ストリップ劇場初訪問レポ

 オッス!オラ十五円!アダルトコンテンツ大好きバイセク女性だよ。スト劇ファンのお友達(勝手に認定)のアツいお勧めと、元々興味があったのもあり、地方から大阪の東洋ショー劇場まで足を運んで参りました。

 天満駅を出て歩く事五分。業務スーパーの入る建物の三階にあるという劇場。青地に白の看板に誘われ、側方の入り口へ。想像していたより怪しい感じはなく、別記事執筆予定のアポロワンビルより全然入りやすい。18歳未満立入禁止の看板が無かったら小規模な映画館かな?と思うような出立でした。階段を上がり、三階へ。壁には踊り子さんの紹介写真が貼られ、これからこんな綺麗なお姉さんのパフォーマンスと裸体が拝めるのか…と期待が膨らみます。

 三階に上がるとアクリル板で仕切られた受付の中にお姉さんがおり、「入場券こちらです」と柔らかい感じで券売機の場所を教えてくれました。入場券を受付のお姉さんに渡すと(この受付の人の事を界隈ではテケツと呼ぶらしい)、500円分の引換券を渡してくれました。写真撮影や、ドリンクなどに使えるとの事でした。ショーの途中に出入りしても大丈夫ですか?とお姉さんに聞くと、いいですよ、とにこやかに返してくれ、ホッとしました。

 1回目のショーの終わり頃に来たので、場内写真撮影タイムの列がホールの外まで伸びていました。皆静かに順番を守って整然と行動されているのが何となくわかったので、それを乱さないようにホールへ侵入し、壁際から写真撮影の様子を伺います。ステージの両脇に踊り子さんが二人、全裸で写真撮影に応じておられました。踊り子さんは二人とも筋肉のついた細長い美しい体型で、私はバッキバキの腹筋から目が離せませんでした。

 その後1回目のフィナーレを鑑賞し、ステージ清掃、入れ替えに。列並びのタイミングが掴めず遅れて入ると、回転盆に近い二列目の席に座りました。男性客は私の隣を1席空けて座り、パーソナルスペースを確保してくれました。治安の良さを感じる。席を離れる際は皆ハンカチやタオルを席に敷いて場所取りをしており、男性も女性もファサ…とハンカチを広げて椅子に乗せるしぐさが優雅でありました。ドアを開け閉めする時の風に乗って、実母の脇の臭いと同じ香りが漂ってきて懐かしい気持ちになりました。開演までステージや他のお客さんを観察。20人くらいいるのでしょうか。スーツを着たおじさん、重心が斜めに傾いたおじいさん、メガネをかけた若い男性…男性の年齢層は広めですが、中年以上の方が多い印象。三、四人女性もおられました。

 開演時間になるとホールのライトが消え、真っ暗に。トップバッターはアイドル的な雰囲気がウリの月形はるひさん。袴に刀といった男性的な衣装で前半のダンスが始まりました。剣の使い方はよく分からんのでコメントが難しいですが、斬り合いの激しい動き、その後おそらく負傷して行き倒れるまでのストーリーが読める踊りだった。かわいらしいルックスの月形さんが袴着て刀を持って戦った後負ける、この後に待つのは無論陵辱ですねわかります。お着替えタイムの後、最初履いていた袴がボロボロになったような腰巻きと、薄い羽織で回転盆に現れる月形さん。やはりそうか。これからの脱ぎに期待と股間が高まる。床を這うようなダンスで、先ほどの激しい戦いを表現したものとは違い、艶かしい動きで脱ぐ、と見せかけて脱がない、薄い羽織から透けるむちっとした肢体、チラ見するおまんこに、初ストリップの私は餌を待つ雛鳥のようにポカンと口を開けてプライベートゾーンを目で追うしかできなくなりました。そして、月形さんがご開帳ポーズを決めると、会場から拍手が👏👏👏大きく開かれた脚の間から僅かな時間だけ拝めるおまんこは、白く、毛が薄く、小陰唇が控えめに顔を覗かせており、大変美しい造形でありました。私は目を閉じて合掌したい気持ちを抑え、他の男性客と同じように、ご開帳されたご本尊を1秒でも長く目に焼きつけることに努めました。演目が終わると、踊り子さんが丈の短い服を着て、ステージの上からおまんこを見せてくれるオープンショーなるものがはじまります。踊り子さんによって片足をあげてご開帳、バックでご開帳などスタイルは異なりますが、ここでは常識の範囲内でおまんこに顔を近づけてじっくり見ても許されるようでした(うらやましい)。私は最前列に座らなかった事を激しく後悔しました。ここで踊り子さんに千円札を渡すことができるらしく、推しができたら次来た時に渡そうと決意しました。

 2番目の踊り子さんは倖田李梨さん。花魁のような妖艶なコスチュームて登場。手前に大きな布がかかっており、そこに投影される倖田さんの拡大された影が揺らめき、えっちな感じ。服を脱いでちょっと身軽になると前半のゆったりとした演目から、軽快なヒップホップ(多分)系のダンスへ移行。めちゃくちゃ上手くてびっくりしました。ストリップはただ裸体を見せるだけが目的ではなく、ダンスを主とする自己表現の一種であるということを確信する十五円。紅い着物に黒い帯を前でリボンのように締めておられたのがカワイイ。ベッドショーでも鍛え上げられた肉体から繰り出すしなやかなダンスを披露。一つ一つのポーズが印象的で美しい。私はこの回からスケッチブックにジェスチャードローイングの要領で印象的な線や体のパーツをスケッチしました。これを描こう!と思うと回転盆が回ってしまい、全身描ききれないのですが、コレスキ!となる線を出力するのは単純に楽しい。次は最前列でやりたいなと思いました。後でこの方の情報をググってみたのだが、私の実母と2歳差であられました。嘘やろ…。肉体を美しく保ち続ける努力に最大限の敬意を表します。

