欲張りが招いた損失

人間は欲の塊です。
目の前に少しでも美味しい話や物があると目移りしてしまいます。

今回はそんな欲が招いた失態を共有たいと思います。

僕はある日、ジャグラーの月一イベントで行きつけのホールの朝一稼働をしていた。

角から2番目の台に座り、順調にボーナスを重ね、お昼の地点で2000枚に到達。

周りを見渡しても一番台で「今日はもろた」と心の中では思ってた。

しかし、朝から少し回されて空き台だった角台が、お昼過ぎから吹き出した。

夕方になると、僕の台は3000枚に到達後、グダグタしていたが、データはよく合算も110程度。

角台は凄い勢いで3000枚に到達し、合算は100を切っていた。

そんな角台が連チャンを見切ったかのように空き台になった。

すぐに台をキープした。

合算は100を切っている。

欲しかなかった当時の僕は、「少しでも勝ちたい」と強く思っていた。

3000枚到達後にグダグタしていた自分の台に不安になり、角台は勢い良く出ていた。

データも僕の台より良さそうだ。

二台並んで高設定はないと考えた結果、悩みながらも僕は角台に移動した。

しかしこの移動が全てを狂わせた。

移動後、流れが変わったかのような調整のハマりが入りメダルがどんどん吸い込まれていく…

打っていた台はぐだぐだのハマりを乗り越えて元気を取り戻す…

冷や汗の中、移動したことに後悔し、勝っていたにもかかわらず負けた気分で祈りながら打っていた。

結局移動した台は勢いを取り戻さないまま閉店を迎え、
結果メダルを減らし、1500枚で稼働を終えた。

僕の打っていた台は移動後から勢いを取り戻し、5000枚到達して閉店を迎えた。

この時に一つ学んだ事がある。

『自分の台に可能性がある段階では、例え良い台が空いても絶対に移動しないこと』

移動するのが正解な場面もあると思うが、移動が間違いであった時の後悔が半端ない。

移動は完全に根拠がなくなった地点でする。

そう誓った価値のある稼働でした。

この時から8年が経ちますが、目先の利益を追いかけることは今でもなくなりました。

本当に人間は欲の塊です。

不安要素や実体験で良い思いをしていると冷静な判断が出来なくなります。

そうならないためにも、あらかじめ自分ルールを作るなどして、どんな場面に陥っても冷静な判断ができるように準備しておく必要があります。

皆さんも後悔のない稼働をしてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。