ボカロと韓流
今年に入って出会ったものの中で、自分として凄く意外だったのはボカロ曲と韓流アイドル。
両方とも自分とは無関係だと思っていた。
ボカロは、ウォルピスカーターさんが歌う「天ノ弱」から知った。
164さん作で2011年に発表された曲らしいが、全く古さを感じない。エレキギターとドラムがカッコ良くて、メチャクチャ速くて音を取るのが難しかったりするけど、心惹かれてしまった。
ウォルピスさんは高音系男子(って分野自体知らなかった😅)で、YouTubeの「歌ってみた」でこの曲を披露していて、歌い始めの頃と9年後の歌唱が全くの別人で感動した(性別も変わってますか⁈ってレベル)。
アニメに出て来る、ちょっと強気な女の子みたいなキャラクターが声だけで確立出来ていて本当に凄い。
当初顔出ししていなかったから、余計良かった。顔出ししたらお笑いのタッチみたいな感じの人で、いかにもオタク系で、でもだからこそのあの完成度なのだろうと妙に納得。出来ればミステリアスなままで居て欲しかったけれども…(ウォルピスさん、ごめんなさい🙏)
彼の歌う曲でもう一つ好きなのは「晴天前夜」。息づかいまで芸術的に素晴らしくて、作品の世界観の作り込みが半端ない!
男性だからこそ拾える、女子のこういうところに萌えるんだろうなぁ…というちょっとしたニュアンス。それを事細かに表現していて技炸裂で勉強になります📖
ボカロの曲って色んな人がカバーしてるけど、この曲はこの人じゃなきゃ!ってのがあったり、全く逆のアレンジで成功してる人とか居て面白い。
PAREDさんという、高橋一生似の男の子が歌うピアノと低音の、ゆっくりバージョンの「天ノ弱」もヴォーカルの個性に合っていてとても良い。メチャクチャカッコいい!(セリフのところは正直どうなの?って思うけど…)
だけどやっぱり「天ノ弱」は、パワー全開で気持ち良くアップテンポで歌っている人のものがいい。
虹色侍ずまさんと、現役女子高生が歌ってるやつ。どちらも地声のままでアッサリいけちゃってる感じがいい。女子高生は小技なんか使わなくても、まんま女の子だからだからこそのウォルピスさんの工夫が光って😢
韓流の方はもう何から何までレベルが高くて(歌、ダンス、ルックス、言語←何ヶ国語も操っているところ)、本当に感動🥺やっぱり自然と世界に向かっちゃうよね〜って感じだ。
だけど規模に関係なく、それが良い!って言ってくれる人達の中で支持されれば、そこにまた別の素敵な世界が拡がっているって知れて、色んな在り方があっていいと教えてくれたアーティストさん達の作品それぞれに開眼させられた。
この曲はこの人の声じゃなきゃ!って作品って必ずある。
歌って、正しく歌えればいいってもんじゃないのが面白い。正確でもつまんなく聴こえたりするし。
尾崎豊とか橘いずみ(←この方も最近知った)とか、メッセージ性の強い演説みたいな歌とかもあるし…
ラップみたいに言葉というより音を遊ぶ感じのとか。
言葉と音がくっつくだけで途端に面白くなる。
今一番興味津々な分野。