054933876769)