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仕事の本質的価値って?
1.ありがとうございました!本日のCanvaセミナーのお礼
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本日、授業てらす企画「❝キャンバる❞ホリデー Canvaビギナーズ講座 #01 Hop編」を行いました。
初の講師役という大役に翻弄している姿に我慢しながら(笑)参加頂いた40名の先生方、ありがとうございました。みなさんのCanva体験、グループでの意見交換を見聞きさせて頂き、色々勉強になりました。
次回は、来年1月に開催予定です。また、講座やCanvaの使い方等、関連の投稿をこのnoteでもしていきます。よろしかったら読んで下さい。
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2.仕事の本質的価値〜「ベンツ」の価値から考える〜
教員13年目。ミドルリーダー的な立場になってきて、様々な研修受講や自己研修のための読書を日課にするようになりました。
校内研修で組織として指導力の向上を図る。一般企業と同じようにどこを顧客としてみて、どのような価値やサービスを提供するか。色々考えることがあります。
ここ数ヶ月その考えを深めたく、学校組織やマネジメントのあり方について勉強しています。アウトプットできたらと思います。
ひとつ一つの仕事に意味を見出し、組織として動く場合、やはり顧客はどこなのか、その仕事にどんな本質的価値があるかを考えて顧客に与える必要があります。
上司や主任が、部下にただただ「これをやっといて」と押し付けるような仕事、校内研修でも研究主任が「これでいきましょう」とただ出してくるだけ、そのような形になると、仕事を与えられた側はやらされ仕事になってしまうのです。価値を見出せません。
【教師の仕事】の本質的な価値って、みなさんなんだと思いますか?
研修という時間に求めるべき価値は?そう考えるとかなり難しいですよね。もしドラの元ネタ、P.F.ドラッカーさんは、著書「マネジメント」でこうおっしゃっています。
「仕事の価値を言語化するのは、簡単なようで非常に難しい。もし簡単に思いつくものがあるとすれば、それはだいたい間違っている。」
本質的な価値、考えるとかなり難しいことですが、こんな例を出してみます。
高級車として知られるベンツ。このベンツを求める客は、何をこの商品に求めているか分かりますか?
私の主観も入るかもしれませんが、単に車好きである人がベンツを買っている、そうは考えません。ベンツを買い求める客って、もちろん車は好きでしょうが、
「高級車に乗っていると思われたい」
この視点があるはずです。
つまり、高級車を持っているという、金持ち「ステータス」を求めて買っていると思います。ベンツは車ですから、価値は、普通に考えたら【輸送手段】の車としての価値かもしれません。
ただ、先ほどのように本質的に考えていくと、ベンツが提供する本質的な価値は「お金持ちとしてのステータス」のある車だと思います。
おそらく、このレベルまでくる、ステータスを求めにくるお客さんであれば、1000万円より2000万円、より高いベンツを買い求める。顧客のことをしっかり掴んで、メルセデス社が求められる仕事の本質的価値から商品を考えると、例えばガルウイングなんかが余計についた(好きな方いたらすみません^^;)めちゃめちゃ高い車を開発した方が喜ばれるわけです。
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さらにつまり。メルセデスベンツ社のライバルは、実は日産やトヨタという他の車の企業ではありません。金持ちステータスとしてのダイヤやコート、タワマンを提供する企業なのかもしれません。
このベンツの価値や、そこから考える「プレミアムとラグジュアリーの違い」に関しては、こちらのnote記事にまとめました。上の例えが面白い!と思った方はぜひ。
長くなりました。つまりこの記事で何が言いたいか。
教師の仕事、と全般に考えてその本質的な価値は何かぜひ考えましょう。
さらに、一つ一つの日々の業務、たとえばエクセルでデータを作るだけ、コピーを取るだけかもしれないけど、その仕事にどんな本質的な価値があり、顧客である児童生徒や保護者にむけどんなサービスとして提供することにつながっているのかを考えることで、それがやらされ仕事ではなくなるということです。
価値を見出せない、児童のためにならない仕事だとしたら、それは思い切って削減できないかを考える必要があると思います。
記事を読んで「教師の仕事の本質的な価値」、日々の仕事がどんな価値・サービスを提供しているか、教師の仕事で考えるべき顧客とは誰なのか。考えて思うことがありましたらコメント・ご意見頂けたら幸いです。
ドラッカーの「マネジメント」は現在読んで勉強中です。組織やマネジメントについて考えたこと、またアウトプットできる機会を作れたらな、と思います。
本日もお読み頂き、ありがとうございました♪
コスタリカ戦観戦中。ホンダさんの解説に興奮しながらよう先生がお届けしました。