 3人目は川越ゆいさん。フリルたっぷりのかわいいドレスで登場。ポップでキュートな曲調に合わせて、猫のポーズや女の子らしいポーズを決める。元気な女の子!という印象で、実際のお人柄もギャップがありませんでした。アイドルのショーを見ているような感じ、かつポロリもあるわよ♡なえっちな目線も許してくれるおおらかさもあり、一番ストリップらしい演目だったように思います。オープンショーではたくさんの方に千円札をもらっていて、その受け取り方がおっぱいを寄せて谷間ではさむという…。なんだそれ!!ずるい!!私もやりたい!!となり、カバンの中の財布をまさぐったものの、まにあわず断念…。頂いた500円チケットは川越さんとの写真撮影に使わせて頂きました。「ストリップ初めて?私も2年ぶりでさ~。また絶対来てね!」と元気よく絡んでくださいました。写真撮影の際は川越さんが密着してくれて…薄い服を着た女性が…ち、近い…と緊張しまくってしまいました。拙者童貞(女性未経験)なので…。次は手で♡作ってもらおう。川越さんは大人気で、写真撮影の行列ができていました。他の人がどういった思いで川越さんを推しているのかはわからないのですが、私はスケベであることを許容してくれる明るく元気な女性像に惹かれました。性に抑圧的な日本の女性の中で、このキャラクターを貫けるのは凄い事だなと。この方も後でググったら、子育て中のお母さんらしく、経産婦であの腹の薄さはどういうことか…と産後の過酷なトレーニングを想像して思わず手を合わせてしまった。余談ですが私も未就学児を養育する身なので更に応援したい気持ちが強まりました。差し入れ、持っていこう♡

 4人目は鈴木千里さん。スレンダー美女との紹介の通り、長身で鼻の高い美しい女性でした。特に自分は少し顎を挙げて顔を傾けた時の顎のラインと前髪の下端のラインが平行になるポイントが好きです。黒のゆったりとしたパンツスタイルで登場した鈴木さんは、長い手足を生かし、しっとりとした音楽に合わせてしなやかに踊る。背が高いので長いお召し物が良く似合う。踊り子さんみんなそうだったのですが、つま先から指の先まで芯が入っているような演技をしてくれて、ポーズの一つ一つがそのまま絵になりそうな完成度で美しい。入場料の4500円が非常に安く感じました。すっかり一目ぼれした私は写真撮影タイムになると彼女のもとへ、おじさんに千円札を渡し、ピンとツーショット二枚お願いしました。「どんなポーズがいいですか?」「エット…」「急に言われてもわかんないよね」と初心者ムーヴを決めてしまい、好きなポーズを考えておくのも大事だなという学びを得ました。女性人気が高い方のようで、来られた女性客のほとんどは鈴木さんの撮影に並んでおられました。

 5人目は豊田愛菜さん。スローテンポなバラードに乗せて、ゆったりとした動きで踊られておりました。この方は静止のポーズが美しく。バレエ全然わからないんですが、なんとなくバレエを彷彿とさせる立ち姿で、心得がある方なのかなと勝手に思いました。豊田さんのダンスは恋する乙女のようで、はかない感じもあるのにおおらかで包み込むような温かさもあり、ポーズや表情でそれらを表現するのがものすごく上手でした。マニッシュな服装で再登場後の脱ぎも最高でした。おっぱいが大きいな♡と思って拝見させて頂いたのですが、スケッチを見返すと尻と脚ばっかり描いていました。お尻大好き!
 フィナーレはお揃いの黒いドレスで全員がステージへ。この時、月形さんが白いウィッグをかぶっておられたのが好みドストライクで刺さって抜けず、そちらばかり見てしまいました。フィナーレが終わった後、踊り子さん5人の写真が貰えるゲームがあり、せっかくなのでルール全然わからなかったけどキャッチボールに参加しました。幸運にも月形さんの投げて下さったボールをキャッチでき、限定写真を手渡していただけました。並び方がわからず戸惑っていると、スーツ着た紳士がここに並ぶんですよと教えてくれ、他のお客さんにもどうぞどうぞされて先頭に…民度高いですな。客席近いなと思いましたが、手渡しの距離は更に近く、顔かわいい…太ももむちむち…と感慨深く見上げておりました。
 フィナーレ後、受付でポラを受け取り、次の予定に向けて東洋ショー劇場を後にしました。建物から出てくるときに通行人にギョッとされるかな…とワクワクしながら階段を下りましたが、全然そんな事なかったです。

 以上、感想と言いますか、東洋ショー発スト劇鑑賞レポートでした。
 自分は8割くらい女の子の裸が見たい!!!という気持ちで行きましたが、その下心を圧倒するダンスのすばらしさ、完成された肉体美、良マナーお客さんによる維持された治安の居心地の良さ、布教したくなる気持ちがわかりました!時間ができたらまた行きたいと思います!最後まで読んでくださってありがとうございました。

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